後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

日曜日は教会へ行って、とりとめも無いことを考えて来ます

2012年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は日曜日なのでカトリック小金井教会のミサへ行ってきました。福音書の朗読を聞いて、神父さんの説教を聞きます。お祈りもします。しかし合い間、合い間にはとりとめも無いことを考えています。

今日は6月の中旬に行った函館のトラピスト修道院の神父さんが司祭をしているカトリック当別教会の光景を思い出していました。そうしたら同じ函館のカトリック元町教会の光景も思い出しました。

そんなことを考えているとこの6月1日に訪問した山梨県、カトリック韮崎教会の光景を思い出します。4月7日の復活祭のミサに出た群馬県のカトリック富岡教会のことを思い出します。そして終いには昨年9月に訪問した島根県のカトリック津和野教会のあれこれを思い出しました。ただ思い出してとりとめも無いことを考えています。

今日は日曜日なので、日本全国のカトリック教会は同じミサがあって、同じ福音書の部分を朗読し、同じ聖歌を歌っているのです。

そんなことをボンヤリ考えていたら、私が旅先で各地の教会を訪問する理由が突然分かったのです。瞬間的に判然としたのです。

カトリックの意味に「普遍的な」という意味があるそうです。私は無意識のうちにカトリックの普遍性を追求したかったのです。各地の教会を訪ね歩いて何となくカトリックの普遍性が少し理解出来たような気分になったことに気がつきました。奥深い普遍性の意味の入り口に足をかけたような気分です。

このような理解の仕方は間違っているかも知れませんが悪い気分ではありません。

以下にいろいろな教会の写真を示します。まずカトリック当別教会です。

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上の3枚の写真の右端はカトリック元町教会です。大きな写真は、江戸時代に造られた函館のカトリック教会の美しさ に掲載してあります。

次は山梨県、カトリック韮崎教会です。

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この教会の訪問記は、旅の途中で、カトリック韮崎教会をたずねて、に書いてあります。

次は群馬県のカトリック富岡教会の写真です。

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この教会の訪問記は、遠い、遠い小さな教会の復活祭・・・フィリッピンの人々の篤い信仰心に感動する

 です。

次は島根県の津和野町にあるカトリック津和野教会の写真です。

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右の写真にあるようにこの教会は畳敷きです。信者は日本風に正座してミサを行うのです。古い教会はみな畳敷きでした。

この教会の訪問記は秋の旅へのお誘い(3)悲しい歴史の町、津和野 です。

今日のミサの合い間、合い間に以上のようないろいろな教会の様子を思い出しながら同じ時間帯にミサに参加している全ての信者へイエス様の慈しみが豊かに注がれるようにとお祈りいたしました。

つまらないお話で失礼しました。


銀座に行ったら日動画廊に寄る、そして三輪修画伯を思い出す

2012年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

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先日、久しぶりに銀座に行きました。銀座に出ると必ずアンパンの美味しい木村屋本店へより「桜・アンパン」を買います。家内が好きなのでおみやげにします。本店でしか売っていないアンパンの傑作です。中の餡と皮のパンが絶妙なバランスです。その上、塩漬けのサクラの花が一輪アンパンの上に乗っていて、その香りが一段と風味を引き立てます。木村屋はあちこちに沢山支店があり、似たようなアンパンはいろいろ売っています。しかし本店のアンパンはアンパンの最高傑作です。

元来、木村屋本店のアンパンは家内の父が好きで、生前銀座に行くと必ずお土産に買って来ては、美味しそうに食べていたのを思い出しました。

その義父は銀座に行くと日動画廊に寄っていました。その店から油絵を何点も購入していました。義父の影響で私も日動画廊に寄る楽しみを覚えたのです。

この画廊の1階は売る絵を展示してあります。そして地下室では企画展をしてるのです。ブラリと入って美術館のように油絵を楽しむのです。先日は山本桂右の日本画の個展をしていました。その丁寧な仕事ぶりに充実感があふれ、楽しい日本画でした。

この日動画廊の創始者は茨城県の笠間市の出身です。その関係で出身地に「笠間日動画廊」があります。建物も銀座のものより各段に大きく、一個の美術館です。何度か行きましたが、展示品も多様で遠方でも見に行く価値が充分過ぎるくらいあります。

日動画廊は全国に幾つか支店のようなものがあり、売っている絵画の展示だけでなく、各地で注目すべき企画展も開催しています。

数年前に名古屋日動画廊で三輪修画伯の個展が企画されていたので家内と見に行きました。

この三輪修画伯はインターネットを通じて知り合ったのです。彼の許可を得て、このブログの上でも油絵の写真を何回かご紹介しました。非常に印象深い絵を描きます。深い精神性を感じさせる油絵です。

このように日動画廊に寄ると、楽しいこととをいろいろ思い出すのです。

銀座の雑踏の中を歩いていると、なんとなく自分の気持ちも雑然とします。そして疲れた気分になります。

そんな折に日動画廊に寄り油絵を見ると元気になります。気持ちの整理がつきます。美しいものを見ると心が健康になります。それで銀座に出ると日動画廊に寄るのです。

以下に三輪修画伯の絵画をご紹介しますので、ご観賞下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)

====3009年10月28日掲載の記事========

何故か、心静かにいろいろなことを考えさせる油絵があります。ネット上の友人のジャンさんがご紹介して下さった三輪修さんの絵画です。転載のお許しをジャンさんが頂いてくれました。http://mujika.jp/miwa-index.htm から私の好きな3点をご紹介いたします。他にも多数の奥深い絵画がありますので直接ご覧下さい。

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村の風景  1996年作 油彩

シュウさんから以下のような説明がありました。お読み頂くと味わいが深くなります。

===描かれた作品の解説を少し書かせて頂きます。========

村の風景・はパリから南へ360km下ったディジョンを訪れた時に取材した風景です。秋も深まり木々が紅葉を終え冬に向かう頃です。この風景に出合い懐かしさを思い出しました。

存在した時の証し・・人は生まれて死を迎える事は自然です。確かに存在した事を証しするかのように抜け殻のようになった衣服や持ち物を残像のように表現することで生への執着を断ち切り、新しい世界への旅立ちとしての喜びや希望を暗い画面を通じて描きたいと思いました。

プルーン・・何気ない日常の一こまを描いていますが、果物や器物を描きながら存在の神秘を描きだそうとしています。プルーンの粉を吹いたような色を出すのが苦労したところです。

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存在した時の証し 2003年作 油彩 (第79回白日展 U賞受賞作品)

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プルーン  2007年作 油彩

コメント

ジャンさんの紹介から 絵を拝見しました。まったくのところ 絵については門外漢で、何をどう見るのが正しいのかいったい私は 絵を見て どうしたらよいのか皆目分からないのです。「村の風景」がいきなり私の眼を突き抜けて心臓と脳天とを一瞬にして後ろの壁にくぎ付けにしました。それから胸の奥の方で鐘の音がグワラングワラン と鳴り響きだしました。その音は静謐に向うではなくどこか体の奥深いところで共鳴して胸の奥の 空洞になってしまったその中を駆け巡りやがて胸を突き破り 八方へと飛び出していきます。一枚の絵が私にもたらせたすさまじいほどのエネルギーでした。投稿 ロッキー

====日動画廊と三輪修画伯に関する過去の掲載記事====

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