どちらの政策の方が豊川市民にとってベターなのか?
といった興味ではなくて、全く別の関心があって出かけたのが
昨晩フロイデンホールで行われた「市長立候補予定者による公開討論会」
多くの例があるようにこれは青年会議所が中心となって行われた
2017年の新城市の同様な公開討論会は、青年会議所ではなく
全く別の実行委員会によって行われた
500人乗収容を誇る会場に集まったのは半分弱の感じ
予想通り年配の方が多い
討論会の進め方は、リンカーン・フォーラム形式によるもの(多分)
新城市のは全くオリジナルの形式だった
自分の関心事は聴衆が、この公開討論会が選択の参考になりうるかという点
まずはテーマにあげられた点を、聴衆は候補者が饒舌に述べる内容を理解できているのかという点
この点は具体的な話題(市民プール・イオンモール等)であったために
それぞれの支持者は共感点を見つけやすかったものと思われる
立候補者二人が気にしていたのは最近の選挙の投票率の低さ
今回が無投票に終わってしまうと、この低投票率の流れに拍車をかけることなるので
市政に関心を持ってもらうためにも、実質的対抗馬の女性は立候補したのだそうだ
しかし、市政に関心を持ってもらうための行動が4年に1回の選挙時の単発的なそれで充分なのか?
というのは、現在進行中の新城市の「市長立候補者公開討論会の条例化」に関しても、同様な疑問を覚える
単発でその時だけ各陣営の言い分を聞く機会を設ける、、
それが、本当に投票率をあげたり市政に興味を持ってもらうことになるのか、、
これは実感としてかなり難しいと思えてならない
この会場の入口には「あなたが市長だったら何をしますか(だったかな)」
といった市民アンケートの答えが貼られていた
でもこのアンケート結果は少しショックだった
あまりにも幼い答え、どこかを真似したような答え、自分のことしか考えていないような答え
アンケートは豊川駅で若い人しかいないような時間帯にササッと行ったのでこのような結果となったらしい
だが、このアンケート結果のような意識を若い人だけでなく普通の大人も十歩百歩で
持っていないだろううか、、、と想像できてしまえそうなところがある
(これは豊川市だけでなく、他の自治体も)
自分が市政に無関心だった実績があるので、どうしてもそうした自分の過去を正当化しようとする
気持ちが働き、無理やり市政に関心をもつべきだ、、という論旨はうざったく感じるのは理解できる
実際のところ、無関心から少しでも市政なり政治に興味を持ってもらうのは
どうしたらいいのだろうか、、と思う
(おっさんになった現時点では政治に無関心は相当やばい、、と実感しているので)