昔、どんなきっかけで読んだのかわからないし
内容も覚えていないが、今の時期、読み直す価値がありそうなのが
エリアーデの「世界宗教史」
「世界中同じような発想(イニシエーションなど)はするものだ」
といった実感はなんとなく覚えている(それしか覚えていない)
こうして比べたり客観視することは、一つのことを盲信することな無くなりそうで
それなりに意味があることだろう
(だが、この分量では再読はしんどそう)
同時に、もう一冊ドーキンスの「神は妄想である」も再読の意味はありそうだ
ただドーキンスの言い分に共感できないのは
人が「祈ることしかできない」状況になった時、祈ることは無意味かといえば
必ずしも無意味ではないと思うことだ
少なくとも祈る人の心の安定には役立つ
効果があるなしを現象面だけで捉えるのは、あまりにも一面的過ぎるような気がしている
「カラマーゾフの兄弟」では、救いのない世界に迷い込んだイワンをアリーシャが祈るシーンがある
また有名な大審問官に対してキリストと想像される人物は言葉で反論することなく
ただ口づけだけをする
できることは他人のために祈ること
それは、人が生み出した良い行動なのではないか、、と思っている
それにしても、「世界宗教史」は1冊6800円もして
3冊もの分量もたっぷりあって、読み終えられるかわからない本をよく買ったものだ、、
呆れると同時に誇らしい気持ちもあったりする
最新の画像[もっと見る]
-
モーツアルトの子供の頃の音楽を聴いた 4日前
-
モーツアルトの子供の頃の音楽を聴いた 4日前
-
「トランプ信者潜入一年」を読んで連想したこと 1週間前
-
フルトヴェングラーの不思議な演奏 1週間前
-
フルトヴェングラーの不思議な演奏 1週間前
-
詐欺メール 2週間前
-
詐欺メール 2週間前
-
女の本、男の本 2週間前
-
女の本、男の本 2週間前
-
「モッブ」が気になったので、その部分だけ再読にトライした 2週間前