大人買いと言っても大げさなことはない
CD17枚のセットでセール価格で2,514円
しかもEMIから出されたものだから
録音はいいはず、、、
その期待は裏切られることはなかった
オイストラフは好きだな
名前は知っていたが、積極的に聞く機会がなかったけれど
ヴィターリのシャコンヌを聴いて以来、
無視できない演奏家の一人になってしまった
何と言う深い感情、綺麗な音、そして素人の自分が言うのは変だが
とても正確な音程
ところでこのセット
ソ連出身の演奏家にしては不思議な事にチャイコフスキーのコンチェルトがない
ベートーヴェンとブラームスは2種類
モーツァルトもソナタとコンチェルトがあるというのに
もっとも自分としては不満なことはない
というのはチャイコフスキーのそれは好きではないから
(この曲を聴くと何故か嫌な気分になる)
まず聴いたのがモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ
グリュミオーとハスキルのものほど大らかさにはかけるけれど
音自体は素晴らしい
次いでフランクのヴァイオリン・ソナタ
この曲は以前車の中でFM放送で聞いた時は
もう少し荒っぽい演奏のように思えたけれど
改めて(?)聴いいてみるとやはり濃い感情の演奏
ほんと心奪われる瞬間が存在する(モーツアルトの時も)
これから数日はこのセットを楽しめそう
さて今日はK364の第2楽章でも聴こうかな