「繰舟落とし」の両岸に大きな工場が連なる。
この橋を渡り、右岸へ。
繰舟落としを横断する水路橋。
その上流にある橋。
このあたりで、道を間違えたことに気付きました。
そのまま、県道84号線(羽生栗橋線)へ出ます。さらに、「埼玉県立特別支援 学校 羽生ふじ高等学園」脇を通って、中川に架かる「向谷橋」へ向かいます。
学園に稲が干してありました。
中川の起点まで、500M弱。ここで、やっと「中川」に出会うことができました。
向谷橋。下流を望む。拡幅整備されています。
上流(起点)方向を望む。
起点までの左側、公園のところに橋が架かっています。それが最上流の橋ということに。そして、
やっと着きました。「一級河川 中川起点」碑。
起点からの下流。
河口から約80km!。
突き当たり、立体交差しているのは、葛西用水。上流方向(利根川方向)。
下流(東京)方向。
この付近の今昔。
1880年代のようす。
○が中川の起点。斜めに葛西用水。西側には水路はない。蛇行している流れが「繰舟落」。
2010年代のようす。
北側に市街地が広がっているが、南は今も田園地帯。東武線・羽生駅は西北に位置する。
西に続く「宮田落」から、「葛西用水」の下を伏越(サイフォン)で通過し、「中川」となります。
羽生駅へ向かうために、宮田落を遡ります。
けっこう歩き、やっと羽生駅に着きました。利根川歩きのときに利用したことがありました。
さて、墨田区・江戸川区の境界・旧中川河口から、延々、途中、はしょったり、迷ったりしましたが、一応、これでクリア、ということで。
現「中川」の本流だけでなく、「中川」へ合流する「古利根川」は起点まで歩き、「行幸湖(権現堂川)」も歩きました。
いつも身近にある川「中川」。
こうして起点まで遡ることで、市街地、田園地帯を流れる川の姿、そして地域住民の治水、自然保護、共生などの歴史などを実感したことが貴重な経験でした。
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