GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

ADDICT, TO ADDICT  

2009-08-16 00:01:00 | A

 addictは「(麻薬などの)常用[中毒]者」という意味だが、「(物事の)熱中者」という意味でも用いられる。 今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。

○Practical Example

 "Matsushita-san is a movie addict. And a baseball addict too."

 "He watches movies on Saturday and plays baseball on Sunday."  

 「松下さんは映画中毒だ」 

 「そして野球中毒でもある。土曜日に映画を観て、日曜日には野球をするんだ」

●Extra Point  

 動詞形も同形で普通は受身形でよく使われる。

◎Extra Example

 "Eric was addicted to drinking."

 "But he has been on the wagon ever since he joined Alcoholics Anonymous."  

 「エリックはアルコール依存症だった」 

 「でも、アルコール中毒者更正会に入ってから、ずっと酒を断っている」

 on the wagonは、2009/01/16のGetUpEnglishで紹介した。 

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090116  

 そしてAlcoholics Anonymousは、「アルコール中毒者更生会、断酒会」。アルコール依存症からの回復を手助けする共同体で、1935 年に米国で設立された。AAと呼ばれることもある。

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TO PULL STAKES

2009-08-15 00:01:00 | S

 to pull up stakesで、「立ち去る、引き払う、転居する」。stakeは、「(テントの)杭」。したがって、to pull stakesで、「(テントの)杭を引き抜いて、引き払う」というイメージがある。 

 昨日のGetUpEnglishで予告したとおり、今日はこの表現を学習しましょう。

○Practical Example

 "Junko doesn't live here anymore."

 "She pulled up stakes about a month ago. Do you know where she is now?"

 「順子はもうここには住んでいません。ひと月ほど前に引っ越しました」 

 「今どこにいるかおわかりですか」

●Extra Point

 もう一例あげる。

◎Extra Example

 "We're thinking of pulling up stakes and moving to Osaka."

 "I think it's good for you and your family. I'm sure you'll make a go of your new business there."  

 「大阪に移住しようと思うんだ」 

 「君にとっても君の家族にとってもそれがいいと思う。あっちでの新しい仕事はきっとうまくいくよ」  

 to make a go ofは、昨日のGetUpEnglishで紹介した。 

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090814

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TO MAKE A GO

2009-08-14 00:28:41 | G

 『日めくり現代英語帳』下巻」8月14日のレッスンで、to give it a goという表現を紹介した。 

 今日のGetUpEnglishでは、to make a goという表現を学習する。 

 to make a goで、「……を成功させる」。 

○Extra Example

 "Do you think the Takemotos will make a go of their new restaurant in Daikanyama, Emi?"

 "Yes, I do, Mr. Powell. We had the yummiest meal at their restaurant last week."

 「英美、竹本さんご夫妻が代官山に新しいレストランを開いたんだけど、成功すると思う?」 

 「うん、パウエルさん、思います。先週、そのレストランで、これ以上ないおいしい食事をしました」

●Extra Point

 次のような状況でも使われる。

◎Extra Example

 "When they couldn’t make a go of the hotel business in Tokyo, our grandparents pulled up stakes and moved to Osaka."

 "Right. Uncle Koji was born there in 1945, and Dad was born there two years later."  

 「東京でホテル業がうまくいかず、ぼくらのおじいさんとおばあさんはそこを引き上げて、大阪に移った」 

 「そのとおりだ。そして幸治おじさんが1945年に生まれて、父さんが2年後に同じ場所で生まれたんだ」  

 to pull up stakesという表現は、明日のGetUpEnglishで詳しく説明します。

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TO BEAT IT

2009-08-13 00:21:42 | B

Michael_jackson_19842_7   Michael Jackson(1958-2009)の大ヒット曲 Beat It(1982)では、こんな歌詞が繰り返されます。

 It doesn't matter who's wrong or right

 Just beat it, beat it

 誰が間違っていて、誰が正しいかなんて、どうでもいい

 ただその場からすぐに逃げるんだ。そこを離れるんだ

 これは決して弱虫の気持ちを歌っているわけではありません。「争いはよくない、喧嘩はよくない、そんなことになってしまう前に、その場を離れる勇気が必要なんだ」とマイケルは訴えています。平和を求めるマイケルの気持ちは、すでにこの歌にもあらわれていました。

 ということで、今日のGetUpEnglishでは、to beat it(急いで去る、逃げる)を学習しましょう。 

 もちろん、以下のような状況でも使われる。少しユーモラスな意味を込めて用いられることもある。

○Practical Example

 "We'd better beat it before the police get here."

