数年前に虫林師匠から白山の界隈で昔ゲンジスミレが咲いていたが、たぶんもう無くなっているだろうという話を聞いたことがあった。そこのゲンジスミレは低山だけに開花が早く、山梨県では一番早く咲き出すという話も伺った。果たしてまだ残っているものかどうか?例年ならば4月に入ったこの季節ではもう遅いはずだが、気温が上がらずに花の開花が遅れている今年ならばひょっとしたらまだ見られるかも知れない。正確な場所は聞いていないがあっちの方向ということだけは聞いていたので、あったら超ラッキー、チャレンジのつもりで探しに出かけてみた。
歩き始めた頃は青空だったが次第に雲行きが怪しくなってきた。
気の早いジュウニヒトエが咲いている。
ホタルカズラも数輪咲いていた。
まだ咲き始めたばかりの赤紫色のホタルカズラ
イカリソウもちらほらと咲き始めている。
センボンヤリ
花開いたセンボンヤリ。
キランソウが少しだけ。
タチツボスミレほどでは無いが、ニオイタチツボスミレも結構な数があった。
花がふっくらとして見えたので何だかわからなかったが、良く見ればアカネスミレ(だろう)。
ヒメウズは風に揺られて首を振り、とうとう止まってくれなかった。
いくつにも分かれている遊歩道をかれこれ2時間近く歩いているが目的のゲンジスミレは見つからない。そして遂に、ポツポツと雨が降り出してしまった。傘もカッパも持って来ていない。頂上付近を通る広い道を短絡して細い道を早歩きに歩いていると・・・薄ピンク色のスミレの花・・・近付いて良く見れば目的のゲンジスミレだった。晴れていたらこの道を通ることは無かっただろう。恵みの雨、山の神様のお導き・・・思わずやった!と叫んでしまった。
小さな薄ピンク色のスミレ。
居ました、ゲンジスミレ。こんな近場の山で見ることが出来るとは、驚きと感動。
見つけた花は3輪、葉っぱを含めて5株ほど。
雨脚が少し強くなってきたが、このゲンジスミレだけはきっちりと撮影せずにはいられない。三脚を取り出してレンズに付いた水滴を拭き取りながら心行くまで撮らせてもらった。少しばかり服が雨に濡れたが、そんなことはもうどうでも良くなっていた。この山でこのスミレが咲き残っていてくれたことがたまらなく嬉しかった。
これからもたくさん咲いてください。
歩き始めた頃は青空だったが次第に雲行きが怪しくなってきた。
気の早いジュウニヒトエが咲いている。
ホタルカズラも数輪咲いていた。
まだ咲き始めたばかりの赤紫色のホタルカズラ
イカリソウもちらほらと咲き始めている。
センボンヤリ
花開いたセンボンヤリ。
キランソウが少しだけ。
タチツボスミレほどでは無いが、ニオイタチツボスミレも結構な数があった。
花がふっくらとして見えたので何だかわからなかったが、良く見ればアカネスミレ(だろう)。
ヒメウズは風に揺られて首を振り、とうとう止まってくれなかった。
いくつにも分かれている遊歩道をかれこれ2時間近く歩いているが目的のゲンジスミレは見つからない。そして遂に、ポツポツと雨が降り出してしまった。傘もカッパも持って来ていない。頂上付近を通る広い道を短絡して細い道を早歩きに歩いていると・・・薄ピンク色のスミレの花・・・近付いて良く見れば目的のゲンジスミレだった。晴れていたらこの道を通ることは無かっただろう。恵みの雨、山の神様のお導き・・・思わずやった!と叫んでしまった。
小さな薄ピンク色のスミレ。
居ました、ゲンジスミレ。こんな近場の山で見ることが出来るとは、驚きと感動。
見つけた花は3輪、葉っぱを含めて5株ほど。
雨脚が少し強くなってきたが、このゲンジスミレだけはきっちりと撮影せずにはいられない。三脚を取り出してレンズに付いた水滴を拭き取りながら心行くまで撮らせてもらった。少しばかり服が雨に濡れたが、そんなことはもうどうでも良くなっていた。この山でこのスミレが咲き残っていてくれたことがたまらなく嬉しかった。
これからもたくさん咲いてください。