季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

糸紡ぎの誘惑

2014-02-20 23:22:27 | ウールクラフト WoolCraft
今日も朝から紡いでいます。ローラグをたくさん作って。

       

糸紡ぎ。これがハマる。始めたらすぐに時間が過ぎます。紡ぎ始めると紡ぎ車や羊毛が呼んでる気がする。「紡いで!」「紡ごうよ!」って。いろいろなうやむやなことはどうでもよくなる。ちょっと危ない。
今日も一つ予定があったのに、気付いたら時間が過ぎてました。まあたいした損のない用事だったから良かったけど。

フェルトや他の事は結構教えてるけど、本当は糸紡ぎが楽しくて仲間が居たら良いなあと思っています。
今度、仮だけど教える空間が出来そうなので糸紡ぎも出来たらいいなあと思っています。

紡ぎ車、もし使ってないのがあったら誰か使わせて貰えたら助かります。どなたかいらっしゃいませんか?
アシュフォードのトラディッショナル、シングルペダル希望ですが、何でも可。
置き場所に困っているあなた!少しの間でも預かります、お借りします、またはお譲り下さい(代金はご相談の上)

そんなこんなが春から始まる。ぼやぼやしてる暇はありません。
でも糸紡ぎはやめられない。

実はしばらく前にHPを作りました。
まだ教室の詳細は決まってませんが、情報はこんな感じです。
羊仕事、これから広げて行きます。ガンバロ!
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久しぶりにチャイを淹れる

2014-02-20 09:42:09 | 食べ物 Eat
チャイが久しぶりに飲みたくなって。
乳鉢で厚切りの生姜とカルダモン、シナモンを潰して鍋の水に入れて加熱。
沸騰して香りが出たらインドの紅茶と砂糖と牛乳を入れる。水と牛乳は同量くらい。
加熱して沸騰して来たらおたまで掬い上げて戻すのを繰り返す。こうすると突沸が防げてこぼれない。
たいてい放っておくとジャーっと吹きこぼれて周りが大変なことになる。
しばらく沸騰させたら漉してカップに入れる。しばらく飲まないときはコップにシリコンのふたをすると膜が張りません。
良い香り!「これこれ!」って感じ。 温まる。

それとリンゴのスライスたっぷりと豆乳ヨーグルトとグラノーラ。

       

グラノーラ、飽きないです。すっかり我が家の定番に。
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空色海色セーターの糸を紡ぐ。

2014-02-19 17:28:54 | ウールクラフト WoolCraft
朝から羊仕事。

オリンピックの録画を見ながら、青く染めた羊毛を全部ほぐせた。
これが出た種とゴミ。

       

羊一頭分です。ふわふわできらきら。見てるだけで気持ち良い。

       

これをドラムカーダーで梳く。

       

梳いたもの。3回梳いた。

       

それを棒でまとめてローラグにする。

       

そして紡ぎ車で紡ぎます。久しぶりなのでまずは紡ぎ車の埃を払って要所要所にグリースを入れて良く回るように調整する。
そして紡ぐ。勘を取り戻すまではしばらくかかります。それでも気持ち良く紡ぐ。

       

思ったより色が薄い。編んだらもうちょっと濃くなると思うけど。息子のセーターになる予定です。
糸紡ぎってそれが続いてる間はずっとその色を見ることになる。
色によって紡ぐときの気分が変わる気がする。
この前の緑は大丈夫だった。
前に紫の羊毛を紡いだ時に少し紡いだだけで気分が落ち込んだのを覚えている。色がその時の気分と体調に合わなかったなあ。
オレンジは大丈夫だった。
今回の青はどうかな?紡いでみないとわからない。

ドラムカーダー1回分が大体30g、それが大体紡ぎ車のボビンにいっぱい一巻き。
2本を寄りあわせて一本の糸にします。
オリンピックの録画が結構あるので見るともなく見ながら紡ごう。冬の仕事には最適。
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元気野菜

2014-02-18 22:55:40 | 食べ物 Eat
徳島から野菜とお米が届いた。
いつも採れたものを送ってくれるので何が入っているかは届くまで詳しくはわからない。
今回は水菜、菊菜、パクチー、たくさんのニンジン、たくさんのビーツ。

