北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G3X撮影速報】横須賀軍港めぐり【3】ヴァージニア級攻撃型原潜ノースカロライナ(2024-01-06)

2024-03-30 20:13:10 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■横須賀へ米原潜寄港
 軍港めぐり遊覧船はやはり実際に乗ってみないとどんなフネが入港しているのかはわからないものなのですねえ。

 原子力空母ロナルドレーガン、横須賀に戻ってきていましたのでこの遊覧船に乗船したというような、そんな艦艇愛好家の好奇心と行動力を惹かせるアメリカ海軍力の象徴、驚くなかれ、この一隻に搭載される戦闘機の数は九州全島の自衛隊機よりも多い。

 第七艦隊旗艦の指揮艦ブルーリッジとアーレイバーク級ミサイル駆逐艦64番艦のラルフジョンソン、64番艦というとイージス艦をそんなに造ったのかと30年近くかけて8隻揃えた日本の視点となりますが、この艦の竣工も2018年とコロナ前なのだ。

 ロナルドレーガン。空母航空団の規模を考えると巨大な空母ではあるのですが、この一隻にそこまでの戦力を搭載できるという技術、収納上手というべきか、その機能性にも驚かされる、とはキティーホーク一般公開の際の友人さんのお話で全く同感ですね。

 ノースカロライナ入港、そうそして原子力空母の陰に隠れてヴェルニー公園からはもう全く見えなかったのだけれども、ヴァージニア級攻撃型原潜4番艦のノースカロライナが横須賀に入っていたのだ、攻撃型原潜をこんな感じで見られたのは凄く貴重だなあ。

 ヴァージニア級攻撃型原潜なのですがノースカロライナと分かったのは超能力、という他ないような現代のデジタルカメラの解像度でSSN-777と艦番号のテントが舷門に張ってあったため。後部にはSDV特殊部隊輸送艇格納筒まで搭載しているのがみえた。

 船越地区へ、ノースカロライナは攻撃型原潜にかつての戦艦の艦名、州名は元々戦略ミサイル原潜に冠せられたものなのだから時代も変わったものだと思いつつ、そしてやってきた海上作戦センターの置かれた船越地区で、艦番号が見えない護衛艦あさぎり型が。

 やまぎり。あさぎり型護衛艦2番艦やまぎり、でした。あさぎり型はかつてトラファルガー海戦200周年観艦式に日本代表艦として参加した際、マストが二本もあって勇ましいことから地元紙の一面に載ったという、なにかこうひきつけるものがあるのかな。

 にちなん、しょうなん。海洋業務・対潜支援群第1海洋観測隊の海洋観測艦が2隻揃っています、機密性の高い任務にあたる艦ですが元乗員の方に詳しいことは聞けないので食事の話題を振ってみたら、長期航海ゆえに充実していて、また乗りたいフネだ、と。

 あすか。試験艦です、この少し前にレールガンの試験を海上にて実施した事を防衛装備庁が発表しまして、なにしろレールガン開発は昭和62年から継続しているものなのですが、洋上での試験成功は日本が世界初という。載っていないとわかっていても探す。

 海上作戦センター、昔の船越学園。なんでそういう名かというと自衛艦隊司令部はもともと廃校になった中学校校舎から始まり、勿論70年代までに地下化はなされていたのだけれども建物は古く、日本の海上防衛を象徴できる程度に新しいビルとなりました。

 ぶんご、あすか。うらが型掃海母艦2番艦ぶんご、関心事は海上自衛隊は掃海母艦という艦種を後継艦建造まで考えているのか、新たにヘリコプター搭載護衛艦2隻を建造し、ひゅうが型2隻を掃海隊群へ移管するのか、新型輸送艦に統合するのか、ということ。

 艦番号は行動秘匿のために順次ロービジ塗装に転換しているのですが、試験艦あすか表示はそのまま、こうして並んでみますと確かにロービジの効果が分りますね。なお艦番号四桁は支援艦艇で三桁が実任務にあたる艦艇、とわけられていたりします。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都十条駅前-お好み焼きと焼きそばと家庭的な雰囲気の一軒

2024-03-30 14:11:12 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 日常は予定通りにいかない事も多いけれども敢えてその出来事が次の出会いを生む事もあるのかもしれない、ご飯の時はそういう事多い。

