明治8年、日本国郵便蒸気船会社(半官半民?国有?奇妙な会社)が解散
船の所有者たちは使用できる18隻を
政府に買い上げてくれるように依頼
結局、政府が政府所有の財産を買い上げた
その後、突然政府は三菱汽船会社に対して
台湾侵攻に用いた運送船13隻と日本国郵便蒸気船会社から
買い上げた18隻をあわせて岩崎弥太郎個人の三菱会社に
無償払い下げを決定
「持丸長者」幕末維新篇 広瀬隆著の中の一部分
なんという事!
何かに似ていない?
そう、簡保の宿のオリックスへの一括払い下げ
こちらは、一応公正な手続きを踏んでいるようだけれど(?)
一般市民の感情としては裏に何かあったのでは?
と思うのが普通
残念なことに、いつの時代も同じような
奇妙なお金に関する事件が引き起こされるということだ
「政治と金」の言葉がよくマスコミにも乗るけれど
実際は「政治家と金」
政治を仕切るのは政治家
困った事に、清廉潔白な政治家は
実際には登場しにくいだろうし
また出たとしても、仲間がいない!状況が予想される
それでも庶民にできる事と言ったら
良さそうな政治家を選ぶ事だけ
今度の選挙
とにかくしっかり選ばなくては!