単位偽装問題。
ますます広がって、次々と事例があがって、疑心暗鬼状態。
うちが見つかったのに、あそこがばれないのはおかしい。
公立ばかりで、私立はどうなってんだ。
今や当該校の生徒、親、教師のみにとどまらず、まさに社会問題。
「世界史」が必修になり(どうして日本史・地理が選択なの?)、
公立学校5日制が完全実施になり。土曜日の授業はやってはいけない!
一方で、難関私立、国公立大、医学部系を中心に、
ますます激しくなる大学受験戦争。
東京や大阪、京都など。
公立高校は私立に負けるな、公立復権だとばかり、
教育委員会自ら叱咤激励し、督促し、
成果を公表し(難関大学への合格者数)各校の競争を煽っていく。
その実、都立の進学校は、放課後の予備校頼み。
生徒はせっせと予備校に通い、学校の勉強は二の次。
そういう実態もふまえて、なおかつ合格者数を煽る。
教委は、「東京、大阪、京都、北海道」
「ワセダ、ケイオウ、ジョウチ」。このほかに「医学部」。
それ以外の合格者なんかもうどうでもいい。
去年より伸びた、減った、と一喜一憂の合格競争。
「公立も頑張っている」と鼻高々になりたい。
去年合格者「0」で、今年「1」でもあった場合なんか、
もう無限大の伸び、「すごいぞ!」。まさにマンガ!
やり玉にあがった都立八王子東。
都教委が進学重点校として、てこ入れを進めてきた進学校。
今回のインチキカリキュラム。知らなかったはずはない。
きっと黙認していたハズ!
校長さんを処分して、一件落着としたらこれはふつうは怒る!
さて、どうなるか?
地方の公立は予備校もない、どうすればいいんだ!
勢い難関大学突破には、手練手管で迫るしかない。
「世界史」「日本史」どちらか選択が、入試のパターン。
二つとも必要なところなんて限られている。
そのため、どちらかしか教えない、習わない。
でも世界史のみ「必修」、単位を修得できなければ、卒業できない。
そこで、偽装行為。
今に始まったことではなさそう。ずっと前から、
受験校では日常化していたのではないか。
だから、さかのぼって卒業認定を見直せば、
けっこう卒業取り消しが続出するはず。
ということは、大学にも入れなかった!
今年だけ適当に救えばいいかな、っていう政治的判断も出てきて、
おかしくない。なぜなら政治家にも履歴詐称の方々がいるはずだから。
そこで、政治的判断が。
今年はいいのじゃないの?公明党はすぐに発言した。
森さんも「適当にレポートでいいんじゃないの」。
しかし、天下の文科省。これでいいと言ったら、大変な事態を予想。
学校の自主編成権を認め、
この際、少しくらい「学習指導要領」に違反してもいい!
これが実は大問題になるきっかけと。
「君が代」「日の丸」問題(略してヒノキミ問題)。
国歌国旗強制問題(立つ・歌う問題)。
唯一の法的根拠は、「学習指導要領」。
これに法的拘束性があるかどうかは、
いろいろな裁判判決や識者の考えもあるが、
今のところ、法的拘束力があるという立場が、文科省の立場。
その中に「学校行事のなどの際には、国旗を掲げ、国歌を歌うこと。児童生徒には指導しなければならない」とある。
国歌は「君が代」、国旗は「日の丸(「日章旗)」と規定したのが
あの「国旗国歌法」。こうしてはじめて「指導要領」上で整合性が整った。
強制や罰則規定は、「国旗国歌法」にはない!
「指導要領」に基づいて、校長から職務命令が出され、
従わなければ、命令違反で処分が可能!
これでここ数年、都立高校の儀式の際に、
すったもんだがあって、処分も出された。
今や、これが都教委の頭痛の種。
何しろ地裁判決とはいえ、「強制はダメ」という判決が出た。
ただちに控訴したものの、「要領」には法的拘束性があって、
従わせることは当然。違反者は処分するは正当だいうのが控訴の根拠。
ところが、今回のケース。
まあ今回はいいじゃないかとなったら、
学校でヒノキミはやめようじゃないか
と学校の判断になっても、教育委員会としてはそれはダメ!とは言えず、
各学校でそれぞれ勝手に判断できる。
カリキュラム編成の裁量権が大幅に認められていく結果につながるのだ。
あれほどのひどいカリキュラム改竄が許されて、
何でこれくらいのことが許されないの?
たんなる精神論では片づけられない
(公務員たるものヒノキミに正しく対応するのは当然だ!)
筋合いのものだから。
だから、どうしても簡単に、
政治家の言うようにごまかすわけにはいかない。
でも、いったいどう処置するの?
どう校長や教科担当者をどう処分するの?
都教委自ら認めて(黙認して)きたのだから。
さもなければ、進学重点校の看板をはずすの?
他の高校とのバランスは?
まじめに?指導要領通りにやってきた高校との関係は?
