季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

春日山原始林、柳生街道 グルメハイク

2013-11-03 20:10:22 | 暮らし Daily life
昨日レストランに行かなかったのはこれがあるから。
名高い山上シェフによるグルメハイク。それも夫が好きな剣豪の歴史の道を通ると言うコースに申し込んでいたので。

近鉄奈良駅に集合して春日大社の方に向かう。正倉院展の前はものすごい列でした。並ぶだけで大変だなあと思いながら見る。
春日大社の前を細い道に入ると、途端にうっそうとした森に入ります。そうして新薬師寺の方から柳生街道へと向かう。

ぐっと登って峠を超えたら空気が変わった。湿っていてひんやりしている。澄んでいる。別の世界に入った~!
苔むした石垣が歴史を感じさせる。

       

まだ紅葉には早く少し残念。それでも木々の中を歩くのは気持ちが良い。沢の音を聞きながら、薫り高い空気を吸いながら。歩くだけで体の中の悪いものが吐き出されて、新鮮な元気な森の元気で満たされて行くよう。

       

ところどころに遺跡を見かける。これは朝日地蔵。朝日に当たるらしい。それは綺麗だろうな。

       

巨木もあちこちに見かける。これは特別に大きいなあと思った。

       

根元もこんな感じ。いつも思う、こういう巨木はひとつの小宇宙。様々な生物が共存共栄している。

       

早めにランチ地点に到着。たくさん歩いたのでお腹がペコペコ。
さあ、大きなガイドさんのリュックからご馳走が出て来るよ!

       

今日はスモーガスボード、様々な食材を時間と手間を惜しまずに調理してあります。それをパンに乗せて食べる。
保温水筒にお湯も持って来てスープもありました。
どれをとってもとびきりの美味しさ。一つ一つ食べるたびに感嘆の声が上がる。唸る。

今日は久しぶりに息子が参加なので、急きょ肉料理も追加してくれた。
とびきりのお味だったのがこの左のサーモンと帆立のタルタル。これは仕込みに一週間かかるらしい。とろりとしていて癖もなく、まったりとしたお味。最高です。右の合鴨のサラダもたまらん。

       

食べていると雨が、初めはしとしとだったのに、ばらばらと一斉に降り出した。これは先のワイルドなコースは難しいと言う判断で、来た時と違う道で帰るコースへと変更。
そのコースは歩きやすく、でも舗装はされていなくてちょうど良い感じ。山も道もしっとりと霧に包まれて幻想的な雰囲気。その中をひたすら歩くのがとても気持ち良い。ところどころ木々の良い香りが鮮烈に放たれていて思わず足を止める。

       

急に出て来たお寺、修行所だって。入ってみた。 清めの滝まであった。すごい所だった。
ガイドさん雨具を着たら全身真っ赤です。

       

その中にあったこの切り株。樹齢は何年くらいか計り知れないくらい大きい。真ん中からきれいにシダが出てるのも美しい。

       

また道に戻って歩く。紅葉はしていなくてもモミジの葉の重なりが美しい。

       

随分下って来てナンキンハゼの落ち葉が一面に。
脂分が強いらしく水をはじいて美しい。

       

歩いて春日大社の方に向かう。様々なお社を巡ってお参りする。
夫婦神社があったので二人で参った。「夫婦共に元気で仲良くすごせますように」と寄進のしゃもじに書いて奉納する。
春日大社にもお参り。前に来た時にお願いした友達の病気が良くなっているのでお礼を丁寧に言う。
帰りの飛火野も気分よく歩く。鹿がいっぱい。

結局お昼の後は歩きはじめたら雨も小降りに。
あの地点で雨がなかったら先に進んでいた。でもこの道で良いものもいろいろ見つかったしお参りも出来たので却って良かったかも。

帰りの電車でみんなうとうと。
グルメハイクは久しぶりだった、また参加したい。こんなに楽しくておいしくて運動になるなんて、その上文化的な見聞も深まった。これ以上のものはないな。カロリー的にはプラマイゼロってところかもだけど。
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根のものメイン

2013-11-02 22:57:13 | 食べ物 Eat
結婚記念日だけど、外で食べないことにした。家でちょっと美味しいもの作って食べようって。
ワインも永源寺で買ってある。

うちにある食材で適当に作る。
この前の「わさボーノ」を使えるように鶏肉を塩で焼く。外はカリッと中はジューシーに。
わさボーノにスダチの果汁と塩を加えてソースを作って回しかける。フランス料理みたいにしたかったけど、こぼしたみたいになった。
添えたのは根菜のカリカリ。ゴボウとニンジンとレンコンとシメジをカリカリに多めの油で炒めた。ちょっと焦げた。

ご飯はヌマッチのとこで貰ってきた十六穀米。

味噌汁には乾燥の舞茸を戻して、大根のいちょう切り(末広がり)、青菜。

       

