先日も見に行ったばかりのヒイラギソウであるが、今回は花仲間数人とともに訪れ、周辺の山中を探してみた。他にも数ヶ所を訪れていろいろと教えていただいた。

ヒイラギソウは少し痛み始めていた。

株の真ん中のあたりが咲いているのではないかと思ったのだが、咲いたのは周辺部分だけだった。

森の中を探索してみる。もうすぐ咲きそうなヒトツボクロ。

これはホソバナライシダであろう。

裂片の切れ込みが細かく、それなりに美しいホソバナライシダ

こんなシダが生えているとは驚きである。

これはイワウサギシダであろう。石灰岩地を好むシダで、ヒイラギソウも石灰岩地を好むことから、このあたりは石灰岩を含んでいるのであろう。

第一羽片の分かれ目を拡大してみたが、特徴的な毛はあまり生えていなかった。

場所を移動。カンボクの花は少し痛み始めていた。

イヌタヌキモと思わしき水草は数を増やしてだいぶ元気になっていた。

未だ分からないこのスゲ

図鑑とネットで調べる限りではノゲヌカスゲがいちばん近いように見える。

沼にたくさん葉を浮かべているこの水草

これはミズハコベという草らしい。近年外来種のイケノミズハコベに置き換わってしまっているらしい。

昨年再三探したが見つからなかった植物を案内していただいた。

おそらくこれはコカモメヅルの葉。今年こそは時期を間違えなければ見られそうである。

帰り際の林道脇で見かけて何なのか注目していた草。

花が咲き始めていた。これはトウダイグサの仲間、おそらくタカトウダイではないかと思う。
花仲間と一緒に歩くと、いつもとは違う新しい発見があり、また分からない草の名前や見つけられなかった草の情報などを知ることが出来てたいへん効率良く植物探索が出来る。同行してくれた仲間たちに感謝したい。