ここ数年の恒例になっているヒラギシスゲを今年も見に行ってみる。他にも数ヶ所に立ち寄り、急ぎ足での探索となった。

渓谷沿いにたくさん生えているこのスゲはナルコスゲ。もう小穂は脱落して消失していた。

こちらも渓谷内では良く見かけるテキリスゲ。ヒメテキリスゲ(オタルスゲ)に比べるとひとまわり大きくて強そうな感じがする。

小穂は大きくて垂れ下がり、頂部の雄小穂には雌が混在する。

これがヒラギシスゲだが、増水時にだいぶ痛んだようである。しかししっかりと根付いている。

雌小穂はしっかりと結実している。幅の広い鱗片は果苞よりも短い。

別株。ほぼ昨年と同じ場所で個体数も変わらない。

小穂はだいぶ痛んでいてもう終盤である。果胞の嘴は短い。

水際に生えている株は根元部分の土が流されてしまっているようである。持ち堪えてくれるかどうか微妙である。

別の場所に移動する。

ここにはトヨグチイノデという珍しいイノデが生えている。全体的に小型である。

鱗片は薄めである。

ソーラスは裂片の辺縁寄りに付く。

探していたザラツキシラスゲは見つからない。これがそうかも知れないが、小穂が出ていないと確定できない。

さらに別の場所。こちらのランは今年は1株しか見当たらず小さ目である。葉は食害か、あるいは虫に食われたか?踏み跡も目立ってきた。

さらに別の場所。この草むらのあたりに変わったものがあるらしいのだが??

これか?それらしいものはこの1本しか見当たらない。

花が咲いていれば確定できるのだがそれらしいものは付いていない。どうも探していたドクゼリとは違うように見える。

こちらは平成4年6月下旬に長野県の湿原で撮影してきたドクゼリ。葉の感じがどうも違うようである。
ヒラギシスゲは流されて無くなってしまうのではないかと心配しているのだが、なんとか根付いているようである。ザラツキシラスゲは個体数が少なく生育がきわめて不安定に見える。ドクゼリはもう少し情報を集めて再訪してみたいと思っている。

渓谷沿いにたくさん生えているこのスゲはナルコスゲ。もう小穂は脱落して消失していた。

こちらも渓谷内では良く見かけるテキリスゲ。ヒメテキリスゲ(オタルスゲ)に比べるとひとまわり大きくて強そうな感じがする。

小穂は大きくて垂れ下がり、頂部の雄小穂には雌が混在する。

これがヒラギシスゲだが、増水時にだいぶ痛んだようである。しかししっかりと根付いている。

雌小穂はしっかりと結実している。幅の広い鱗片は果苞よりも短い。

別株。ほぼ昨年と同じ場所で個体数も変わらない。

小穂はだいぶ痛んでいてもう終盤である。果胞の嘴は短い。

水際に生えている株は根元部分の土が流されてしまっているようである。持ち堪えてくれるかどうか微妙である。

別の場所に移動する。

ここにはトヨグチイノデという珍しいイノデが生えている。全体的に小型である。

鱗片は薄めである。

ソーラスは裂片の辺縁寄りに付く。

探していたザラツキシラスゲは見つからない。これがそうかも知れないが、小穂が出ていないと確定できない。

さらに別の場所。こちらのランは今年は1株しか見当たらず小さ目である。葉は食害か、あるいは虫に食われたか?踏み跡も目立ってきた。

さらに別の場所。この草むらのあたりに変わったものがあるらしいのだが??

これか?それらしいものはこの1本しか見当たらない。

花が咲いていれば確定できるのだがそれらしいものは付いていない。どうも探していたドクゼリとは違うように見える。

こちらは平成4年6月下旬に長野県の湿原で撮影してきたドクゼリ。葉の感じがどうも違うようである。
ヒラギシスゲは流されて無くなってしまうのではないかと心配しているのだが、なんとか根付いているようである。ザラツキシラスゲは個体数が少なく生育がきわめて不安定に見える。ドクゼリはもう少し情報を集めて再訪してみたいと思っている。