アメリカのコロンビア大学ではイスラエルのやり過ぎに対する学生のデモが
起きてそれを鎮圧するために警官が突入したニュースがテレビ・新聞に
報道されている
デモが学生の自然発生的なものか、それとも良からぬ人たちの仕業なのか
不明らしいが、心情的には若い人が社会的な不公平感に対し声を挙げるのは
理解できるし、デモが前者の結果であったならばアメリカは
日本と比べるとまだまともかもしれないと思う
(日本はパレスチナの人々の悲惨な状況を見聞きして、何故か行動まで起こす人は
あまり見かけない)
アメリカはイスラエル出身者のロビー活動が功を奏して親イスラエル政策をとる
ドイツはホロコーストの歴史があるのでイスラエルに対してものを言えない立場だ
だが、この2つの国はそれでも「許されないことは許されない」
との態度を表明する人が少なくない
そして今回はそれがデモの形をとっているとしたら、、、
この報道を見たある人が「いちご白書」の映画を思い出したと口にした
「いちご白書」は映画そのものよりも松任谷由実のつくった歌
「いちご白書をもう一度」のほうが有名かもしれない
自分は学生時代この映画を見た
内容はさっぱり覚えていないが、見終わった後は怒りがふつふつと湧いてきた
のは覚えている
そしてもう一つ覚えているのは「サークルゲーム」という歌
「いちご白書をもう一度」のような切なさを覚えさせる歌ではない
松任谷由実は「いちご白書」を見て情緒的な「いちご白書をもう一度」をつくったのは
いかにも日本人的な感覚だなと思う
物事を感情的に捉えるということ
良い悪いは感情に支配されがちで、感情に訴える技術に優れているということ
どうやらそのような傾向がありがちということ
もしかしたら「いちご白書をもう一度」は今の時代に必要かもしれないと思う
それは歌ではなくて、本当に映画を見ようとの意味で
歌の世界で切なさを感じるためよりも
映画の訴える不条理な社会に対するプロテスト的な意味を感じるために
チャーチルの言葉にこんなのがあるらしい
「20歳の時にリベラルでないのなら情熱が足りない。
40歳のときに保守主義者でないのなら、思慮が足りない」
そうかもしれない!と経験を踏まえてそう思う
願わくば今の若い人には「いちご白書をう一度」の歌に感傷的になる前に
情熱を持ってほしいと思う
例のごとく、まとまらない話
ところでサークルゲームはこんな曲
「いちご白書」 サークル・ゲーム (訳詞付き) Buffy Sainte-Marie - The Circle Game
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