■飛べ!ライトニング!!
夕刻が迫る中で今日は無理かなと思った豪州空軍機が休息の沈黙を破って指導体制に入ったときは思わず拍手したい気持ちだった、晩飯はオージービーフに決まり。
イギリス人観光客が東欧のとある国の軍用飛行場に行ってみると、イギリスではなかなかみられないMiG-29戦闘機が飛行、滑走路の脇にはMiG-23戦闘機なんかも見えたので、とりあえずカメラに超望遠レンズを取り付け撮影、十分後無事憲兵に逮捕された。
軍用機撮影が禁止されている国は意外と多く、北朝鮮は国自体が200mm以上の望遠レンズを持ち込み禁止という。この東欧の国では強制収容所に送られることはなかったもののNATO加盟国であるし、逮捕された観光客は領事館へ助けを求めたとのこと。
イギリス領事館員が直ぐに駆けつけて、憲兵のオエライさんに怒鳴りつけたのは、イギリスでは軍用機の撮影は普通の趣味であり当然の権利だあ、本省にも報告するぞ!、という。この話、たまに東欧が東南アジアになったりするので話半分なのかも。
ヒコーキがイギリス人は大好きなのだ、このお話でわかることはこの点でして、実際岐阜基地や那覇基地で撮影している外国人ヲタの一団を何度も見かけたことがあります。そして撮る方も撮る方ですが、飛ばす方も、けっこうマニアックなのですよね。
アングロサクソンのお家柄、といえば昨今は差別になるのだろうか、今風に言えばイギリスマークで蛇の目精神というべきか、英連邦の一員であるオーストラリアも、その系譜にあると思うのですが、早い話が、けっこうはっちゃけていた合同演習だ。
F-35の離陸は、ライトニングの愛称と別に、低いヒクイひくいい、と声が周りから漏れてしまうような低空からの離陸をいきなりハイレートクライムの急上昇、ああ周りの住民さんから基地へ苦情がきそうな感じだなあ、という離陸を見せてくれました、大迫力とはこのこと。
ファーストフライトのF-35戦闘機飛行を、カメラ不具合でカメラのキタムラに駆け込んで見逃していた当方、果たしてもう一回飛んでくれるのかと気がかりでしたが、飛んでくれたばかりか、トンだ飛行、航空祭のような迫力を叩きつけてくれたわけ。
編隊で基地上空にてコンバットピッチ飛行をした瞬間にはおもいきりヴェイパーを曳くような機動飛行を小松空港ターミナルビル上空で繰り広げてくれまして、なんだあ航空祭の予行かよお、と地元のオジイチャンをビックリさせていたオージーさん。
イタリア空軍はこれほどハチャメチャはやっていなかった、とは大阪から撮影に赴かれていた方のお話で、ナガグツ半島の風光明媚な環境に囲まれた基地のF-35部隊と、ロンメル将軍モノの映画を撮れそうな砂漠の中の基地のF-35部隊との違いか。
航空自衛隊も負けていない、ショックコーンにエアブレーキから機銃掃射までやってくれたのか、というとそうではなく、スペシャルマーキング機を惜しげもなく、一日に何度も飛ばしてしまうものなのだねえ、という規模で訓練に参加させています。
イーグルとライトニング、小松基地へF-35戦闘機が配備開始となるのはもうまもなくですが、ステルス機であるF-35はスペシャルマーキングは施せません、すると今のイーグルだらけという小松基地の日常風景も大事に撮影しておかなければなあ。
蛇の目精神のお茶目飛行展示、もとい飛行訓練はおもったような構図の撮影ができました。もういっそ一泊したいなあ、と後ろ髪引かれるところではありますが、イーグルとライトニングの着陸を撮影した後、駅前でハシゴ酒したのちに帰路に就きました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
夕刻が迫る中で今日は無理かなと思った豪州空軍機が休息の沈黙を破って指導体制に入ったときは思わず拍手したい気持ちだった、晩飯はオージービーフに決まり。
イギリス人観光客が東欧のとある国の軍用飛行場に行ってみると、イギリスではなかなかみられないMiG-29戦闘機が飛行、滑走路の脇にはMiG-23戦闘機なんかも見えたので、とりあえずカメラに超望遠レンズを取り付け撮影、十分後無事憲兵に逮捕された。
軍用機撮影が禁止されている国は意外と多く、北朝鮮は国自体が200mm以上の望遠レンズを持ち込み禁止という。この東欧の国では強制収容所に送られることはなかったもののNATO加盟国であるし、逮捕された観光客は領事館へ助けを求めたとのこと。
イギリス領事館員が直ぐに駆けつけて、憲兵のオエライさんに怒鳴りつけたのは、イギリスでは軍用機の撮影は普通の趣味であり当然の権利だあ、本省にも報告するぞ!、という。この話、たまに東欧が東南アジアになったりするので話半分なのかも。
ヒコーキがイギリス人は大好きなのだ、このお話でわかることはこの点でして、実際岐阜基地や那覇基地で撮影している外国人ヲタの一団を何度も見かけたことがあります。そして撮る方も撮る方ですが、飛ばす方も、けっこうマニアックなのですよね。
アングロサクソンのお家柄、といえば昨今は差別になるのだろうか、今風に言えばイギリスマークで蛇の目精神というべきか、英連邦の一員であるオーストラリアも、その系譜にあると思うのですが、早い話が、けっこうはっちゃけていた合同演習だ。
F-35の離陸は、ライトニングの愛称と別に、低いヒクイひくいい、と声が周りから漏れてしまうような低空からの離陸をいきなりハイレートクライムの急上昇、ああ周りの住民さんから基地へ苦情がきそうな感じだなあ、という離陸を見せてくれました、大迫力とはこのこと。
ファーストフライトのF-35戦闘機飛行を、カメラ不具合でカメラのキタムラに駆け込んで見逃していた当方、果たしてもう一回飛んでくれるのかと気がかりでしたが、飛んでくれたばかりか、トンだ飛行、航空祭のような迫力を叩きつけてくれたわけ。
編隊で基地上空にてコンバットピッチ飛行をした瞬間にはおもいきりヴェイパーを曳くような機動飛行を小松空港ターミナルビル上空で繰り広げてくれまして、なんだあ航空祭の予行かよお、と地元のオジイチャンをビックリさせていたオージーさん。
イタリア空軍はこれほどハチャメチャはやっていなかった、とは大阪から撮影に赴かれていた方のお話で、ナガグツ半島の風光明媚な環境に囲まれた基地のF-35部隊と、ロンメル将軍モノの映画を撮れそうな砂漠の中の基地のF-35部隊との違いか。
航空自衛隊も負けていない、ショックコーンにエアブレーキから機銃掃射までやってくれたのか、というとそうではなく、スペシャルマーキング機を惜しげもなく、一日に何度も飛ばしてしまうものなのだねえ、という規模で訓練に参加させています。
イーグルとライトニング、小松基地へF-35戦闘機が配備開始となるのはもうまもなくですが、ステルス機であるF-35はスペシャルマーキングは施せません、すると今のイーグルだらけという小松基地の日常風景も大事に撮影しておかなければなあ。
蛇の目精神のお茶目飛行展示、もとい飛行訓練はおもったような構図の撮影ができました。もういっそ一泊したいなあ、と後ろ髪引かれるところではありますが、イーグルとライトニングの着陸を撮影した後、駅前でハシゴ酒したのちに帰路に就きました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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