パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

早起き

2018年08月04日 05時59分02秒 | 徒然なるままに

殺人的な猛暑が続く毎日
でも少しづつ日の出が遅くなってきている
蝉くんたちが活躍するその前に、窓からは小鳥たちの生活感あふれる声が聞こえる

窓からはひんやりとした空気が控えめにそそっと侵入してくる
この空気はエアコンや扇風機よりずっと心地よい
朝は窓を全開にして思いっきり空気の入れ替え

エアコンのない二階のこの部屋の賞味期限はあと少し
早起きして気休めのような日課(投稿)を済ませて
あとは下へいって、ダラーッとしたエアコン漬けの時間へ

ほんと朝だけ気持ち良い
子供の頃はラジオ体操にでかけてたな、、(出席簿みたいなのを持参して)
ふと、そんなこと思い出した
あの頃こんなに暑かったかな、、、

 

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常識という力

2018年08月02日 19時14分57秒 | Weblog

あるきっかけで弁護士という職業のひとと打ち合わせをすることが多くなっている
会話は実務的な話以外にも飛んで、各地方自治体の裁判の例だとか、珍しい出来事だとか
気になる国のことだとか、、これらが弁護士の視点とか知識の中で紹介されてなかなか興味深い

つい先日はある市議会の懲罰動議(委員会)の話が出た
これは新城市議会でも発生した出来事で、ある議員の発言が議員としてふさわしくない
(その理由もしっかり調べてみるとかなりアバウトな理由だったが)と懲罰委員会が開かれ
最終的には、該当議員は議場で議長からのお小言を聞かされ、陳謝の言葉を述べるということになった

それで、我市でも同じようなことがあったと、何気なく伝えたところ
なんとあっさりと、懲罰動議とか委員会なんてものは、意図的に誰かに意地悪するようなことで
そんなのはよくあること、、、と言われてしまった
法に則って粛々ではなく、もっと人間的な好き嫌いに左右されることが多いらしいことを知って
驚いたというより、やっぱり、、と自覚したのは少々情けないが、、人間たちの行うこと
しょうがないな、、とも感じてしまう(最近この善悪の判断が甘すぎる傾向が自分にあるような気がしてきたが)

弁護士は若い人物と事務所を経営しているやり手と評判の二人
尋問の役割分担の話をしていた時、若い弁護士に向かって
「君はその分野の知識は十分に持っているか?そうでないならその様子は相手に読み取られてしまうし
相手が専門的なことを何やら言われたらごまかされてしまうぞ」
と同僚にいう言葉としてはきつい言い方をした

その瞬間話を聞いてるだけの自分の頭に浮かんだのは、市議会における一般質問の状況だ
議員さんは行政にいろいろ質問をする
一応調べてその場所に向かうが、相手の行政は一年中その仕事に取り組んでいる専門家
議員さんの知らない法律や情報を、長い前置きと同時に答える
そうなると議員さんは一気に不安になる、自分だけが知らないのか、、と
おまけに最近は反問権などというものが存在する、それが質問の真意を尋ねる使い方なら良いが
ちょいと意地悪な無知を晒してやろうとする意図がある場合には
議員さんは少しばかり困る状況になることは想像できる、、
だから、困ったものだな、、と、このことを思いながら聞いていたが
次に続く弁護士さんの次の発言は、、なかなかもものだった

「そういうときは、常識という(庶民の)強力なバックが控えていると自覚して、無知を恥じること無く対応すべきだ
 常識的に何かに違和感を感じるということは、世間の支持を受けているとも、、、」
(正確には覚えていないがこんなニュアンスのことを言った記憶)

そうだ、法の静的な解釈とか理解ではなく、生きた人間の自然発生的に感じるなにかおかしいと感じる常識的な感情
それをベースにこと当たるということ、それが現実に生きている生活者の生活に寄り添うことになりそうだ
市議会も裁判(裁判はちょいと違うかもしれない)

この常識的なこと、感情を実はずっと官僚とか職員の方にももってほしいと思っていた
厳密に常識とはなにかとか、庶民の意志とか一般意志とは何かなどと、ことを細かく突き詰めていくと
また観念の迷路に陥ってしまいそう
あまりアバウトすぎるのも困りものだが、ある程度の普段使われる常識という言葉の中で
物事が進められていったならば、、、もう少し世の中は過ごしやすいと思ったりする

