季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

感情に流されない

2011-12-16 13:57:44 | 手仕事 Handicraft
バーナーワーク。

先週やったもの。玉の中に花を作る。前は出来たのを入れたけど、今度は自分で作ります。それも立体的なの。初めてなので花びらの大きさがまちまちだけど、それでも花に見えるのがうれしい。
向こうのオレンジの花がキンモクセイのようで好き。真ん中に空気の泡が入るのも良い。

          

この教室は基本的に金・土・日の午前と午後の2回レッスンがあって、それを自由に選ぶことが出来ます。遠くから来る人は午前と午後の2回続けて受けたりするらしい。
私は近いし2時間でもへとへとなのでいつも一回ずつ。どれだけ詰めても空いても自由だけど私は勘を忘れないように今は週に1回のペースを守っています。

毎回何をするか先生と一緒に考えて違う技法を習います。
今日は芯に不透明のガラスを巻いて、外に透明のガラスを被せる技を習った。
思ってたより難しい。
そして花の続き。この花はなかなか楽しい。

今日新しく意識したのは「感情に流されない」と言う事。
バーナーワークって温度が高いし(1000度)計画性と思い切りが大切みたい。
一回火にガラスを入れてから何かを取りに行ったりできないし、うっかりしてると融けすぎて形が崩れてしまう。外に出す時間が長くなると割れやすい。はじける。これは結構怖い。
ガラスが火の中で赤くなってとろけてるのを見るのはいい気持ち。だからと言っていいタイミングをつかみ損ねると時間がかかるし形を整えるのにまた時間がかかるし、仕上がりも汚くなる。
だから自分の中で「わー、ガラス融けてるやん、きれいやわ~!」とか思ってぐずぐずしてると、もう一方で「いかんいかん!見とれてたら。外に出して形、整えよう!」ともう一人の自分が言う。そうしていろんなしがらみを乗り越えてさっさか仕事を進めていく冷静な自分が育つように思う。バーナーワークの先生は結構さばさばしていてそれが好きだけど、バーナーワークを極めてそうなったのかもしれない。
あと、心が弱かったり揺れてたりしたらガラスも言う事を聞かない気がする。だからいつも自分の心の中を澄んだ状態に持って行くようになる。
段取り力と冷静さ、状況判断力と思い切りの良さが身に付くかも。

バーナーワークって瞑想みたい。いいなあ。好きだなあ。


今まで作った作品を回数ごとにビニールに分けて小さな箱に入れています。
それを何回も取り出して眺める日々。見てるだけでも楽しい。
これからどんな技法や作品に取り組むのか、年末年始でしばらくお休みだから考えておこう。

Comments (4)
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