実に、事態の収拾によっては、もっと大きな問題に発展するのだ。
そんなに指導要領にこだわらなくても、
ヒノキミに固執しなくてもと思うのだが、
そうはいかないはずなのだ。
ますます広がって、次々と事例があがって、疑心暗鬼状態。
うちが見つかったのに、あそこがばれないのはおかしい。
公立ばかりで、私立はどうなってんだ。
今や当該校の生徒、親、教師のみにとどまらず、まさに社会問題。
「世界史」が必修になり(どうして日本史・地理が選択なの?)、
公立学校5日制が完全実施になり。土曜日の授業はやってはいけない!
一方で、難関私立、国公立大、医学部系を中心に、
ますます激しくなる大学受験戦争。
東京や大阪、京都など。
公立高校は私立に負けるな、公立復権だとばかり、
教育委員会自ら叱咤激励し、督促し、
成果を公表し(難関大学への合格者数)各校の競争を煽っていく。
その実、都立の進学校は、放課後の予備校頼み。
生徒はせっせと予備校に通い、学校の勉強は二の次。
そういう実態もふまえて、なおかつ合格者数を煽る。
教委は、「東京、大阪、京都、北海道」
「ワセダ、ケイオウ、ジョウチ」。このほかに「医学部」。
それ以外の合格者なんかもうどうでもいい。
去年より伸びた、減った、と一喜一憂の合格競争。
「公立も頑張っている」と鼻高々になりたい。
去年合格者「0」で、今年「1」でもあった場合なんか、
もう無限大の伸び、「すごいぞ!」。まさにマンガ!
やり玉にあがった都立八王子東。
都教委が進学重点校として、てこ入れを進めてきた進学校。
今回のインチキカリキュラム。知らなかったはずはない。
きっと黙認していたハズ!
校長さんを処分して、一件落着としたらこれはふつうは怒る!
さて、どうなるか?
地方の公立は予備校もない、どうすればいいんだ!
勢い難関大学突破には、手練手管で迫るしかない。
「世界史」「日本史」どちらか選択が、入試のパターン。
二つとも必要なところなんて限られている。
そのため、どちらかしか教えない、習わない。
でも世界史のみ「必修」、単位を修得できなければ、卒業できない。
そこで、偽装行為。
今に始まったことではなさそう。ずっと前から、
受験校では日常化していたのではないか。
だから、さかのぼって卒業認定を見直せば、
けっこう卒業取り消しが続出するはず。
ということは、大学にも入れなかった!
今年だけ適当に救えばいいかな、っていう政治的判断も出てきて、
おかしくない。なぜなら政治家にも履歴詐称の方々がいるはずだから。
そこで、政治的判断が。
今年はいいのじゃないの?公明党はすぐに発言した。
森さんも「適当にレポートでいいんじゃないの」。
しかし、天下の文科省。これでいいと言ったら、大変な事態を予想。
学校の自主編成権を認め、
この際、少しくらい「学習指導要領」に違反してもいい!
これが実は大問題になるきっかけと。
「君が代」「日の丸」問題(略してヒノキミ問題)。
国歌国旗強制問題(立つ・歌う問題)。
唯一の法的根拠は、「学習指導要領」。
これに法的拘束性があるかどうかは、
いろいろな裁判判決や識者の考えもあるが、
今のところ、法的拘束力があるという立場が、文科省の立場。
その中に「学校行事のなどの際には、国旗を掲げ、国歌を歌うこと。児童生徒には指導しなければならない」とある。
国歌は「君が代」、国旗は「日の丸(「日章旗)」と規定したのが
あの「国旗国歌法」。こうしてはじめて「指導要領」上で整合性が整った。
強制や罰則規定は、「国旗国歌法」にはない!
「指導要領」に基づいて、校長から職務命令が出され、
従わなければ、命令違反で処分が可能!
これでここ数年、都立高校の儀式の際に、
すったもんだがあって、処分も出された。
今や、これが都教委の頭痛の種。
何しろ地裁判決とはいえ、「強制はダメ」という判決が出た。
ただちに控訴したものの、「要領」には法的拘束性があって、
従わせることは当然。違反者は処分するは正当だいうのが控訴の根拠。
ところが、今回のケース。
まあ今回はいいじゃないかとなったら、
学校でヒノキミはやめようじゃないか
と学校の判断になっても、教育委員会としてはそれはダメ!とは言えず、
各学校でそれぞれ勝手に判断できる。
カリキュラム編成の裁量権が大幅に認められていく結果につながるのだ。
あれほどのひどいカリキュラム改竄が許されて、
何でこれくらいのことが許されないの?
たんなる精神論では片づけられない
(公務員たるものヒノキミに正しく対応するのは当然だ!)
筋合いのものだから。
だから、どうしても簡単に、
政治家の言うようにごまかすわけにはいかない。
でも、いったいどう処置するの?
どう校長や教科担当者をどう処分するの?
都教委自ら認めて(黙認して)きたのだから。
さもなければ、進学重点校の看板をはずすの?
他の高校とのバランスは?
まじめに?指導要領通りにやってきた高校との関係は?
実に、事態の収拾によっては、もっと大きな問題に発展するのだ。
そんなに指導要領にこだわらなくても、
ヒノキミに固執しなくてもと思うのだが、
そうはいかないはずなのだ。