季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

寒さに向かう

2014-11-07 23:53:46 | 工房working place
工房にて、生徒さんが来る前に頼まれた作品に取り掛かる。
針金を曲げて曲げて曲げまくりました。しっかりしたラジオペンチを買って良かった。

       

生徒さんはキャンプが趣味の方。寒くなってくるとガスが冷えて出にくくなってくるのでボンベのカバーを作りたいとの事。
これ、前に作った事あるんだなあ。良かった。
前はプリムスって言うメーカーのだった。これはコールマン。大きい方のを今日は作る。
型紙を作って羊毛を選んで重さを測って。
模様を考えて置いて行きます。
小さな子どもさんを連れているのでその事遊んだり寝かせたりしながら。ゆっくりとでもすき間すき間でガッツリと作業をしました。
最後の縮絨も力強く。
出来た! 黄色の所が炎のようになってて綺麗でかっこいいです。素晴らしい!
これ、友人が前に作って多分今も使ってるけど、良いんだって言ってた。フェルトは難燃性だから火が燃え移るって事がないです。
そして少しの水や汚れもはじく。アウトドアにもふさわしい素材なんです。

       

今日は夫が飲み会に行くと言うので、どうやって過ごそうかと考える。
で、寒いのでロシアの水餃子ペリメニを作ることに。息子のと二人分。息子のは帰ってすぐに茹でられるように冷凍しておく。
久しぶりに食べた~。温かいのが美味しい季節になりましたね。今日は立冬。

       

早めの晩御飯を丁寧に美味しく食べて、取りためた映画の中からこれと言うのを観る。
スリランカ人の友達が送ってくれたインドのお菓子を食べながら。いい気分。

       

「ブルーノの幸せガイド」って言うのを観た。イタリアの映画。
思春期の青年と父親の話。
始めは辛気くさい話しだなあと思ってたんだけど、だんだんじわじわ勢いと面白さが出て来た。
思春期の特に男の子には父の存在が大切だと前から思ってたけど、それが実感できる映画だった。
子どもが小さい時は母親でなんとか育てられるけど、思春期から大人になる過程で、どうしても父親と言うスパイスが最後の仕上げに居るなあと思う。それがないとなかなかその関を越える事が出来ない。逡巡してあらぬ方向に行ってしまう事も。
それは本当に父親じゃなくても近くの信頼できる男性だったり、母親がその要素を持っていたり、それでもいいとも思うのだけど、父親成分が働いてやっと人って社会の中で1人の人として立って歩いて行けるんじゃないかと思う。
あ、もちろん成長の最後だけじゃなくて生まれる前から生まれた時からお父さんが子供に関わるのはとっても子どもの力になると思っています。別に何をするとかじゃなくて存在として。


映画で言えば、この前観た映画も良かった。「タイピスト」と言うもの。
これはフランスの映画。
田舎の女の子がタイプの早打ちでどんどん力をつけて大会で勝ち進んでいくと言う話。
筋はスポ魂なんだけど(タイプの早打ちなのに、ランニングとかするの(笑))、女の子がめちゃ可愛くて画面がおしゃれ。粋なおしゃれなスポ魂。さすがフランスって感じです。
もちろん恋愛もしっかり。

wowwowの契約が切れたと思ったらまだ観れる。契約取り消さないとなと言ってたら息子が「こんなに良く映画観るんだからそのままにしといたら?」と言った。そうかも。私は放っておいたら動いて動いて疲れるので、私を休めようと思ったら映画だから。動くと同じくらい映画を観る事が大切。
秋と冬は特に良いね、映画。
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