小さなお子さんを持つお母さん達と手仕事。
自分達で洗って梳いた羊毛を使ってフェルトメーキング。
虹色の染めもしました。簡単に染まるのに感心したよう。
好きな色を選んでかけて行って、その出会いと融合を楽しむ。
作ったのは鍋敷き。それぞれにデザインを考えて縮絨して行く。
みんなしっかりとしたフェルト生地が出来ました。
この前はボールで今回は平面。今度は立体に挑戦する予定です。
おいしいパン屋さんでお昼を買ってきて貰って、それを分けて食べたり楽しいおしゃべりも。
小さな子どもやお腹に赤ちゃんがいる人たちってそれだけでパワーがあるなあと思いながら一緒にいて楽しむ。
子どもを産んで育てるってみんなやってきた事だろうけど、当たり前に過ぎていくんじゃなくて結構大変。一日一日がなんだか「やっと」って感じだ。時々なんでこんなことになってるんだろう?って思うほどきつい時もある。
それでもその毎日の営みは輝いているし意味深いと、随分通り過ぎた今は思う。
History「歴史」って his story 「男のやってきた事」だと言われているけど
私達女性はそれを支える生活そのものを作り上げているのだと思っている。
そっちの営みや歴史の方に私は関心がある。
学校では歴史が苦手だった。戦や国取りに興味がないのだ。
暮らしを創る営みの歴史Herstoryとでも言おうか、にはとても興味がある。
これをもっとこれからも掘り下げていこう。豊かにして行こうと思う。そしてその価値を認めていこう。
集まりのお宅に行くには関西大学を通って行くのだけれど、それが結構気持ち良い。
急な坂に新しく取り付けられたエスカレーターの踊り場が切り株のブロックで出来ている。それがきれい。
私達の年輪。こんな風にしっかりと刻まれているはず。それを心に。