       

せっかくなのですぐに調理して頂く。
ニンジンたっぷり。

       

皮付きのまま洗ってスライスしてバターとオリーブオイルでじっくり炒めます。

       

そこに牛乳と水を入れてミキサーで滑らかにつぶして塩コショウ。これだけでニンジンスープの出来上がり。
これはこの前東京に行った時につわりで食べられない友達に作って上げたら、これは朝いちばんでも飲めて、その後一日吐き気もしないで元気に過ごせたと言うしろもの。うちでは元気のもと。

菊菜は軽く湯に通して絞って白だしとポン酢とゴマをかける。(後で鶏ハムのスライスを乗せました)
ビーツは丸ごとゆっくり茹でて(少し硬めに)皮をむいて切って、すりおろしニンニクと酢と少しの塩、オリーブオイルでマリネにする。ビーツ自体がとても甘いので砂糖は入れなくても甘味があります。

それと玄米を7分搗きにして押麦とモチキビを入れて炊いたご飯。

       

「この頃風邪ひかないねえ」と言う話になった。
娘はこの前フランスに行った時に寒すぎて風邪を引いたけれど、ここ2~3年引いてないって。私も。
そして家族みんな。
「これって野菜のお蔭かなあ?」「そうかも。」「そうやねきっと!」と言う話になった。
同じ野菜でも元気の深さ、元気の量、元気の質が育て方で変わるのがわかる。そしてもちろんお味も。
元気な野菜を食べて家族が元気で暮らす。得難い宝。
さあ、明日は何を作ろうかな?
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複製

2014-02-18 19:30:32 | 暮らし Daily life
ごちそうさん(NHKの朝の)には名言が度々出てくると思う。

この前は
「夢を叶えるために必要なのは才能や努力とちごうて、生き残ることです。」と言う西門氏の言葉。毎日繰り返し頭の中で噛みしめています。

今日のふくちゃんの「あなたを複製したい。」が、結構ど真ん中に響きました。
ギョッとする人が多いかもしれないけど、私は共感できる。りけじょだから?

複製、この時代にはまだ発案されてないけど、この言葉を聞いて思うのはDNA複製。たぶんそう言う意味だと思う。
これって理論的で無機的なように聞こえるけど結構原始的で有機的かつ根本的な欲求で願望ではないかと思う。

結婚するだいぶ前に、彼の子どもの頃の写真を見て、あまりに可愛くて「この子を抱っこしたい!」と深く思ったのが結婚を意識する動機だったと思う。今でも思い出したら。

結婚して妊娠した時には嬉しくて「もう100人は産みたい」と思ったけど、叶わず。複製は二人のみ。
それでもじゃあ複製なのかと言うと、そのものではなくて。やっぱり彼らは一人の独立した人だと思う。受け継いではいるけれど。
それに夫だけじゃなくて自分も半分入ってるのがまた。良いのか悪いのか。

時々子どもたちに「良いなあ、お父さんの遺伝子入ってて!」と言う。いくら一緒にいても私はそうはならないから。そしてもしそうだったら結婚できないって言う不思議さ。このジレンマ。

それでも彼の遺伝子とずっと一体になって一緒に私の遺伝子が居ると言うこの状況は、羨ましい限り。彼らは存在することそのものが快適で幸せだろうなあと見てて思う。

素敵と思って好きになって近づいて親しくなって、結婚して交わって赤ちゃんを産んで育てる。
いやらしいこととかじゃなくて、本当はシンプルで温かく輝くものなんじゃないかな。
動物としての人類の奥深さ。力強さ。そして純粋さ。そんな事を彼女の言葉から感じた。そうやって考えてる今日一日。
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ぬか袋

2014-02-18 08:14:46 | 暮らし Daily life
よく忘れてしまうのだけれど。
ぬか袋を入浴剤としてお風呂に入れるのを続けています。お湯が滑らかになって良く温まる。お肌の保湿効果もあると思います。
晒を縫ってぬか袋を作ったけれど、結局隅のぬかがうまく取れなかったりしてあんまり使いやすくない。
いろいろやってみて今の所このスタイルが簡単で使いやすくて洗いやすく衛生的です。