 "Yeah. Otherwise we'll be in big trouble."

 「サツがここへ来る前にズラかったほうがいい」

 「ああ、でないと、エラクめんどうなことになっちまうからな」

●Extra Point

 命令形で使われることも多い。

◎Extra Point

 "Beat it, kid. You're too young to hang around here."

 "But I want to talk to him about our business."

 「坊や、とっとと帰んな。ここはおまえみたいな若造がうろちょろするようなところじゃないんだ」 

 「でも、ぼくはあの人とビジネスについて話したいんです」

 マイケル・ジャクソン関連の記事は、2009/08/01のGetUpEnglishでも紹介しました。

 http://getupenglish.blog.ocn.ne.jp/getupenglish/2009/08/ladies_and_gent.html

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TO MIRROR

2009-08-12 00:20:44 | M

 mirrorが「鏡」であることは、当然ご存じだと思う。そしてmirrorは"The press is a good mirror of social opinion. "(新聞は世論を反映するよい鏡だ)と比喩的な形でもよく使われる。

 しかし、mirrorは動詞として「映す、反射する」という意味でも使われる。今日のGetUpEnglishでは、to mirrorの使い方を学習しよう。

○Extra Example

 "Mt. Fuji is mirrored in the lake below."

 "Did you see it?  It was great -- an inverted image of Mt. Fuji!"

 「富士山が下の湖面に映っていた」

 「それを見たのかい? すごいなあ、それは逆さ富士だよ!」

●Extra Point

 「反映する」という意味でも。

◎Extra Example

 "Alberto sensibilities are mirrored throughout the picture."  

 "Yes. He at last made his greatest masterpiece."

 「アルベルトの鋭い感性がその画のすみずみに反映されている」

 「そうだね。彼はついに最高傑作を作り上げたんだ」

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STIMULANT DRRUGS, MARIJUANA

2009-08-11 00:01:46 | D

 今日のGetUpEnglishでは、昨日予告したとおり、覚醒剤や麻薬に関する表現を紹介します。

 覚醒剤はいろんな言い方があるが、ニュースなどでよく使われるのは、stimulant drugsだろう。

○Practical Point

 "The famous actress was arrested for possessing stimulant drugs."

 "The news was quite a shock to many people."  

 「あの有名女優が覚醒剤所持で逮捕された」 

 「そのニュースは多くの人にショックを与えた」

●Extra Point

 「大麻」も種類がたくさんあるので、いろんな言い方があるが、marijuana(マリファナ)は比較的よく使われるかもしれない。

◎Extra Example

 "The musician has started taking marijuana again."

 "Oh, no. There's no cure for his addiction."

 「あのミュージシャンはまた大麻に手を出してしまった」

 「なんてことだ。もうどうしようもないな」

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NAIVE, NAÏVE  

2009-08-10 00:01:00 | N

 昨日のGetUpEnglishで紹介したオバマ大統領のスピーチに、I am not naive.という表現がありました。 

   http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090809

 今日のGetUpEnglishでは、このnaiveという語を学習します。

 naive, あるいはnaïveは、フランス語源の語。「[ほめて](言動が)無邪気な、純真な、素朴な」という意味でも使われるが、「[けなして](人・言動・考えなどが)単純な、世間知らずの、愚直な。人を信じやすい、だまされやすい」という意味で用いられることのほうが多いと思うので、注意が必要。 

 研究社の『ルミナス英和辞典』には、「日本では「ナイーブ」はおもに「素朴で純真な」というよい意味で使われるが, 英語の naive は「愚直な, だまされやすい」という悪い意味で使うのが普通」という説明もある。 今日はこのnaiveの使い方を学習しよう。

○Practical Example  

 "Akiko was so naive that she was buncoed out of all her property by her ex-husband."

 "I am sorry to hear that. She never should have married him."  

