新内閣のもとでまた教育改革が声高に叫ばれ始めた。
目玉は教師の資質向上のための免許更新制だとか。
政治や経済が行き詰まると、
国民の目を教育の荒廃とやらに向けさせるのが、これまでの常套手段。
今は行き詰まってもいないのに、
と思うのは素人の浅草サンバカーニバルじゃなかった浅はかさ。
今、景気回復が「いざなぎ景気」を追い抜いたなど
と政府与党ははしゃいでいるがちっとも実感がない。
というのが大半の国民の意識ではないか。
給料は上がらず、むしろ下がり放し。どこが景気回復なのというのが本音。
コイズミ改革のもとで、格差は開く一方。
かつての会社の利益は、社員にも還元する。
今はそういう考えは全くなくなって、
会社は従業員のためにあるのではなく、株主の為にある!となった。
徹底した首切りリストラと正規雇用の減少。
などすべてコイズミ政策のもたらしたもの。
だから、今の景気回復の恩恵は、巨大銀行の空前の利益と一部の株主のもとへ。
持たざる者は、相変わらず持たざる者で、
持っている者は、ますます膨れあがる仕組み。
アメリカの経済体制をそのまま、コイズミさん、
アメリカの意のままに取り入れた。
いわゆる模様替えをした中曽根「民活路線」の継承。
ますます、金の有り無しで、教育も健康も大きく差がつく時代と。
このとき、国民の不満がどこに向くか。
政治に向いていくと困るのは、今の政府・与党。
そこで、国民の関心を教育問題へ。
教育基本法によって、愛国心を打ち出し、
政府・与党の都合のいいような政策を
そのまま教育現場へ持ち込む。
「不当な支配」項目を削除して・・などと画策している。
それには、今の公教育がいかにダメであるか。
特に教師がいかにダメ人間ばかりか。
いじめ問題やその対応を
マスコミは現場の校長や担任への批判へとしながら、
教師つぶしを国民感情に乗って補強する。
その結果、自らの望む教師像を作り上げ、
それをもとに教師の人間改造。
物言わぬ、上の言うことをひたすら聞く教師こそ理想的だ!
生徒も、そういう教師ももとで、
またまた物言わぬ生徒、言うことを聞く生徒づくり。
エリート、リーダーは徹底して私立小中高大と
金をふんだんに使って(金持ちの親や企業に出させて)作り上げ、
その他大勢の子どもたちは、従順な国民づくりのために教育する。
受験に負けた生徒、塾にも行けない子ども・生徒は、
公教育の場で国民づくり。
これには、地方の教育委員会じゃ心許ない!
国家権力、即ち文科省こそ一番相応しい。
教育委員会制度の解体と中央集権的文部行政の復活を虎視眈々と。
それを知って知らずか、「ヤンキー先生」や藤原先生や陰山先生や
それこそマスコミ受けする連中を委員にし、
その人たちも何だかすでに牙を抜かれてしまって・・・。
結局、主導権は、役人が握る審議会がまたしても生まれた。
ゆとり教育、学校選択制、公立中高一貫制・・・
どれもこれも皆、どうにも教育現場を混乱させ、
教師も生徒も右往左往させている代物。
その上に、またまた新たな文部政策が登場するとしたら。
猫の目改革に振り回される教育現場は、
ますます落ち着かなく、ますます荒廃してくるだろう。
いじめや自殺や落ちこぼれや底の浅いエリート意識や・・・。
国民の目を教師への批判、糾弾を中心とした教育改革に向け、
その成果の勢いで、憲法改悪や軍隊創設、核武装、徴兵制など
本当に血生臭い路線の確立に向かって国民を導いていくだろう。
そうなっていく方向に、実は国民が賛成していく、
そのためには、教育改革が是非とも必要だ、
と今の政府与党は真剣に布石を打っている。
コロッと騙されてはいけない。
目玉は教師の資質向上のための免許更新制だとか。
政治や経済が行き詰まると、
国民の目を教育の荒廃とやらに向けさせるのが、これまでの常套手段。
今は行き詰まってもいないのに、
と思うのは素人の浅草サンバカーニバルじゃなかった浅はかさ。
今、景気回復が「いざなぎ景気」を追い抜いたなど
と政府与党ははしゃいでいるがちっとも実感がない。
というのが大半の国民の意識ではないか。
給料は上がらず、むしろ下がり放し。どこが景気回復なのというのが本音。
コイズミ改革のもとで、格差は開く一方。
かつての会社の利益は、社員にも還元する。
今はそういう考えは全くなくなって、
会社は従業員のためにあるのではなく、株主の為にある!となった。
徹底した首切りリストラと正規雇用の減少。
などすべてコイズミ政策のもたらしたもの。
だから、今の景気回復の恩恵は、巨大銀行の空前の利益と一部の株主のもとへ。
持たざる者は、相変わらず持たざる者で、
持っている者は、ますます膨れあがる仕組み。
アメリカの経済体制をそのまま、コイズミさん、
アメリカの意のままに取り入れた。
いわゆる模様替えをした中曽根「民活路線」の継承。
ますます、金の有り無しで、教育も健康も大きく差がつく時代と。
このとき、国民の不満がどこに向くか。
政治に向いていくと困るのは、今の政府・与党。
そこで、国民の関心を教育問題へ。
教育基本法によって、愛国心を打ち出し、
政府・与党の都合のいいような政策を
そのまま教育現場へ持ち込む。
「不当な支配」項目を削除して・・などと画策している。
それには、今の公教育がいかにダメであるか。
特に教師がいかにダメ人間ばかりか。
いじめ問題やその対応を
マスコミは現場の校長や担任への批判へとしながら、
教師つぶしを国民感情に乗って補強する。
その結果、自らの望む教師像を作り上げ、
それをもとに教師の人間改造。
物言わぬ、上の言うことをひたすら聞く教師こそ理想的だ!
生徒も、そういう教師ももとで、
またまた物言わぬ生徒、言うことを聞く生徒づくり。
エリート、リーダーは徹底して私立小中高大と
金をふんだんに使って(金持ちの親や企業に出させて)作り上げ、
その他大勢の子どもたちは、従順な国民づくりのために教育する。
受験に負けた生徒、塾にも行けない子ども・生徒は、
公教育の場で国民づくり。
これには、地方の教育委員会じゃ心許ない!
国家権力、即ち文科省こそ一番相応しい。
教育委員会制度の解体と中央集権的文部行政の復活を虎視眈々と。
それを知って知らずか、「ヤンキー先生」や藤原先生や陰山先生や
それこそマスコミ受けする連中を委員にし、
その人たちも何だかすでに牙を抜かれてしまって・・・。
結局、主導権は、役人が握る審議会がまたしても生まれた。
ゆとり教育、学校選択制、公立中高一貫制・・・
どれもこれも皆、どうにも教育現場を混乱させ、
教師も生徒も右往左往させている代物。
その上に、またまた新たな文部政策が登場するとしたら。
猫の目改革に振り回される教育現場は、
ますます落ち着かなく、ますます荒廃してくるだろう。
いじめや自殺や落ちこぼれや底の浅いエリート意識や・・・。
国民の目を教師への批判、糾弾を中心とした教育改革に向け、
その成果の勢いで、憲法改悪や軍隊創設、核武装、徴兵制など
本当に血生臭い路線の確立に向かって国民を導いていくだろう。
そうなっていく方向に、実は国民が賛成していく、
そのためには、教育改革が是非とも必要だ、
と今の政府与党は真剣に布石を打っている。
コロッと騙されてはいけない。