廣瀬陽子教授が指摘する「ロシアの誤算」と最も恐れるべき「プーチンの自暴自棄」
「一番怖いのは、プーチン大統領が自暴自棄になってしまうこと。また、事実はわからないとはいえ、メディアを賑わせている病気説もあります。仮に病で正しい判断ができない状態に陥っているのに核のボタンを握っているという状況が生まれたら、何が起きるかはわからない。たとえ病気でないにしても、いよいよ追い詰められ、政治生命も一切の権力も失うとわかったとき、プライドの高いプーチン大統領が世界と自国をも道連れにして、最悪の行動に出る可能性もあると思うのです。」
一般人の場合、判断能力(事理弁識能力)に問題が生じれば、後見開始の審判などを裁判所に申し立てることによって、本人の保護を図ることが出来る。
だが、政治家の判断能力に問題が生じた場合、一体どういう手段がとれるのだろうか?
思いつくのは”主君押し込め”だが、現在のロシアでこれが難しいことは素人でも分かる。
今後のことを考えると、今のうちに後見制度のようなものをつくっておかないと、惨事が繰り返されることになるだろう。
「一番怖いのは、プーチン大統領が自暴自棄になってしまうこと。また、事実はわからないとはいえ、メディアを賑わせている病気説もあります。仮に病で正しい判断ができない状態に陥っているのに核のボタンを握っているという状況が生まれたら、何が起きるかはわからない。たとえ病気でないにしても、いよいよ追い詰められ、政治生命も一切の権力も失うとわかったとき、プライドの高いプーチン大統領が世界と自国をも道連れにして、最悪の行動に出る可能性もあると思うのです。」
一般人の場合、判断能力(事理弁識能力)に問題が生じれば、後見開始の審判などを裁判所に申し立てることによって、本人の保護を図ることが出来る。
だが、政治家の判断能力に問題が生じた場合、一体どういう手段がとれるのだろうか?
思いつくのは”主君押し込め”だが、現在のロシアでこれが難しいことは素人でも分かる。
今後のことを考えると、今のうちに後見制度のようなものをつくっておかないと、惨事が繰り返されることになるだろう。