パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

東アジア選手権 香港戦の感想ではなく

2010年02月11日 22時00分10秒 | サッカー
今日情けない戦いをしたなら岡田監督
またまたブーイングの嵐だったろうに
とりあえず結果だけは3-0
サポーターも評価が難しいところ

いつもは疑問の多い大久保もパスとボールさばきで
今日はまあまあ
さすがに体もゲームに慣れてきたようで
玉田、中村もちょっとシャープさを見せるようになった

しかし、今日はこのゲームではなく
その後何の気なしに見たセリエAのミラン対ボローニャ
との比較について

代表の縦に行くスピードがないのはなぜだろう
どうしたらスピードをあげることができるか
そんなことをいつも思うのだが
このセリエA の戦いを見てフト気付いたことがある
それは選手間がそれほど狭くない、近くないということ
コンパクトなサッカーの本家と思っていたが意外や意外
割合一人のスペースがある
だから前にドリブルで仕掛けたり
縦に強いパスを送ることになる

そうか、日本は選手間が近すぎて蓋をしてしまうために
加速できないのかもしれない
それに反転してボールを前に運ぶタイプのFWがいないから
どうしてもバイタルエリアへの侵入が少なくなってしまう
コンパクトなサッカー
適切な距離感
このお題目がまたまた日本人の悪いほうに作用してしまったのかもしれない

どうにも自由のない窮屈なサッカー
言われた言葉ばかりをするサッカー

ところで外国のサッカーをみるとつくづく基本は
1対1であることを再確認する
それは攻めるほうも守るほうも、、
「一人でできることは一人でしなさい」
みたいな感じ

それは一般の仕事でもそう
一人でできることをわざわざ皆でするのは公務員だけ!
効率が悪い

一人がきちんと自分の仕事をしている間に
別の人は別の仕事に取り組む
それがプロの仕事ぶりなのでは


そういえば日本には優秀なFWがいないといわれるが
同様に優秀なDFもいないのでは
いると思われるのは責任や評価の難しいMFだけ

結局、もっと一人ひとりのレベルが上がり
個も確立した戦う男にならないと
ひ弱さから抜け出せないような気がするが、、、
コメント
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