 「亜希子はあまりにもだまされやすくて、元夫に全財産を巻き上げられてしまった」 

 「それは気の毒に。あの男と結婚するべきではなかったんだ」

 to bunco, あるいはto bunkoは、「詐欺にかける、だます、かもにする」

●Extra Point

 状況によっては、「世間知らずの」という意味でも使われる。

◎Extra Example

 "Naive teenage girls are sitting ducks for experienced drug dealers."

 "We must not permit them to stay out late at night. And it is most important to crack down on the drug dealers."

 「世間知らずのティーンエージャーたち、麻薬の売人の格好の餌食にされてしまっている」 

 「夜遅くに出歩かないようにさせないといけない。そしてなんといってもいちばん重要なのは、麻薬を撲滅することだ」  

 sitting duck, あるいはsitting targetで、「好の標的、いいカモ」。

 麻薬や覚せい剤は絶対にいけません。とういことで、明日のGetUpEnglishでは、麻薬や覚醒剤に関する英語表現を学習します。

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America’s Commitment to Seek the Peace and Securit

2009-08-09 00:01:00 | A

 64年前のこの日、広島につづいて、長崎にも原子爆弾が投下されました。アメリカのオバマ大統領は、4月5日のチェコのプラハの演説において、アメリカが核兵器廃絶に向けて積極的に努力することを宣言しました。

 GetUpEnglishでは、このオバマ演説のハイライト部分を紹介します。 2009/08/05と2009/08/06のGetUpEnglishとあわせてごらんください。

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090805

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090806

 So today, I state clearly and with conviction America’s commitment to seek the peace and security of a world without nuclear weapons.

 ですから、私は今日、はっきりと、確信を込めて表明します。アメリカは核兵器のない世界の平和と安全を目指して努力していく、と。

 convictionはto convictの名詞形。

 to convictは、2008/08/05のGetUpEnglishで紹介した。

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20080805

 America’s commitmentは、核兵器のない世界に向けて、「アメリカが献身する」ということ。

 I’m not naive. This goal will not be reached quickly ― perhaps not in my lifetime. It will take patience and persistence. But now we, too, must ignore the voices who tell us that the world cannot change. We have to insist, “Yes, we can.”

 私は疑うことを知らない人間では残念ながらありません。こうした目標はすぐには到達できないでしょう――おそらく私が生きているあいだには。そのためには忍耐強く、粘り強く取り組まなければなりません。しかし、世界は変化できないと言う声に耳を傾けてもなりません。私たちはこう主張しましょう。「そうです、私たちはできるのです(イエス・ウィ・キャン)」

 オバマ大統領は、自身のキャッチフレーズ“Yes, we can.”をここで力強く唱えます。(『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』[上岡伸雄編著、研究社]の付属CDで、このオバマの肉声を聴くことができます。http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45226-1.html

 Obama0612

 naiveについては、明日のGetUpEnglishで紹介します。

 

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TO TOIL AWAY

2009-08-08 00:20:21 | T

 toilは、「苦労」「(長く)つらい仕事、疲れる仕事」。 そしてto toil awayは、「骨を折って働く、骨身を削って働く」。

 今日のGetUpEnglishは、to toil awayという表現を学習しよう。

○Practical Example

 "My boss just sits in his office talking to the secretaries while we toil away."

 "Yeah. It's nice for him, but we really have to kill ourselves to get things ready in time."  

 「社長は社長室で秘書たちとベチャクチャしゃべっているが、おれたちは骨身を削って働かないとならない」 

 「ああ、社長はそれでいいが、ぼくらは期日に間に合わせるために必死に働かないといけないんだ  

 to kill oneself to doで、「……するために必死に頑張る」。

●Extra Point

 もう一例挙げる。

◎Extra Example

 "Minako toiled away for three years as a contract worker before they hired her full-time."

 "Yes, and it's been great for both her and the company. She is one of our most capable workers and everybody has a lot of confidence in her."  

 「美奈子は契約社員として3年間必死に働き、正社員として雇われた」 

 「うん。美奈子にとっても、会社にとっても、とてもよかったよ。彼女は指折りの有能な社員で、みんなに大変信用されているんだから」

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COINAGE

2009-08-07 00:26:29 | C

 coinageは、「硬貨鋳造、鋳造硬貨」の意味がありますが、「(単語などの)新造、新造語、 新語」あるいは「つくり出したもの」の意味でもよく使われます。 

 今日のGetUpEnglishでは、このcoinageの使い方を学習しましょう。 

○Practical Example

 "Hundreds of key words of recent coinage are in Tobita Shigeo 's dictionaries".

