Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

言語の暴力的使用

2022年07月08日 06時30分37秒 | Weblog
「なんだ!その態度は!」乗客怒鳴った駅員に物議 識者はどう見る?
 「ただ、枝久保さんは、駅員の物言いはよくなかったとして、次のように指摘した。
「駅員の発言があまりに感情的でコミュニケーションが成立していません。頻出する『態度』というワードは、遺失物拾得のお願いに必要なものではありません。乗客の安全にかかわる場合、故意に列車の運行を停止させようとする場合、駅員は乗客の態度にかかわらず、それを制止しなければならないので、やはりこれも『態度』は関係ありません。『山手線止めた』は事実であり、それが乗客の身勝手な振る舞いによるものであれば、場合によってはJRが被った損害を損害賠償請求することも可能かもしれませんが、駅員が私的な感情で乗客を制裁する権利はありません。『交番(警察)に行く』『事情聴取がある』と懲罰的に語っていますが、これらは制裁ではなく、またその管轄はJRにはありません。結局、誰が何を問題だと言っているのか分かりません」


 私も、この駅員の言動は”アウト”だと思う。
 なぜなら、この駅員は、言語を威嚇の手段、つまり暴力の一種として使用しているからである。
 音楽で言えば、「展覧会の絵」の「サムエル・ゴールデンベルクとシュムレイ」のサムエル・ゴールデンベルクになってしまっている。
 ことばにおいては、それが伝える意味内容より、”言いぶり”、”話し方”の方が重要な場面もあり得るわけである。
 
コメント
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