パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

地元の古民家

2011年05月25日 19時35分43秒 | Weblog

名前だけは知っていたが行くことのなかった望月家住宅

「釜屋建て」民家の実物。国指定重要文化財で

新城市、つまり思いっきり地元の宝物

ヒョイと思い立って出かけてみた

門からして風格があって美しい

中に入ると

おくどが、、、

子供の頃、我が家にもあった(温める箇所が3つあって真ん中は左右からの熱でまかなっていた)

やっぱり、チョットいたんでる

元禄2年の頃建てられたそうだ

ここのご主人、温厚な趣味の良い方で庭にもいろいろ工夫が

鶴が羽を広げたところ

その下には亀を模した石が組んである

 

それにしても、こうした古いものを見るたびに思うのは

昔の人は、決して文化的に遅れているのではなかった

ということ

 

釘を使わず、地震に対応する、長持ちする、

再利用の可能な家を作り上げている事実は

今我々が向かおうとしている方向そのもの

 

「昔のものだから良い」のではなく

「昔のものでも良いものは良い」

 

現代の便利で安易に商品化される品々を思うと

なんか考えてしまう

 

コメント
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