 "Really? I must buy them."

 「近年作られた造語の何百もの重要語が、飛田茂雄の辞書に載っているんだ」

 「ほんとう? それ買わないと」  

●Extra Point

 次のような使い方もする。

◎Extra Example

 "Shin-chan drew a great picture of giraffe at his kindergarten, Sasaki-san."

 "It was really great. It’s his coinage of fancy."  

 「佐々木さん、シンちゃんが幼稚園ですごいキリンの絵を描いたのよ」 

 「それは本当にすごい絵だったね。シンちゃんの想像の産物よ」

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The United States Has a Moral Responsibility to Act――Barack Obama’s Speech in Prague (2)

2009-08-06 00:02:10 | O

Shuttle_call_ps0698  本日のGetUpEnglishでは、昨日に引き続き、オバマ大統領のプラハ演説のことばを紹介します。

 オバマ大統領は、この演説において、アメリカが核兵器廃絶に向けて積極的に努力することを宣言しました。

 今日のGetUpEnglishでは、そのハイライト部分をご紹介します。

 Some argue that the spread of these weapons cannot be stopped, cannot be checked ― that we are destined to live in a world where more nations and more people possess the ultimate tools of destruction. Such fatalism is a deadly adversary, for if we believe that the spread of nuclear weapons is inevitable, then in some way we are admitting to ourselves that the use of nuclear weapons is inevitable.

 こうした兵器の拡散は防ぎようがない、抑止できない、と主張する人々がいます。究極の破壊兵器をもつ国家や人々は増えていくものであり、私たちはこういう世界に生きる運命なのだ、と。こうした宿命論を振りかざすのは、きわめて有害な敵対行為と言わざるをえません。核兵器の拡散はどうしようもないものと思ってしまえば、核兵器の使用もどうしようもないものとある意味認めることになってしまいます。  

 adversaryは、「反対者、敵対者、敵」。  

 Just as we stood for freedom in the 20th century, we must stand together for the right of people everywhere to live free from fear in the 21st century. And as the nuclear power ― as the only nuclear power to have used a nuclear weapon, the United States has a moral responsibility to act. We cannot succeed in this endeavor alone, but we can lead it, we can start it.

 20世紀において自由のために戦ったように、21世紀においては、すべての地域の人々が恐怖から解放されて生活できる権利を勝ち取るために、わたしたちはともに戦わなければなりません。そして核保有国として――核兵器を使ったことがある唯一の核保有国として、合衆国には行動を起こさなければならない道義的責任があります。この努力は、私たちだけでは成し遂げられません。しかし、私たちはそれを主導し、始めることができます。

 64年前のこの日、広島に原子爆弾が投下され、同市に大変な被害をもたらしました。ここで重要なのは、アメリカは広島と長崎に原爆を落とした国であり、核兵器を使用した唯一の国であるからこそ、核兵器廃絶に向けて行動を起こす道義的責任があるとオバマ大統領が認めていることです。それに対してプラハ市民も大きな拍手を送っています。(昨日紹介した『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』の付属CDを聴くと、その様子がわかります)。

 8月9日のGetUpEnglishでも、この演説の一部を紹介します。

 

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“Now, Understand, This Matters to People Everywhere.” ―Barack Obama’s Speech in Prague (1)

2009-08-05 00:01:00 | N

Official_portrait_of_barack_obama    バラク・オバマ米大統領は、ヨーロッパ歴訪中の4月5日、チェコの首都プラパで演説を行ないました。この演説のなかで、オバマ大統領は、アメリカが積極的に核軍縮に取り組むことを約束し、全世界の注目を集めました。 

 GetUpEnglishでは、少し趣向を変えて、本日と、明日の8月6日、そして8月9日の3日間、このオバマ大統領のプラハ演説の重要部分を紹介します。

 "Now, understand, this matters to people everywhere. One nuclear weapon exploded in one city ― be it New York or Moscow, Islamabad or Mumbai, Tokyo or Tel Aviv, Paris or Prague ― could kill hundreds of thousands of people."

