「すごい被害、ウミガメは増えすぎ」漁業者の嘆き “久米島ウミガメ大量死” 保護と被害の狭間でー
「今月14日、久米島町の海で少なくとも30匹のアオウミガメが瀕死や既に死んでいる状態で見つかりました。発見されたアオウミガメについては漁師の1人が「網にからまり仕方なく駆除した」という趣旨の話しており、関与を認めています。」
「定置網の漁業関係者
「僕らの場合は傷つけないようにロープで動きをとめて、また網から離れた場所で逃がすような感じです」
この定置網の漁師はウミガメが混じって捕れた場合、一匹ずつ慎重に逃がしていると話しました。」
「日本ウミガメ協議会 若月元樹 理事
「ウミガメの捕獲には特別採捕許可というのが存在し、昔は沖縄でウミガメ専門漁師とかウミガメを取り扱う飲食店とかあったのも事実。(以前は)利用と保護がうまいこといっていた動物なのかなと感じるが、最近はちょっと保護の方が強くなっている感があってそこに危険性を感じる」」
日本ウミガメ協議会の理事みずからが論点のすり替えを図っているかのような事件だが、あえて論点を絞ると、この「仕方なく」というところ、法的な言葉で言えば「補充性の要件」が満たされていたかどうかが最大の問題と思われる。
NHKの報道によれば、問題の人物は、「ウミガメは普段は網にかかっても数匹で、外して逃がしていたが、今回は魚よりカメが多くかかってしまった。数匹は網から外して逃がしたが、ほかのカメは暴れていて網から外すのも危険を感じ、弱らせるために傷つけてしまった」と供述しているという。
私見では、「不断は網にかかっても数匹で、外して逃がしていた」ということであるし、全部の個体が「暴れて・・・危険」というのも想像しがたいから、「補充性の要件」が満たされていないことを自白しているように思える。
ちなみに、この「仕方なく」という言葉は、「ロシアの安全保障のために始めた。明らかにほかに方法がなかった」というプーチン大統領の言葉を思い起こさせる。
しかも、プーチン大統領の幼少時の趣味は、「ネズミいじめ」だった(大統領の異常な愛情(3))。
今回の件が非常に後味が悪いのは、問題の人物が、ウミガメの首付近をナイフで刺して殺す・あるいは半殺しにすることに、ある種の”快感”を感じているように見えるところなのだ。
「今月14日、久米島町の海で少なくとも30匹のアオウミガメが瀕死や既に死んでいる状態で見つかりました。発見されたアオウミガメについては漁師の1人が「網にからまり仕方なく駆除した」という趣旨の話しており、関与を認めています。」
「定置網の漁業関係者
「僕らの場合は傷つけないようにロープで動きをとめて、また網から離れた場所で逃がすような感じです」
この定置網の漁師はウミガメが混じって捕れた場合、一匹ずつ慎重に逃がしていると話しました。」
「日本ウミガメ協議会 若月元樹 理事
「ウミガメの捕獲には特別採捕許可というのが存在し、昔は沖縄でウミガメ専門漁師とかウミガメを取り扱う飲食店とかあったのも事実。(以前は)利用と保護がうまいこといっていた動物なのかなと感じるが、最近はちょっと保護の方が強くなっている感があってそこに危険性を感じる」」
日本ウミガメ協議会の理事みずからが論点のすり替えを図っているかのような事件だが、あえて論点を絞ると、この「仕方なく」というところ、法的な言葉で言えば「補充性の要件」が満たされていたかどうかが最大の問題と思われる。
NHKの報道によれば、問題の人物は、「ウミガメは普段は網にかかっても数匹で、外して逃がしていたが、今回は魚よりカメが多くかかってしまった。数匹は網から外して逃がしたが、ほかのカメは暴れていて網から外すのも危険を感じ、弱らせるために傷つけてしまった」と供述しているという。
私見では、「不断は網にかかっても数匹で、外して逃がしていた」ということであるし、全部の個体が「暴れて・・・危険」というのも想像しがたいから、「補充性の要件」が満たされていないことを自白しているように思える。
ちなみに、この「仕方なく」という言葉は、「ロシアの安全保障のために始めた。明らかにほかに方法がなかった」というプーチン大統領の言葉を思い起こさせる。
しかも、プーチン大統領の幼少時の趣味は、「ネズミいじめ」だった(大統領の異常な愛情(3))。
今回の件が非常に後味が悪いのは、問題の人物が、ウミガメの首付近をナイフで刺して殺す・あるいは半殺しにすることに、ある種の”快感”を感じているように見えるところなのだ。