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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

まだ蕾のベニカヤラン 富士山麓  平成29年4月15日

2017年04月16日 | 花・花・花
 昨年の今頃は満開を迎えていたベニカヤラン。何度か撮影に出かけたが満足に撮影出来たものは無かった。600㎜望遠を使うと現在のカメラシステムでは撮影時にブレが生じてしまうことに難点があった。そこで今回は三脚2本を使用してレンズを固定する新しい手技を試してみた。


    ベニカヤランが着生した木。300㎜望遠。


    600㎜望遠。ブレているように見える。


    600㎜、三脚2本でレンズを固定。さほどブレていないはずなのだが、どこにもピントが合っていないように見える。

 おそらく、このブレているように見えるのはカメラ側のブレでは無くて風で揺れる木にあるのだろうと考えられる。画像が荒くなるのを覚悟でIso感度を上げるか、高価な明るいレンズを購入するか・・・今のところ新レンズを購入するほど入れ込んでは居ないし、金銭的余裕も無い。


    位置を変えて日が当たるところでシャッタースピードを早めに切る。


    トリーミング画像。これくらい撮れていれば上出来。ベニカヤランはまだ蕾だ。


    少しだけ開き始めたものもある。

 開花はあと1~2週間先になりそうだ。撮影システムをもう少し考えてみたい。 
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剣ヶ峰から昇る多重分割ダイヤモンド富士「ティアラ」 小田貫湿原  平成29年4月14日

2017年04月16日 | 番外編
 一晩中空が晴れ渡ったこの季節にしては珍しい好天だったが、朝霧高原からの彗星の撮影は不満足に終わった。朝霧高原で車中泊した目的は前夜の月、未明の彗星、そしてもうひとつ狙っていたものがあった。星の明かりが朝の空に消える頃、小田貫湿原に移動する。

 駐車場に車を止め、GPSに登録しておいた場所に三脚とカメラを担いで移動する。狙ったポジションは川沿いの土手の斜面で三脚が安定せず、平らな場所で最も座標点に近い場所にセットする。ところが、エクステンダーを車に置き忘れてきたことに気付き、取りに戻ってカメラをセットし終えたのはダイヤ10分前になってしまう。久しぶりの剣ヶ峰ダイヤモンド富士、うまく撮れますかどうか?


    ダイヤ前の影富士。200㎜レンズ。


    始まりました。まずは1つ目。


    2つ目+α


    真ん中に小さく3つ目


    さらに多重分割?

 これを600㎜望遠で捉えた画像だと、なかなか面白い画像が撮れていた。


    2分割+α


    5分割+α


    6分割+α


    もうこれは多重分割ダイヤモンド富士「ティアラ」と言って良いと思う。


    ようやく撮影に成功したティアラ。

 しいて言えばあと1歩右寄りで良かったかも知れない。さらに、富士山との距離をもう少し近くすれば、左右の大きな光がもう少し小さくなってもっと均等に分割できたかも知れない。しかし、おおむねこの方角での太陽と剣ヶ峰の大きさがこの界隈でマッチングしてくれるようだ。とりあえずは撮影成功、ということにしたい。
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