季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ハンドワーククラブ in スリランカ Hand work Club in Sri Lnka

2010-10-31 15:13:34 | International
行く前から言われてた。ここの女の子達に折り紙やいろいろ日本の手仕事を教えてやって!って。それで毎日2時間くらい教えることにした。毎日3人ずつ参加するのでよろしくって言われた。
I was said to teach some Japanese handicrafts for the girls in her working place. So I prepared some ingredients and tought 3 girls a day for 2 hours everyday.

一日目は折り紙だ。折り紙をするのはみんな初めて。
もともと器用な人たちなので作る事にはなんの問題もない。
一枚の紙が折ることで形をダイナミックに変えて、いろいろな物に姿を変えていくのが不思議で楽しくて仕方ないようだった。
羽ばたく鶴が人気。
At first, we did Origami.It's the first time for them to do it.
They are good at making somthing so it's not difficult for them.
One sheet of paper changes the form one by one fold, it makes them so surprised and fun. Fling bird was popular.

       

2日目は持って行った白い和紙を絵の具で染めてそれで蓮の花を作った。
折って折ってそれからくるりとひっくり返していくと見事な蓮の花が出来る。
お互いに仏教文化なので蓮のすばらしさが分かる。
出来た花を手のひらに載せて大事そうにしていた。
The second day,we dyed white Japanese paper and fold waterlilies.
We have Buddism culture so we understand the beauty together.
They looked so happy to hold the flower in thier palm softly.

       

3日目はフェルトメーキング。羊毛を触るのが初めて。
フェルトボールと鍋敷きを作った。フワフワの羊毛が硬い丈夫な生地に変化していくのがそれはそれは楽しそう。
すごく楽しい!大好きです!って言われた。
The third day for felt making. It's the first time to touch fresh wool.
With rubbing with warm sorp water, it changes and becomes quite another quality. It's just like a magic and they enjoied so much.
They said " We enjoy this so much! I love you!"

       

次の日はニードルフェルト。小さな小鳥や花を作った。
Next day, needle felt. With this special needle we don't use any water.
We can make everything we want with this.

       

       

最後の日は「何でも今までにやった中で好きなものを作りましょう!」って言っていろいろ作った。折り紙や羊毛の作品。折り紙で入れ子の箱を作るのがとっても受けた。すごくきれいだって。シンハラ語できれいは「ラッサナイ!」覚えた。
それと楽しい!好き!はアーサイ。これも覚えた。
この頃にはもう「あなたはスリランカ人よ!」って言われた。仲間だって。
The last day," Please do whatever you want!" so they did Origami and needle felt.To make boxes with origami was popular.
Beautiful is "Rassanai!" in Shinhara. Like and fun is "Ahsai".I rememberd.
They said "Now you are a Sri Lankan!" We are company together.

       

いつものハンドワーククラブでもそうだけど、みんな本当に楽しそうだった。
すごくうれしいし幸せだって言ってた。
エナもそれを聞いてとても喜んでいた。
As always in hand work club in Japan, they looked so happy in my lessons.
Ena was happy to see it too.

私にはそういう力があるんだなあとうれしく思った。
世界中で私がいるところどこでも出来るハンドワーククラブ。
すばらしいことだと思う。
この写真をクリニックのハンドワーククラブの皆にも見せたら、それが彼らにも誇らしかったらしい。すごく喜んでいた。
I'm so proud to have this ability to make these handicraft lessons. It's nice I can do it everywhere in this world.
I showed these pictures for members in handwork club in Japan,they look happy to see them too.They are so proud of having international quality handwork lessons always there.

エナに言った。「私のクラスはちょっとしたお薬みたいに女の子たちに効くかもしれない。見ててください。」そしたら「よし、わかった。あなたはここで私たちのバティックを勉強するのよ!」って言った。しっかりやって一つは作品を持って帰れと。だから毎日教えているときと食べてるとき以外はバティックを習った。それは特別な体験。
I said to Ena " My lessons might work like a kind of medicines for the girls, you will see!" She said !I'm sure, now you have to learn form us too.Let's have Batik lessons here!"
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栗クリームの身元が判明!

2010-10-31 14:17:20 | 暮らし Daily life
この前載せた「栗クリーム」の実の名はモンテビアンコ(白い山)!
(フランス語だとやっぱり「モンブラン」そのままだな。)

        

この本に載っていました。テルマエ・ロマエ2巻と一緒に買った。
美味しそうなレシピが17品載っている。


それではさっそくBuonappetito! (ワイドKC)
ヤマザキ マリ
講談社


テルマエ・ロマエ2巻。いきなり暴走?
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン


著者ヤマザキマリって彼女自身とっても興味深いです。

これらと一緒にこれも買った。
外国人から見たニッポン
岸 周吾
ディスカヴァー・トゥエンティワン


日本は他の国と直接国境を接していないので、ずっとこの国にいるといろんな当たり前がまったく当たり前にあるものに思えてその価値に気づきにくいと言う特徴があると思います。
ヨーロッパは絶えず周りの人たちと国境を争って文化圏を競ってきた歴史があるので、その点においてはとても意識が強いです。
日本人は自分の特徴や長所を表明したりあからさまにすることを美徳としませんが、ヨーロッパの人たちは自分の国や文化にとても自信を持っていてそれを卑下することはありません。意識の大きなベースに自分の国の文化に対する自負があることが大きな特徴です。スリランカも島国ですが、これまで様々な国々に占領されてきた歴史から自分の国に誇りを持ち、大切にする文化があります。家族のこともとても大事にする。
そんな様子を今年は見てきて、この本を読んで納得できることが多々あります。

ないものを探してそれを補う新しいものを取り入れるのに躍起になるのではなくて、すでに持っている宝物に気づいてそれを大切にして生かすことも大事だと思います。

それと、他の人を見上げたり見下ろしたりするのではなく、自分が自分であることの良さを分かって自信を持つ。このことはとても大事だと思います。

英語至上主義ってのとはまた違うと思うけど、簡単な意思疎通が出来る程度に会話が出来ると自分の世界ってすごく広がると思う。最低限でも英語。出来たら他にも少し。
今はドイツ語が少しとシンハラ語はいくつかの言葉だけ。ドイツ語もシンハラ語も、もっと覚えたい。私は学校では語学がとても苦手だったので、日本人の多くの人は私より英語を本当は知っていると思う。間違うのを恐れないで話してみると話せると思う。他の言葉も。

エナが言ってた。スリランカでは英国の支配から逃れた証として英語教育をほとんどしなくなり、シンハラ語だけでの教育がなされている。今や英語を話せる若者はあまりいない。それが残念だと。

英語が話せたらいろんな国に行ける、いろんな国の人と話が出来る。これは大きな利点だと。こんな小さな島国にずっといたら、自分の事すらしっかり見ることが難しいって。だから外に出ていろんな文化や人に触れることで自分の国の事をもっと深く認識することが出来るのだ。

私もそう思います。娘がイギリスのホストファミリーに書いた手紙にこう書いてあった。「私が外国に行く理由の一つは日本をより深く知るためです。」
そう言ったらエナが「まったくその通り!absolutely!」って言った。
こんな所も私たちの意見は一致した。このabsolutely!を滞在中何度耳にしたことか!
昨日お誕生日のお祝いの電話をしたら、「あなたの事をしょっちゅう思ってるよ!」って言ってた。うれしい。これで彼女は89歳。私もあんな毅然とした、やさしいエレガントなばあさんになりたい。


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