戦いが今日の様な雨だったら
あの有名な戦法は機能せず
勝敗は逆転していたかもしれない
そんことをつぶやきたくなるような残念な天気だった
今日は設楽原決戦場祭り
織田信長が馬防柵に三段撃ちの鉄砲隊の作戦で
当時最強と恐れられた武田軍を破った戦いの
その戦没者の供養を行う日
法要の他に、火縄銃の実演、小中学生による武者行列もあるのだが、、、
残念!
曇りの予定の天気が早まって雨が本降りに
法要の頃はまだ行列・火縄銃実演ができそうな感じだったが、、、
結局、最近では珍しい雨に予定は中止
少しさびしいものなりました
自分は、設楽原資料館で物産展のコーナーの手伝い
実はこのイベントに参加するのは初めてで
御役目とは言うものの、興味深く努めさせてもらった
会場には山梨県からバスが3台
武田本家と家臣団の子孫の方々
武田家発祥の地と終焉の地から何名かの人々が
やってこられた
地元のお祭と思っていたが
この広がりには少しびっくりした
と同時に、あの戦いの日、今日のように雨だったら
火縄銃は機能せず勝敗は逆転していたかも、、、
と考えてしまった
昨年も、この地に武田方の方たちだけではなく
織田方の関係者も来られて会合を持たれたという
(それが円満に終わったかどうかは?だったとか)
何事も被害者・負けた側の方の記憶は
なかなか消えにくいようだ
徳川に対する毛利、長州に対する会津
それらは笑い話のようでも
今でもしっくり来ない部分があるときく
だが、この日のように両軍の無名の戦没者を慰霊する
法要を行うこの地区の人々は
(お盆の信玄塚の火おんどりを含めて)
極めて穏やかで優しい人々だと改めて実感する
そして自分がそこの住民であることを
少しばかり自慢できるような気がする
それにしても、おおらかに
このまつりを運営していく少しばかり歳とった方々
ご苦労様でした
来年は晴れるといいですね!