季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

毛玉たち A nobel by Morimi Tomihiko

2010-10-22 10:16:35 | 暮らし Daily life
有頂天家族 (幻冬舎文庫)
森見 登美彦
幻冬舎


スリランカに持っていった本たち。地球の歩き方「スリランカ」、「仏教のすべて」、それと「有頂天家族」。
期待通り、この森見登美彦著の狸たちの物語は飛行機の中で、また夜の8時ごろ一日のルーティンが終わってしまう日常の中で「気楽に楽しく面白い」時間を供給してくれました。
2回目まで読んでいた途中、帰ってから娘が読んで「やっぱり森見さんの本は面白きかな!」と言っていた所です。

森見氏はブログも書いておられて、それがなかなかオモチロイであります。
その名も「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」と言う題であります。

その中で10月16日記の「登美彦氏、のんき玉を作ろうとする」に共感しました。
氏は「みんなもっとのんきになればいい」とおっしゃっていますが、私もそう思っています。海外に行って帰ってきたらいつも感じるのが「いかに日本人がきっちり几帳面にあくせくせこせこしているか」です。
その几帳面さが日本人のいいところでもありますが、何事も行き過ぎはいけませぬ。
一年に6週間の休暇を取るオーストリア人や、犬や牛を野放しにし家の前で日常的に焚き火をしているスリランカ人に習い、少し「のんき」を身に着けてみたらちょっとすごしやすい空気がうまれるんじゃないでしょうか?

私は?
私は十数年に及ぶ「のんき」修行のおかげで随分と「のんき」が身につき、切っても切れない関係になってしまいました。
この前、脳の働きを診てもらって「右脳に偏っていませんか?もうちょっと左脳を使うといいですよ。何事もバランスが肝心です。」と言われました。

いいのです。これでいいのだ!
のんきバンザイ!

狸兄弟達のお話、のんきな週末に2回目の続きを読むとしましょう。

This book is written by Morimi Tomihiko. Named "Uchouten-Kzoku".
It's a story of brothers of raccoon dog. The scene has base in Kyoto.
It's very funny and interesting story. I love it!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする