北朝鮮への制裁決議が、全会一致で採択されることに。
中国もロシアも賛成しての今回の制裁決議。
非軍事的な、経済を中心としての制裁となったが、
いつ軍事制裁にまでエスカレートするか。
中国やロシアが、アメリカなどが意図する軍事制裁に、
これから先も反対していくとは断言できない。
中国は、北朝鮮の金日正体制を見限っていく可能性もありうる。
それほど冷酷な、国際政治の駆け引き。
北朝鮮への徹底した制裁措置がとられそう。
北の核実験は失敗に終わった、
すなわち、軍事的な有用性にはまだほど遠いとの見方が出ている中で。
それでもなお、いよいよ北朝鮮への政治的経済的圧力が増してきた。
北朝鮮が頑なな姿勢をとり続ければ、次は間違いなく軍事的制裁に移る。
そうなれば、朝鮮半島が有事体制になる。
万が一、戦争になれば、
朝鮮半島では100万人を越す戦争犠牲者が出るとも。
アメリカ・イギリス軍の侵攻で、
フセインは倒せたものますます泥沼化しているイラク情勢。
そうならないとも限らない緊迫した状況。
日本も有事立法の想定範囲内での紛争として、
法的には武力行使も認められそうな形勢。
かつて、インドやパキスタンの核実験の際には、
これほどの制裁措置がとられただろうか。
今のイスラエルの核疑惑には、
査察団派遣も含めて安保理はこれほど取り組んだだろうか。
経済的政治的制裁をそれぞれの国に行っただろうか。
北朝鮮を悪の枢軸と攻撃した、
アメリカ・ブッシュはイラクで手一杯。
中間選挙で四苦八苦の状態。
いきおい、アメリカ政府内では、北朝鮮への軍事的圧力を
日本に期待する向きは多い。
日本・アベ政権の対北朝鮮経済制裁が、いつ有事法体制の発動につながるか。
そうした不安心理。いよいよ戦争か。
今、日本でも核シェルターが売れているとか。
アベ政府は、NHKに政治的圧力をかけ、
短波放送で拉致問題を放送するよう強く働きかけている。
対ミサイル防御機能も、早期導入に踏み切った。
どれほど有効性があるか、未知数な代物に巨額を投じようとしている。
「すわ、戦争」の声を聞いて、
国民の間に浮き足立った雰囲気が出ているのは、
どういうわけだろうか。
経済制裁の中で、これから冬に向かう北朝鮮。
一般市民、子ども、幼児は、すでに飢餓の苦しみにあえぎ始めている。
国家の指導者の過ちのため、国民が犠牲にされる、
名もなき国民が飢え凍え死んでいく。
こうした悲しい歴史は、何遍も繰り返されている。
北朝鮮の無謀な核実験と軍事エスカレート。
それをやめさせるために今日本は何をすべきか。
今、直ちに行うべきことは、戦争への危機感を煽るのではなく、
北朝鮮への徹底した説得と、
周辺国への戦争回避の訴えかけではないだろうか。
その手段としての経済制裁ならその範囲も程度も慎重にすべきだ。
それをエスカレートさせることで、
かえって北朝鮮を追い込み、破滅的な結果にならないようにすべきだ、
と思う。
中国もロシアも賛成しての今回の制裁決議。
非軍事的な、経済を中心としての制裁となったが、
いつ軍事制裁にまでエスカレートするか。
中国やロシアが、アメリカなどが意図する軍事制裁に、
これから先も反対していくとは断言できない。
中国は、北朝鮮の金日正体制を見限っていく可能性もありうる。
それほど冷酷な、国際政治の駆け引き。
北朝鮮への徹底した制裁措置がとられそう。
北の核実験は失敗に終わった、
すなわち、軍事的な有用性にはまだほど遠いとの見方が出ている中で。
それでもなお、いよいよ北朝鮮への政治的経済的圧力が増してきた。
北朝鮮が頑なな姿勢をとり続ければ、次は間違いなく軍事的制裁に移る。
そうなれば、朝鮮半島が有事体制になる。
万が一、戦争になれば、
朝鮮半島では100万人を越す戦争犠牲者が出るとも。
アメリカ・イギリス軍の侵攻で、
フセインは倒せたものますます泥沼化しているイラク情勢。
そうならないとも限らない緊迫した状況。
日本も有事立法の想定範囲内での紛争として、
法的には武力行使も認められそうな形勢。
かつて、インドやパキスタンの核実験の際には、
これほどの制裁措置がとられただろうか。
今のイスラエルの核疑惑には、
査察団派遣も含めて安保理はこれほど取り組んだだろうか。
経済的政治的制裁をそれぞれの国に行っただろうか。
北朝鮮を悪の枢軸と攻撃した、
アメリカ・ブッシュはイラクで手一杯。
中間選挙で四苦八苦の状態。
いきおい、アメリカ政府内では、北朝鮮への軍事的圧力を
日本に期待する向きは多い。
日本・アベ政権の対北朝鮮経済制裁が、いつ有事法体制の発動につながるか。
そうした不安心理。いよいよ戦争か。
今、日本でも核シェルターが売れているとか。
アベ政府は、NHKに政治的圧力をかけ、
短波放送で拉致問題を放送するよう強く働きかけている。
対ミサイル防御機能も、早期導入に踏み切った。
どれほど有効性があるか、未知数な代物に巨額を投じようとしている。
「すわ、戦争」の声を聞いて、
国民の間に浮き足立った雰囲気が出ているのは、
どういうわけだろうか。
経済制裁の中で、これから冬に向かう北朝鮮。
一般市民、子ども、幼児は、すでに飢餓の苦しみにあえぎ始めている。
国家の指導者の過ちのため、国民が犠牲にされる、
名もなき国民が飢え凍え死んでいく。
こうした悲しい歴史は、何遍も繰り返されている。
北朝鮮の無謀な核実験と軍事エスカレート。
それをやめさせるために今日本は何をすべきか。
今、直ちに行うべきことは、戦争への危機感を煽るのではなく、
北朝鮮への徹底した説得と、
周辺国への戦争回避の訴えかけではないだろうか。
その手段としての経済制裁ならその範囲も程度も慎重にすべきだ。
それをエスカレートさせることで、
かえって北朝鮮を追い込み、破滅的な結果にならないようにすべきだ、
と思う。