go westは「西に行く、アメリカに渡る」という意味だが、「おだぶつになる、死ぬ、破滅する」という意味でも使われる。
○Practical Example
"Damn it all! My computer finally went west."
"Let me see. Oh, the hard drive is still alive. I could fix it by reinstalling the Windows OS."
「くそ! パソがついに逝ってしまった」
「ちょっと見せて。ああ、ハードドライブはまだ生きてる。ウィンドウズのOSを再インストールすれば、直せるかもしれない」
ネットの住民は、よく「××が逝った」というような言い方をするが、go westはまさにそんな感じかもしれない。
この例文、実は"Damn it all! My computer finally went south." と最初は書いてしまい、KTさんととかげさんに暖かいご指摘をいただきました。go westは(完全に)「おだぶつになる、死ぬ、破滅する」という意味に対し、go southは「 下向きになる, 落ち目になる」という感じです。この例文を書いているときに、「ハードドライブ」がまだ生きているという意識があったのか、思わずgo southを使ってしまいました。大変失礼しました。お詫びし、訂正します。KTさん、とかげさん、誠にありがとうございます。
●Extra Point
go down, go wrongでも「いかれる、故障する」という意味が表現できる。
◎Extra Example
"My computer has gone down. I can’t send the document to my boss."
"OK, use my computer and send it from your web mail. You have a hotmail or gmail account, don't you?"
「パソがいかれてしまった。上司に文書を送れないよ」
「じゃあ、ぼくのパソで、君のウェブメールで送りなよ。ホットメールかGメールのアカウントは持ってるだろう?」