少年時代にサッカーに夢を持ってクラブに入り
何年か過ごしたあと次の段階(大人の選手として認められること)に
進められない人がでてくる
スペインのバルセロナFCでも同じこと
このような場合、コーチたちは上に進めなくなった人に対して
「サッカーだけが人生ではない」と教えるのだそうだ
それまでサッカー一筋に生きてきた人に
こうした言葉をかけるのは非情なのか、それとも温かい目を持っているのか
オリンピックでもそうだ
金メダルを目指して努力する
それは多分、相手も同じこと
ちょっとした運と冷徹な実力差によって希望は叶えられないことは
少しも珍しいことではない
むしろ大半はそう言う人たちだ
次を目指す
リベンジする
それもいい
しかし、それだけが人生ではないのも事実
金メダル至上主義は、商業的な理由によって今は肥大化しているのではないか
ナショナリティを煽り、視聴率を稼ぎ、広告収入を得る
そうしたビジネスモデルに、あまりにも日本人は安易に取り込まれているのではないか
確かに勝ち負けがはっきりする勝負の世界は、見てる分には面白いのは認める
だが、それで瞬間的に興奮して、それが至上の価値かといえば
そんなものでは無いと思う
オリンピック騒ぎのせいで大谷の扱いも少なくなっている
オリンピックが終わればまた元に戻るのだろうが
なんだかなあ、、、こんなんで大丈夫かな、この国は
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