 昼時にちょっといいものを頂こう、という気分で行動半径を少しだけ望見した先に一番ガッカリするのは、臨時休業、という張り紙でして故に予約していけよという忠告を頂きそうなのですが昼時に予約する程の時間の余裕など中々無いというのも実情ではあるもの。

 地下鉄十条駅前にて、数分歩いたところに、まあ詳しい話を避けるのですが要するに臨時休業の張り紙が在ったのですよ、ここで期待していた昼餉の話題は吹き飛んだはずなのですが、十条駅に戻ればまだ時間はあるかもしれない、そう考えて近道したのが良かった。

 御通しと紹興酒に見えるかもしれないが温かい麦茶、この日は寒かった最中に臨時休業の張り紙があったのだけれども、駅に向かう際に近道で住宅街を近道したところで、ちょうどお好み焼き屋さんが暖簾を出していた、空腹が凄い事になっていたのでもう決定は早い。

 お好み焼き、モダン焼きと迷ったのですがお値段も手頃でしたからさっそく注文しまして女将さんが目の前の鉄板で焼いてくれた。前にお会いしましたっけ、と聞かれましたので、もしかして昔に京都宝塚劇場の裏にお店出してましたか、と問うと、いや大阪十三、と。

 焼きそばを目の前でソースの薫りが香ばしい中、十三、Weblog北大路機関発祥の地なのだけれども十三でお好み焼きは、記憶する限り食べた事無いなあ、と。が、しかし美味しいねこの焼きそば、べったりソース系で懐かしい味だ、これで大きくなったような、そんな。

 家庭的なというお店なのですが、目の前の鉄板で不器用なわたしは中々時間を掛けてしかし焦がしたりしてひっくり返す際の失敗なんかもあるのですが、女将さんが目の前で焼き上げて熱々のまま頂く、凄く美味しい、そうか夜も居酒屋のような営業もしているのか。

 たんぽぽ。地図では探しにくいのですが地下鉄十条駅から十条通りを東に進んだ最初の曲がり角で駅からは住宅街だけれども直線距離で50m離れていない、歩くと200mくらいか。南区東九条南石田町というところにありまして、ちょっとほっこりした気分でしたね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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【京都発幕間旅情】広島電鉄800形電車,広島港駅を様々な路線で広島駅や各所に向かう路面電車

2024-03-30 07:01:11 | コラム
■広電広島港駅
 路面電車でもこんなに大きな駅になるのだなというのは毎年練習艦隊撮影の際に必ず一回は探訪した際に思うこと。

 広島電鉄800形電車、1983年から導入が開始された市内線の主力車両で、これによりそれまでの、なんとかく釣鐘を正面から見たような所謂ところのこれぞ路面電車、的な車両を置き換えていった車輛です。デビュー当時は近代的な車両として歓迎されたという。

 広島港駅にて。広島電鉄で驚いたのは、京福電鉄のようなイメージで路面電車の併用区間が多いのだろうとか、昔撮影しました今は無き名鉄の岐阜市内線とかを連想して、行ってみて高頻度運転に驚いた、ということ。冗談ぬきで電車が渋滞のように並んでやってくる。

 市電とか路面電車とかちんちん電車とかいろいろいわれるのですが、広電の高頻度運転は、もちろん行先によってはそれなりに待つ事もあるのですが、京都駅の在来線ホームのようにつぎつぎとやってくる、見ていて飽きない、見ていてこの電車に乗るんだ急げ、とね。

 路面電車というと古いイメージを持たれる方が居る層ですが、地下鉄よりも建設費用が安いので地下鉄数キロを掘削する予算で数十キロの複線路線を開業させられる、そして移動を利便性向上させられるという。もっとも、地下鉄よりも悪天候の影響が大きいのだが。

 広島の知人が、実は家を建てる事となりまして色々ななやんだ結果、多少不便だけれども市電の端っていないところが土地も手が届いたという話を聞きまして、逆に言えば市で年戦果そうでないかは同じ広島市でもだいぶんと違うのだなあ、と考えさせられたもので。

 京都市電、随分前に全廃されていますので市電の便利さといいますと嵐電なんかを思い浮かべるのですが、こう、短時間で続々と様々な方面に向けて進発している様子というのは広電でしかみないものでして、なにかこれが市内の活気というものを育てているのかなあ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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