名前だけは知っていたが行くことのなかった望月家住宅
「釜屋建て」民家の実物。国指定重要文化財で
新城市、つまり思いっきり地元の宝物
ヒョイと思い立って出かけてみた
門からして風格があって美しい
中に入ると
おくどが、、、
子供の頃、我が家にもあった(温める箇所が3つあって真ん中は左右からの熱でまかなっていた)
やっぱり、チョットいたんでる
元禄2年の頃建てられたそうだ
ここのご主人、温厚な趣味の良い方で庭にもいろいろ工夫が
鶴が羽を広げたところ
その下には亀を模した石が組んである
それにしても、こうした古いものを見るたびに思うのは
昔の人は、決して文化的に遅れているのではなかった
ということ
釘を使わず、地震に対応する、長持ちする、
再利用の可能な家を作り上げている事実は
今我々が向かおうとしている方向そのもの
「昔のものだから良い」のではなく
「昔のものでも良いものは良い」
現代の便利で安易に商品化される品々を思うと
なんか考えてしまう