 「ここで理解していただきたいのは、これがあらゆる地域の人々に関わるということです。1発の核兵器がひとつの都市で爆発したら――それがニューヨークであれモスクワであれ、イスラマバードであれムンバイであれ、東京であれテルアヴィヴであれ、パリであれプラハであれ――、何十万人もの死者が出るでしょう」

 最初のセンテンスのto matter(重要である、重大である、[重要なので]問題となる。疑問文や否定文で使われることも多い。  

○Practical Example

 "Oh, I forgot to buy MIchael's CD for you at Tower Records, Risa."

  "Don't worry. It doesn't matter.”

 「しまった、タワレコで君にマイケルのCDを買うのを忘れてしまったよ、理紗」

 「心配しないで。大したことないから」

 2つ目のセンテンスのbe it … or …にも注意。これはif it is … or …ということ。

 "And no matter where it happens, there is no end to what the consequences might be ― for our global safety, our security, our society, our economy, to our ultimate survival."

 「それがどこで起ころうと、もたらされる影響は際限がありません――私たちの地球規模の安全も、私たちの保安も、私たちの社会も、私たちの経済も、そして私たちが最終的に生き残れるのかという問題も、すべて危険にさらされます」

 there is no end to…で、「……にはきりがない、限りがない、際限ない、数えきれない」

◎Extra Example  

 "Peter is unbelievably kind."

 "Yeah, there seems no end to his generosity."  

 「ピーターは信じられないぐらいやさしい」 

 「ああ、彼はどこまでも寛容だ」

 先日ご紹介した『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』(上岡伸雄編著、研究社)には、スクリプトと詳しい解説も記されています。そして付属のCDでオバマの肉声を聴くことができます。

 http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45226-1.html

 http://www.amazon.co.jp/dp/4327452262

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TO DERIDE  

2009-08-04 00:01:00 | D

 to derideは、「あざける、あざわらう、嘲笑する、ばかにする」。 

 今日のGetUpEnglishはこの語の使い方を学習しよう。

○Practical Example

 "Stuart always derides other writer’s works without reading them."

 "It's really stupid to judge novels and articles without reading them first."  

 「スチュアートは、ほかの作家の作品を、読んでもいないのに、いつもバカにする」 

 「小説や記事を読む前に判断してしまうのはまったく愚かなことだ」

●Extra Point

 もう一例あげる。

◎Extra Example  

 "I’ve heard the younger generations deride the notion of loyalty."

 "That's true. But I don't think older generations thought highly of it either."  

 「若い世代の人たちは、忠誠心という考え方をばかにしていると聞いています」 

 「その通りです。しかし、古い世代の人たちも、それを大事なものとは考えいなかったと思います。」

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LETUP

2009-08-03 00:01:00 | L

 letupで、「(活動などの)停止、減退、衰え」。

 今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。

 a letupと不定冠詞を付けて使われることが多い。

○Practical Example

 "It was five hours before there was a letup and I could at last take a lunch."

 "Thanks for everything. I'll take care of the rest."  

 「5時間経ってやっとようやく一段落し、やっと昼食がとれた」 

 「いろいろありがとう。あとはぼくがやるよ」

●Extra Point  

 「衰え」という意味では、次のような形で使われる。

◎Extra Example

 "There’s no letup in Madonna’s popularity."  

 "Yeah. Not only has she gotten more and more beautiful, her songs and singing have gotten even cooler."  

 「マドンナの人気は衰えないね」 

 「うん、マドンナはますますきれいになっているし、曲も歌もさらにかっこよくなっている」

Madonna  

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UP IN ARMS

2009-08-02 00:01:00 | A

 up in armsは、「武器を取って」あるいは「反旗を翻して[against]」という意味だが、日常会話では「憤慨して」という意味でよく使われる。 

 今日のGetUpEnglishでは、up in armsの使い方を学習しよう。

○Practical Example

 "Lecturers are up in arms because students use cell phones during class."

 "Students have been told many times not to use them in class, but some do it anyway."  

 「学生が授業中に携帯を使うので、講師は憤慨している」 

 「授業中は使っていけないと何度も言われているのに、それでも使っている学生が何人かいるんだ」

●Extra Point  

 to up in arms overで、「……に対して怒っている」

◎Extra Example

 "The boss is up in arms about the company's poor sales record this year."

 "Steer clear of him today."  

 「会社の今年の売上が悪くて、社長はぷりぷりしている」 

 「今日は社長に近づいてはいけない」

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