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いろんな人々を見聞きしてきた人たちの判断は、、、

2018年08月01日 18時28分32秒 | 庁舎用地外移転補償騒動

世の中にはいろんな職業の人がいる
そしてその職業上の経験がその人の判断基準となるのは珍しくない
優しい眼差しで見ることを当たり前としている保育園の人たちは
人間(子供)を無垢なものとして捉え、たとえその時理不尽であっても
本質は罪はないものとして理解しようとし、それで納得しようとする

一方残念ながら最初から疑ってかかることが要求される職業もある
例えば、検察とか警察とか公安とかは、嘘を言っていないかの意識を頭の何処かに入れて
それが生活上の癖にもなっていそうだ
ある時、公安の人たちは目つきが鋭くなっていて、一般の人は彼らに対し少し異様な印象を持つかもしれない
と口にした人があったが、なんとなくそうかもしれない、、と思ったりした

人を判断するのは良い悪いだけではなく、スポーツの選手の見極めも同じこと
スカウトと言われる人々、あるいは監督と言われる人物は、選手の伸びしろ・可能性を
早い時点で見抜くことが要求され、それが割合外れることがなく、それがため彼らはその職業人としての
居場所をいつまでも保っている

前置きが長くなったが、今日、それこそいろんなパターンの人たちを見てきたであろう人たちが3人並ぶ
少しばかり緊張感を要する場所に行ってきた(傍聴)
最初に宣言が要求される「知っていることを包み隠さず正直に話すこと」
これは2週間前の別の3人にも要求されたが、何故か今日は、その宣言が終わった後、中央に座る偉い人の発言が前とは違った
前回は「偽証罪に問われる可能性もありますので発言には、、、、注意(だったかな)」
だが今日は「偽証罪に問われる」云々の言葉はなかった
むしろストレートに再度正直に話してください、、と言っていたような印象
何故前回と違っていた文言を発したのか
同じニュアンスだから大して気を使わず、その時の雰囲気、勢いで言ったのか
それとも今日はある人物を目の前にして、彼の醸し出すオーラから別の言葉を選んだのか、、
それは、正直なところわからない、、
でも、個人的には気になる  何故、前回と同じような定番の言葉を言わなかったのか、、、

さて本題は、想定通りの進行(何の?)
とかく評判の雄弁さ、淀みの無さが彼からは見られた
ただその雄弁さが、彼の住む地方都市でのように通じたかといえば、ここが問題で
それを聞いている人は、壇上にいろんな人の登場し、いろんな話を聞かされ、それらの何が信じられるかを深く追求する立場の人達
嘘は言わない、、と建前上宣言しても、同じ経験をした人とは(会話をした人同士)異なる答え方をしていたり
都合よく記憶が飛んだり、明らかに何かを守ろうとしている雰囲気を感じさせる人や
自分自身を守ろうとしている、、いわばできることなら見ないほうが幸せでいられるような人間の修羅場を
職業として見た人たちは、、、多分、囲碁将棋の高段位の人が感じる「勘」のようなもので、何かを感じ取ったかもしれない

これは多少ロマンティックな思考で、そんなことはなく淡々と事実(発言)の積み重ねだけに関心があったのかもしれない
ただ、職業上の経験は、、そこで身につけた勘は、、割合正しい結論を下すような気がするが、、、

話は予想通りの展開
(現在のところは具体的には記さない)
確かに、見方によれば頭のいい、雄弁な卒のない話だった
しかし一箇所彼は口を滑らした
彼のそれまでの話では、知っていないはずの部分を口にした
それは、傍聴の立場でいる自分も違和感を感じて首を傾げた
すると彼を追求する役割の人物も最後にすかさずその点を再度質問をした
その矛盾に彼は気づいたかもしれない、、いつものようによくわからない話が続いた

これらの話を聞いて、前に座る三人の方々はどんな印象を持ったか、、、
これは彼かがいずれ導き出す結論とは別に気になるところだ

さて今までのことは一体何のことか、、、
いつか、近い内に具体的にアップするかもしれないし、、、しないかもしれない 
正直なところどちらが良いのかわからないでいる

(ところで、個人的な今日の印象は、誰かさん、うまくやったつもりでも、つい口が滑ったね、、、ということろ)

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