パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

オフサイドの教え方(少年サッカー)

2008年02月19日 20時47分01秒 | Weblog
サッカーのルールの中で最も難しいのがオフサイド
このオフサイドを小学生、しかも低学年にわからせるのは
結構大変なことだ(素人の女の人にも難しい?)

オフサイドの状況を説明しても正直なところ
頭に入っている様子はない
そこで最近使っているのが
「何故オフサイドは反則なのか?」
を説明する事だ

つまりオフサイドは、何も守備側が悪い事していなくても
いきなりPKと同じ状況(キーパーと1対1)になってしまうのは
攻撃側が待ち伏せしているようで
ずるくて卑怯!とサッカーでは考える事にしている
と説明すると案外理解されやすいようだ

もっとも低学年では夢中になれば
そんな事はすっかり頭から抜けてしまう
しかし、この時期ではオフサイドをとってゲームを切ってしまうよりは
流してしまう方がいい様な気がする
そこにいれば点が入りやすいと気づく事は
そこにいてはいけないという事よりも大事な事のように思える

何も教えなくても子供たちは試合をやっていくうちに
安全に守る方法も気づくようになる
いや、そのような事に気づく子が一人二人でてくる
フォーメーション、ポジショニングをうんねんするよりは
なんだかこの辺にいると点が取れそうだとか
上手く守れそうと気づく事は、
もっと大事な事ではないだろうか

子供たちとサッカーをする時は、早く答えを教えないで
子供たちに気づくように導いていく事が必要だ
それにはまずコーチ陣の我慢我慢
しかし子供たちは想像以上に賢い面もある
(残念ながらすぐ忘れてしまうが)
我々はもっと子供たちを信用していいのだろう

コメント
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