ハンカチを使います。この頃ハンカチってあんまり使わない。その割に長年にわたって貯まってきたのがたくさんあります。
その中でもう古くなっているものとか処分しても良いものを分けて使っています。

ハンカチ2枚を重ねて広げてその真ん中にぬかを置く。今は柚子の種を干したものがあるのでそれも入れます。柚子を絞った搾りかすや皮や種も香りも出て良い。

       

四つの角を集めてきて一つの角をその周りにくるっと回してひと結びします。

       

このままぽ~んと入る前に湯船に入れます。
色や柄が可愛いし、ハンカチはきめが細かいのでぬかが出てくることがありません。ほんとは勿体ないくらいなんだけど。

使い終わったらギュッと絞って中身は捨ててサッと洗って洗濯します。簡単。清潔。
もしかしたらこれ、次の日に床に撒いて掃き掃除したらきれいになるかも。
まだやってないけど。

とにかく毎日出るぬか。気持ち良く活用しよう。
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ぬくぬくキラキラで包む

2014-02-17 21:52:15 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

まだ風邪ひきさんが何人も。寒いからね。
それでもいつも通り集まって来て作り始める。

今日は出来上がった作品がいくつか。
文庫本のカバーをフェルトで。今まで何人も本のカバーを作って来たけれど、これはなかなかの仕上がり。
チェックって難しいけれど、きれいに出ています。色も自分で家で考えて来た組み合わせ。

       

栞を作って付けるのだと。それで刺繍糸を三つ編みして縫い付けた。三つ編み、見てなかったけれど出来たのを見てビックリする。
細かい、綺麗!宝石のようです。さすが。なかなか出来ないと思う。すごい。

       

ポケットティッシュケースも出来た。この前のカバンとお揃い。苺の飾り。可愛い!
苺に刺繍もして丁寧に作りました。

       

これ、普通の枕に見えるけど、「そば殻を貰ったから作りたい!」と言って布を手縫いで縫って中袋にそば殻を入れて本体を作り、そしてカバーも手縫いで縫って被せた状態です。
高さや大きさを自分の好みに合わせて出来ました。

       

今日は手作りのチョコレートを持って行った。一人ずつ包んでハートの柄をクレヨンで描いて。
それを渡してお茶に。
なかなか好評でした。良かった。あとで一つ食べてみたら温かくて柔らかくなっててちょっと残念だった。
来年は冷やして持って行こう。

これからまだ寒くなるらしい。そのうち温かくなったらみんなの風邪が治って元気に集まれますように。
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芽吹き

2014-02-15 20:35:31 | 暮らし Daily life
雪が雨に変わり。
久しぶりに運転をして桜並木を観てみたら、もうつぼみが準備されて少し膨らみ始めているのが車からでもわかった。
春が近づいてきていますね。

グラーシュは今日また一段と美味しくなって、遊びに来た姪っ子と一緒に食べた。

ぼんやりとしていた私の歩く道がこの一週間で随分とはっきりと見えてきている。
この頃のたくさんの出会いとつながりが不思議なくらいに意味深い。ランダムで突然のようでいて有機的に無駄なく鮮やかなタイミングで構成されている。

それでも自分の暮らしのベースをしっかりと守りながら、歩みを進めたい。
来るもの通るもの過ぎるもの、すべてに意味があるなあと。感じるこの頃。
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飲むステーキ

2014-02-14 22:10:05 | 食べ物 Eat
バレンタインのご馳走は、グラーシュです。
オーストリアの料理。
牛肉と玉ねぎをニンニク、パプリカとハーブで煮込んでいます。

作るのは難しくなくて、材料さえあれば簡単です。ただ、材料を入れてその後4時間煮込みます。そしていったん火を消して時間を置いて(できたら一晩←教えて貰った時は「絶対!」って言われました。)再度加熱することで美味しくなると言う時間のかかる料理。
本当は昨日の夜に仕込もうと思ってたんだけどできなかったので、今日の朝から煮込みました。昼過ぎにいったん火を消してそして夕食にまた少し時間をかけて温める。

