北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十八年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2016.07.29/30)

2016-07-28 22:52:46 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 梅雨明けながら梅雨のような天候が続く中、北日本では豪雨の報道、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週末の自衛隊関連行事について。

 今週末の自衛隊関連行事は館山航空基地ヘリコプターフェスティバルが行われます。ヘリコプターフェスティバルは毎年十月に行われていました航空基地祭ですが、本年は毎年七月に行われている館山海まちフェスタを拡大し、館山航空基地ヘリコプターフェスティバルとして実施、SH-60J/KやUH-60Jの飛行展示やシミュレータ一般開放、模擬店や救難消防車展示などがおこなわれる、とのこと。

 館山航空基地は、東日本の海上自衛隊哨戒ヘリコプター部隊総元締めである第21航空群司令部が置かれ、基地には第21航空隊隷下の第211飛行隊と第212飛行隊のSH-60J/K哨戒ヘリコプター部隊、第73航空隊が救難航空部隊としてUH-60J救難ヘリコプターを運用、東京湾の入り口にて海上防衛の要衝としての一角を担っています。

 さて、夏の駐屯地祭一休みの時期ではありますが。戦車の発砲焔、空包射撃でも発砲焔は確実に撮っておきたい重要なテーマです、何が何でも空包の発砲焔を撮影しておかなければなりません、特に74式戦車の発砲焔は今のうちに撮影しておかなければ、あと数年内には74式戦車は機動戦闘車に一気に置き換えられる事でしょう、そして74式を強調するのは90式戦車や10式戦車の空包は発砲焔が小さいため。

 74式戦車は第9戦車大隊、第6戦車大隊、第1戦車大隊、部隊評価支援隊第1機械化大隊、戦車教導隊、第10戦車大隊、第3戦車大隊、第13戦車中隊、第14戦車中隊、第4戦車大隊、第8戦車大隊、に残っていますが、第1戦車大隊と第8戦車大隊は半分が10式戦車に、北海道からは74式戦車は全廃、第14戦車中隊も新年度には部隊は廃止解体の予定です。

 機動戦闘車は毎年、2~3個中隊所要の規模で配備されてゆく事となりますので、それこそ、1中期防衛力整備計画の5年間でかなりの代替が廃止される事となります、機動戦闘車の空包は90式戦車や10式戦車と同程度の空包となる事が予想され、大きな、叩きつけるような空包の迫力は74式戦車だけのもの、撮影できる機会は逃さないようにしたいですね。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・7月29日:館山航空基地ヘリコプターフェスティバル…http://www.mod.go.jp/msdf/tateyama/

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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