亜高山帯の渓流沿いに生育する大型の多年草。高さ150 ~ 200㎝。葉は大きく、3 出羽状複葉で小葉は3深裂し、細長く先が尖る。夏期に大型の複散形花序をつける。花序の周辺の花は他よりも大きく、また外側の 1 弁が大きく2 裂する。 葉の形については母種のオオハナウドとの中間型がある。南アルプス特産種で、山梨県では北岳を中心とした沢沿いに生育するが個体数は極めて少ない。
2018年山梨県カテゴリー :絶滅危惧ⅠA 類(CR) 2005年山梨県カテゴリー: 絶滅危惧Ⅰ A 類(CR) 2017年環境省カテゴリー: 絶滅危惧ⅠA 類(CR)
ホソバハナウド 2023年7月 北岳で撮影
花と葉
花序の周辺の花は他よりも大きく、外側の 1 弁が大きく2 裂する。
小葉は3深裂し、幅が細く先端部が尖る。
この1株しか発見出来なかった。
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