根菜をたくさん使った。
大地に大きく深く根を張ってこれからも行こうと言う思いを込めて。
それにこの寒くなる時期に体を温めるかなと思って。

根のもの、キノコ、穀物。繊維をたっぷりミネラルたっぷり。底力をしっかり固める。

これからもしっかりとスクラム組んで行きましょう!
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ロハスの森で

2013-11-02 18:09:34 | 暮らし Daily life
朝と昼はすごい人だろうから昼過ぎてから行った。ロハスフェスタ。
まじめにちゃんと全部楽しもうと思ったら一日かけた方がいいです。テントも持って食器も持って。

とにかく広くて店が多い。ヌマッチの店とポンタさんの店の二つしか探してないんだけど、それが見つからない。
やっぱりロハスフェスタは森。迷う。

       

それでも何回か行ってるので、どのあたりに食べ物のお店があるかとかわかるからたどり着いた。
昨日渡したハンチングを被ってくれています。淡路島玉ねぎカレーのお店。

       

雑穀米のおにぎりにカレーをかけて出してくれます。こうしないとご飯を出すことが出来ないらしい。

その後にスピンハウスポンタのブースを探すんだけど、手作り物の所には見つからない。それで案内所に行って聞いたら教えてくれた。店の名前も「スピナッツ」でした。これで探してください。入口入ったら右手の子どものエリアの奥です。
喧騒から離れていて、トイレも近くて良い場所。’70パビリオンの近くです。
パオが立っている。イタリアンメリノがたくさんぶら下がってて綺麗!中ではフェルトボールを作っている子どもとお母さん達、正面でポンタさんがスピンドルの紡ぎを子どもたちに教えていました。

       


店の左手にはスカーディングの台があって、その上にフリース。それも見事なジャコブ。

       

パオの中には子どもたちがゴロゴロ寝そべったり羊毛を手に握って触っている。
その羊毛は外のジャコブの所からちぎって来たもの、「これ、ほんとはものすごいやつなんだけど…この子たち、なんてラッキー!」と心で思いながら見る。
とっても気楽で楽しそう。リラックスしています。
「俺、ここに住みたいわ~。」と男の子。ポンタさんが「いいよ~!」って。
男の子は「えっ!!! いいの?」なんて言ってる。平和~。羊の力だなあ

屋根の骨格が一つ外れたと男の子が言いに来て、それがきっかけで私も入った。
なんと気持ちの良い空間なんだろう。パオ。心も柔らかくなる。
まだ二日残っているロハスフェスタ。是非、スピナッツのパオを訪れて下さい。

スピナッツにて目的のスピンドルキットを手に入れる。
後は通りがかって買った箸。

       

スピンドル、組み立てて独楽のように回してみる。良く回るなあ。
また糸を紡いでみよう。

       

あまりいろいろ見ないようにして通っても通り抜けるだけで結構時間がかかる。
外に出て公園内を端から端まで歩いて帰る。少し紅葉も始まって日暮れの万博。
気持ちが良い。気分が良い。 素敵なお散歩。

明日、お天気どうかな?



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アカツキハンチング

2013-11-01 22:53:20 | ウールクラフト WoolCraft
出来たハンチングの配達。
天満のIl Pigloにて。

届けついでに(笑)夕食を食べる。
まずはハマチとカブのカルパッチョ。そしてこの皿。どれも特別なお味です。野菜の硬さ、渋み。サラミの塩気と脂、チーズの薫りともっちり感、ツナポテトサラダの爽やかさ。いろいろな味と食感が楽しめる。

       

もちろんパスタも。 そしてサービスのカレー。
これで明日から万博公園であるロハスフェスタに出店するそう。淡路島の玉ねぎカレー。美味しかったです。
当日はこのホロホロ肉はなくて、玉ねぎのフレークが乗っているそうです。
スパイスがちゃんと効いてて美味しいです。

       

作って行ったのはふわっとしたデザイン。被ってみたらもうちょっとぴったりしていて、つばもとがっているのが良いらしい。それでお湯と少しの洗剤を借りて形の修正をする。
ぐぅあしゃぐぅあしゃ揉んだらとたんに形が変わる。魔法みたいだなあ。
こんな形になりました。ガッチャマン?

       

もうまるで誂えたように(って思いっきり生地を作る所から型紙を作る所から誂えてるけど)ピッタリです!
男前の顔をご披露できなくて残念。
この色とツバの一筋の線からこの帽子をアカツキハンチングと命名。(今、考えた。)

       

ロハスフェスタでも私の作った帽子を被って活躍の予定!ハンチングじゃないって言ってたけど。ベレーも布の帽子もあるからどっちかと思います。ロハスフェスタ行く人はヌマッチに会いに行って良かったらカレー食べて下さい。
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