パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今年読んだ本

2023年12月18日 13時24分10秒 | 

今年もあと2週間ほど
趣味と言えるほどの読書量ではないが、毎年恒例の読んだ本を並べてみた

一応「優」の文字が入っているのが印象に残った本で
年始めの「植物は知性を持っている」は不思議にあふれていて
その後「植物は未来を知っている」「マザーツリー」「植物はそこまで知っている」
「植物ななぜ薬と作るのか」などの植物関連本を読むきっかけとなった

ビートルズ絡みの「ビートルズ創造の多面体」「ポール・マッカートニー作曲術」
これは彼らのアルバムを思い浮かべながら読んで、これは読むに苦労はしなかった
(だが急ぎすぎたかもしれない)

小説類では高樹のぶ子の「業平」「百夜」は主人公が来年の大河ドラマの同時代
の人物だけに背景を知る予習のつもりで読んだ
これはフィクションの面白さを覚えるものだった
(和歌もなかなか良いもんだ!とも)

真面目な本も読んだが、年齢を重ねるにつれ根気と集中力が欠けてきて
今年は手間のかからない「NHK100分de名著」から「精神現象学」「存在と時間」
「ショック・ドクトリン」などを雑な読み方をした
(存在と時間は以前読んだ時、わからない中でもどこか興奮したことは覚えている)

こんな時期だから真面目に読もうとしたのが「ユダヤ人」(上)(下)で
これは内容がつまりすぎて途中から頭が混乱してしまったので
人に説明できるほどは理解できていない
だが、彼らの歴史はなんとなく心に刻まれたと実感する

読んだ本は多ジャンルに渡っているが
人に一つ一つ内容を伝えられるほど記憶には残っていないのは
残念だし悲しいところだ(仕方ないか)

今年はじっくり読まなかった本が多すぎたのは個人的に反省するところ
焦ることはないのだが、何故か先を急いでしまった
この傾向があるので現在の読みかけは辻邦生の「西行花伝」
エリアーデ「世界宗教史」(1)(2)(3)がある

今年、図書館から借りて読み終えた本が10冊で
本に費やした金額は39,423円
実際は雑誌等もあるのでもう少し使ったが、月に3000円程度は
贅沢とはならないだろう(しっかり読まないともったいないが)

ということで、来年は焦らずにもう少し味わうように本を読まねば!
と今は思っているが、さて!

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