       

ブイヨンも何も入れないのに、素材だけでかなりの濃厚な味になります。我が家では「飲むステーキ」と呼ばれていて、お肉はふわふわのトロトロでスイスイと入って行きます。温かくそれにハーブの効果もあって、体がホカホカと力がみなぎってくるような食べ物。
クリームとハチミツの入ったパヴェ・ド・ショコラとこのグラーシュが今年のバレンタインの贈り物。
両方とても美味しそうに食べていたので良かった。

昨日、イギリス人の知り合いからバレンタインの起源の話しを聞いた。いままでもおぼろげながら聞いたことはあったけど、ちゃんと聞いたのは初めて。
まとめたページがありました。

イギリスで元々始まったそうですが、今でもバレンタインデーには男性が女性にカードや花を送ってデートに誘ってもてなす日だそうです。オーストリアの友達も同じだと言っていました。もちろんお互いにカードを交換する祝い方もあるそうです。

日本では、入ってきたときに翻訳の間違いで女性が男性に告白する日になったと言う説があるそう。
新聞広告のバレンタインフェアの写真を観るたびに「これ、あげるの勿体ないやんなあ。」といつも思っています。
私が欲しいわ…。日本にもヨーロッパ風に祝う習慣を!大体ホワイトデーまで1ヶ月待つってどう?ってイギリス人もカナダ人も言います。そうだよね。一か月待つってどんだけ辛抱強い?
「もしもそのまま導入されてたら、こんなに盛大な行事にならなかったんじゃない?だって女子の方が甘いものや買い物が好きだから!」とは妹の談。そうだろうなあ。日本で女子だからこんなふうな盛り上がりなんだろう。

まあでも仕方ない。惚れた弱み。毎年チョコあげるしかない。
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簡単注ぐだけダシ

2014-02-13 09:14:39 | 食べ物 Eat
この前KAPITALに靴修理の相談で行った時に店員のお姉さんに教えて貰った。だしの取り方。
耐熱容器に昆布と鰹節と煮干しを入れて、お湯を注いで一晩置くだけ。ってのを試してみたら言われた通りに美味しいダシが取れるのでやっています。
うちは家族の分が欲しいので少し多め、それで夜、寝る前に鍋で直接湯を沸かしてその中に昆布と鰹節を入れて朝まで置いています。

       

今までもダシを自分で取ることはもちろんあったけど、いつも少し物足りなさを感じていました。
一般に言われるように水から昆布を入れて加熱して沸騰したら鰹節を入れて少し置いて漉す、と言うやりかた。
ちょっとめんどくさいので、普段はだしの元を使ってた。

それがこれは湯を沸かす手間だけであとは放っておくと出来るので簡単。漉すのも少しなので昆布を取ったら後は茶こしで大丈夫です。
出来たダシが黄金に輝く薫り高い味わい深いとても良いダシです。

これを使って煮物や味噌汁を作ったら家族の表情が違う。体にスイスイ入って行く感じ。
これからこれで行こうと思う。良いもの教えてもらいました。


朝からまた洗った原毛をほぐしながらテレビを観る。
ノルディック総合、どうしてあんな急な坂をスキーで登れるのかと思う。下るのはわかるけど登るって。それもあんな速く。
あれが出来る時点でもう超人。

「ごちそうさん」で、凝固点降下を利用して氷を作る場面が。(あれ、もしするんだったら、結構塩をたくさん入れた方が良いです。少しだと効果がないです。だからあの後、再結晶してもう一度塩を回収した方が良いなあと思って見てました。塩もきっと貴重だから。)
「料理は科学だ!」の言葉が嬉しい。そうそう!暮らしそのもの自然の営みそのものが科学(化学)で満たされています。
安心で安全、快適な暮らしのためにも科学、化学を学ぶことはとても大切だと思っています。
「化学は実験室だけで起きてるんじゃない! 現場で起きてるんですよ!」
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