季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

神戸でライブ

2013-04-14 23:02:15 | 暮らし Daily life
神戸へ。
夕方からのライブに備えて早めに出る。ずいぶん早く着いたのでちょっと散策。

山の方に上がって行く。生田神社にお参りして北にある森をちょっと歩く。ここだけ空気が違います。ヒヤッとして澄んでる。

そしてまた北に上がって行く。もう何十年ぶりか、北野。異人館。
風見鶏の家。この近くに精神障害の人が働くレストランがあるって新聞に出てたんだけどちょっと見ただけじゃわからなかった。また行ってみたい。

       

これはアメリカ人の家だったらしい。

       

この石畳と坂が長崎と少し似ている。オランダ坂のへん。

       

降りてきてライブの前に少し腹ごしらえ。歩いてると見つけた南インド料理やさんチャルテチャルテ値段を押さえているのは店作りからメニュー、ちらしなども手作りにしているため、そして少数精鋭のシェフを使っているためらしい。
三宮店は南インド料理で良かった。私はドーサを頼む。ドーサとはこの巻いてるクレープみたいな米で出来たクレープみたいなもの。メニューにはドーサとしか書いてないけど、これを頼んだら自動的にカリーとチャツネが付いてきます。だから軽食にはぴったり。夫はもうあんまり残ってないけどタンドリーセットを頼んでた。

       

とても美味しかった。ランチだとこれより一つ高いマサラドーサ(スパイシーなポテト付き)が1000円らしいので今度はランチで来たい。良い所見つけました。さすがの私の嗅覚!

そして待ちに待った、ほんとに申し込んだのが去年の秋でその時は息子の進路も分かってないときだったのでやっと来たって感じです。ライブ!

大体一年に一回くらい。夫と共通の趣味がここのピンポイントだけぴったりなので一緒に。
山まさよしと言うアーティスト。長年のファンです。

行ってみると小学生の子どもから高齢の方も、もちろん女性が多いけど前みたいに若い人ばっかりで黄色い声が飛び交うって感じじゃなくてちょっと落ち着いてる。障碍者の人もちゃんと特別のスペースを使って良い感じで観れてました。
そしてライブが始まったら座って静かに聴いたり立って乗ったり歌によって振りをしたり、声を出したり。もう長年のファンが多いのでその作法が行き渡ってる。すごい一体感。

好きなアーティストのライブ。
本人が目の前にいて本物の音で声で歌ってる。音響も舞台装置も照明も素晴らしい。
そしてファン同士の一体感。

音楽が体を震わせる。それは各器官をも震わせ各細胞をも震わせる。
脳内でドーパミンやセロトニンが出まくる。
細胞内のミトコンドリアではATP(アデノシン3リン酸)が大量に作られ細胞の働きが活性化し、酵素やたんぱく質の生成がどんどん進んで細胞レベルでの体の活性化が起こる。そして肌つやが良くなり皺が減り、体脂肪は燃やされ筋肉は増強。成長ホルモンが活性化し頭の回転も速くなる…。
なんて想像してしまうくらいに、楽しい。

そんな風にして好例の私たちの祭りが一つ終わった。
あー、楽しかった。帰りの車でも歌う。声が良く出る気がする。

若返りとストレス解消に、ライブは最適と思う。行って良かった。また次が楽しみ!
まさやんありがとう!
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就活に効く薬

2013-04-14 09:52:28 | 心と体 Mind&Body
娘の就活がうまく行かず、落ち込んでいる。
夜眠れなかったり、食欲がなかったり、何もする気がしない…。
そして自分に対して普通に考えられる以上にネガティブになっている。
人の体験には共感と拒絶の二つがあるらしい。もちろん共感だけの人生なんてありえないけど、今の所彼女はこの拒絶体験をものすごくたくさん結構長い間かけて体験しっぱなしだ。それはかなりキツイ。

これはいかんな。心療内科にかからないといけないかもしれない。

とにかく見てて可哀そうなので、今私に出来る事はないかと考える。
これを放っておいて彼女に自分の元気の調整を任せてそれでも出来なかったらちゃんとお医者に診せた方が良いのかどうか考えたけど、今見てる感じでは自分に元気を取り戻す作業も出来ないくらい元気がない。

私は考えた。彼女を生まれる前から生まれた時から知っているのは私だ、だからきっと私に出来る何かがあるに違いない。と。だから行動に出てOKと言う事にした。

話しが出来そうだったら話を聞く。食べれそうなものを作って一緒に食べる。

昨日はTSUTAYAに行ったので漫画を探した。彼女は本が好きだけどこんな時は漫画も良いかと思って。
大きな棚がいっぱいあってそこにぎっちりと並んでいる読んだことない漫画を前にして集中する。
読んだことがあるのはわかるけど読んだことないのも含めて今の娘にちょうど良いものが見つかるように祈るようにして棚を見回す。
難しすぎず、悲しすぎず、悲惨過ぎず、嫌な事を忘れて元気になれそうな、彼女に効きそうなもの。
それで見つけた。それは棚の一番上にあって見つけにくかったけど、なぜか目についた。何だろう?って。
パラパラとめくってみて「これだ!」と思った。

花もて語れ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
片山 ユキオ
小学館


帰って娘に渡してしばらくしたら「すごく良い!」と笑顔が見えた。良かった。
「癒やし系熱血『朗読』ストーリー」と言う説明そのまま。朗読の話です。
そのゆるさと熱さと朗読と言う日本語の細かいニュアンスを尊び味わうのを愛する彼女のツボにはまった。
思ったより効果があって良かった。私も読み始めてるけど、なかなか感動する。面白い。

もう一つは「信長のシェフ」。少し前にドラマになってた気がする。気になってたけど観てなくて、読もうと思って。で、読んだら面白かった。JIN(現代の脳外科医が江戸時代にタイムスリップする話)と言う漫画とテレビドラマが前に好きだったけど、そのJINと「美味しんぼう」を足して2で割ったようなストーリーだ。美味しいものが好きな私はヨダレを垂らしながら読んでいる。醤油も砂糖もなかった戦国時代で何を作るのか?
歴史がわからない私でもわかる有名な登場人物たち。ストーリーも簡潔。わかりやすくて読みやすい。

信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)
梶川 卓郎,西村 ミツル
芳文社


それと夜に焼いたアップルシュトゥルーデル。酸味があって自然な甘みもあって食べやすいからきっと大丈夫。

       

今の処方はこんな感じです。
こうやって自然な形で私に出来る範囲で支えて行こう。大丈夫だと思う。私は彼女に自信があるし、きっと一番良い形に収まると思う。       
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