甲府市武田通りの桜は散り始め、自宅がある積翠寺の桜も散り始めている。桜の開花とほぼ時期を同じくして咲く思親山や篠井山のカイコバイモももう満開を過ぎている頃なのではないだろうか。先週は篠井山のカイコバイモ探索を行ったが奥山温泉側の正規ルート上では発見できなかった。今回は確実にカイコバイモに出会えるであろう思親山を訪れてみる。

登山口のマメザクラが満開

キクザキイチゲはまだ咲き始めたばかりだった。

カタクリもちらほらと咲いている。

ナガバノスミレサイシン

この山に咲くナガバノスミレサイシンはピンク色をしていて、一見アケボノスミレかヒナスミレのように見える。

カギガタアオイの花がまだ残っている。

カギガタアオイの葉。根元近くにまだ折れ曲がって展開していない新しい葉が出ている。

ヒノキ林に差し込む春の日差し。まだ林床には草が生えてきていない。

山頂到着。途中で一緒になった三重県から来られた方としばし花談義する。

山頂のマメザクラ。富士山は雲に隠れていて姿が見えない。
山頂から林道に降りるルートは植林帯の保護ネットが設置されたためにルートが変わり、以前に比べると倒木が多い荒れたルートとなってしまっている。あまり歩く人も居ないようである。

林の中にヤマシャクヤクが生えていた。蕾が付いている。

一株だけカイコバイモ。周辺を探したが見つからず。

林道脇に咲いていたヒメカンスゲ

たくさん生えている。

ヤマルリソウ

ニッコウネコノメソウにも多く出会った。
さて、目的のカイコバイモは満開から少し痛み始めていた頃だったが、まだ十分に見ることが出来た。

満開のカイコバイモ

可愛らしい花

こちらはまだ蕾

初めて見る白花にも出会った。三重県から来られた方が発見して教えてくれた。
思親山のカイコバイモは有名になって多くの観察者が訪れているようで、だいぶ踏み跡が目立つようになってきている。踏み荒らしもあるのだろうが、それ以上に心配なのが下草が減って山肌の乾燥化が目立ってきていることである。他の山でも多く見られている変化であるが、シカの食害と気象の変化により斜面の乾燥化が起こっている。カイコバイモを含めて植物が生育しにくい状態になっており、個体数がだいぶ減ってしまっていて、今後が心配である。

隠れていた富士山が午後の帰るころになって姿を現した。

登山口のマメザクラが満開

キクザキイチゲはまだ咲き始めたばかりだった。

カタクリもちらほらと咲いている。

ナガバノスミレサイシン

この山に咲くナガバノスミレサイシンはピンク色をしていて、一見アケボノスミレかヒナスミレのように見える。

カギガタアオイの花がまだ残っている。

カギガタアオイの葉。根元近くにまだ折れ曲がって展開していない新しい葉が出ている。

ヒノキ林に差し込む春の日差し。まだ林床には草が生えてきていない。

山頂到着。途中で一緒になった三重県から来られた方としばし花談義する。

山頂のマメザクラ。富士山は雲に隠れていて姿が見えない。
山頂から林道に降りるルートは植林帯の保護ネットが設置されたためにルートが変わり、以前に比べると倒木が多い荒れたルートとなってしまっている。あまり歩く人も居ないようである。

林の中にヤマシャクヤクが生えていた。蕾が付いている。

一株だけカイコバイモ。周辺を探したが見つからず。

林道脇に咲いていたヒメカンスゲ

たくさん生えている。

ヤマルリソウ

ニッコウネコノメソウにも多く出会った。
さて、目的のカイコバイモは満開から少し痛み始めていた頃だったが、まだ十分に見ることが出来た。

満開のカイコバイモ

可愛らしい花

こちらはまだ蕾

初めて見る白花にも出会った。三重県から来られた方が発見して教えてくれた。
思親山のカイコバイモは有名になって多くの観察者が訪れているようで、だいぶ踏み跡が目立つようになってきている。踏み荒らしもあるのだろうが、それ以上に心配なのが下草が減って山肌の乾燥化が目立ってきていることである。他の山でも多く見られている変化であるが、シカの食害と気象の変化により斜面の乾燥化が起こっている。カイコバイモを含めて植物が生育しにくい状態になっており、個体数がだいぶ減ってしまっていて、今後が心配である。

隠れていた富士山が午後の帰るころになって姿を現した。