北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影速報】練習艦隊-令和6年近海練習航海部隊&外洋練習航海部隊江田島出航-続報(2024-03-16)

2024-03-23 20:24:58 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■M-5撮影速報
 最近速報という割には半年前の話題を延々とと言われてしまうのですが仕事の合間に写真を加工して文章を作成して添削して校閲して掲載するのだから遅くなるのは致し方ない、けれども先週の話題ならばまだ速報と云い得る。

 練習艦隊江田島出航、わたしは本格的に撮影をはじめたのは2012年ですので長いこの当たりからの撮影の歴史を振り返りますとまだまだ新参者なのですが、艦隊入港は2006年以来毎年撮影しています、いやそれにしてもまだ新参者なのか、デジタル黎明期ではあったが。

 津久茂瀬戸、というのでしょうかこの高台から俯瞰風景を撮影する様になりましたのは2016年から、ですね。古鷹山はじめ江田島の美しい地形を背景に撮影できる、という利点があるのですが、実際問題この撮影場所にたどり着くまではまさに試行錯誤の連続でした。

 高田港付近で、撮影していましたのははじめのころですが、江田島の風景とはいえ牡蠣筏の存在感が凄かったものですから、単縦陣の艦艇がどの位置ならば真正面にみられるのか、というところで苦労したのです。民間撮影船の航路妨害などでけっこう単縦陣はまがった。

 江田島基地付近で、という事も考えたのです。実際、高田で撮るよりも間近の構図になるのですが、それでも艦隊を真後ろから撮影する、というのではなんのために陸上から撮っているのか、となるのですよね。観艦式や展示訓練、昔はよく後ろから撮っていましたし。

 津久茂瀬戸側から撮影、そんな選択肢ももちろん検討したのですが、逆光になってしまうので、それでは勿体ない。雨天の時なら逆光は関係ないといわれるかもしれませんが、ぎゃくにいえば雨降る最中にあの場所まで移動するのはちょっと考えたくないようにおもう。

 雨降る中と云えば過去、もう土砂降りだったので高田港の屋根の下から撮影しまして、構図的にはちょっと厳しかったのですが、艦隊出航の直後の広島行高速船に乗る事が出来ました、すると、あきづき型護衛艦とかを高速船で追い抜きながら撮影出来たのはさいわい。

 岩風呂山、今回の撮影位置にたどり着いたのはそうした試行錯誤の先です。しかし、此処で撮影していますと地元の色々な方とお話しできまして、なんと若い頃、呉空襲を実際に見ていたという方のお話を聞く事も出来ました。まさに海軍とともに歩んだ江田島、と。

 撮影位置に墓地がある高台を選ばれる方はいるのですが、あれ、了承とったのでしょうかという事で気になるのですよね。いや、法的な事を除いて、誘われた事もあるのですが、なにしろ前述の通り地元の方と交流もありまして、中にはいま墓地にいるかたも、多少は。

 わたしがもし、この地に縁を持っていずれその墓地に迎え入れられるようなことが有るならば、そういう場所から眺めるということも良いかなあ、と思った事もあるのですが、それはまだまだ先の話、すると、地元のお散歩の方々と雑談とあいさつを交わし、撮りたい。

 M-5撮影特報、という事でしょうかいしていますこの写真ですが、撮影はEOS-M5,先日CANONが形式消滅を発表したEOS-Mシリーズです。ミラーレス時代ということで販売員の太鼓判で買ったカメラですが、レンズの揃いにCANONのやる気を感じなかった。

 EOS-Mの中望遠は細長過ぎて使いづらく、結局今回は15-45mmSTMという短いレンズで撮影したのですが、45mmでもトリミングしますと何とか使えるのだなあ、と。もっとEFレンズを携行しコンバータを使えば望遠も可能なのですが、荷物が多くなり過ぎるのだ。

 M-5,しかしEOS-7Dmark2やG3Xとの片手間に撮影したにしてはスナップ写真としては広角を活かした面白い構図にはなっているのかな、ともおもうのです。こんな感じで撮影を完了し、バスが有れば小用経由で呉へ、高速船ならばそのまま広島へと戻る事にしました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-呉地方総監部前,牡蠣と賀茂鶴は"せんすいかん"で"かが"に乾杯

2024-03-23 14:41:15 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 呉地方総監部前から少しいったさき。総監部グルメ日誌という割には江田島とか総監部から遠すぎやしませんかと云われてしまったので今回は徒歩で行ける場所です。

 呉基地、基地を探訪しました際にはどうしても気になるお店というものが色々とあるのですが、例年練習艦隊江田島出航の際には広島に宿泊していましていい機会に恵まれなかった、けれども今年は諸般事情で呉に宿泊することとなりましたので、そう行ってみよう。

 生ビールをジョッキで。ここは潜水艦桟橋にほど近く潜水艦部隊施設に隣接しています、せんすいかん、という名前の、非常にヒジョーに前から気になっていたところでしたので、まず暖簾を潜って最初に、生ビールを中ジョッキで、と注文した後にせきにつきました。

 モツ煮込み。こういろいろ注文した後でメニューを開きますと、なんか一日異界注文できるという1000円で生ビール二杯といろいろ小鉢とか焼き鳥さんとかがつくという、せんべろセットというものが目に付きまして。みんな、注文する前に先ずメニューをみようね。

 メニューを先に見て注文しようね、まやさんとの約束だよ。それにしても良く煮込まれていて、更に歯応えが良い、のだけれども先ず、煮込みと云えば赤みそかしろ味噌か、という地域によって個性が有るのが面白いもので、確かめる為に注文してみても、いいかも。

 核に、ではなく角煮です。もつ煮かどちらか迷ったのですが、いい感じに大将さんに伝わったようで両方ともきた。そして角煮といいますと何が合うか、大急ぎで生ビールをのみ干し、なにか強いパンチの利くものを、と考えて、角煮だとそうだなあ泡盛だよなあ。

 焼き鳥とともに、もうこういう風に並べますと居酒屋らしくなってきた。角煮は旨味がしっかり沁みこんで肉を食べているのだなあという満足感とともに来るのですが、甘みというかなんというか、ここに仄かな甘みを、独特の香りが呑む人を選ぶ泡盛とともに頂く。

 四点盛りの焼き鳥、四という数字は避ける方が多いようですが、なにをいってやがるんでい、ここは第四護衛隊群の呉基地であるぞ、ひかえいひかえおろう。焼き立ての、カワとミとツクネに。カワカワカワは第二次攻撃の必要有、というミッドウェーの略号だったか。

 賀茂鶴をここで焼き鳥に合せる。面白いのはこのお店は日本酒が二種類のみで、広島の賀茂鶴と神戸の剣菱だけ、というね。そしてこの呉基地のといいますか日本の潜水艦は全て神戸で建造されています、三菱か川崎、ここまで考えて剣菱と賀茂鶴という品揃えだろう。

 牡蠣の瀬戸焼、清酒をひやで杯に満たすならば、今度はもうここ呉名物の牡蠣を頂こうではないか、と。瀬戸焼というのがどういう焼き型なのかはちょっとわからなかったのですが、こういうときには聞かずに注文してびっくりしたいところですが、こんなかんじ。

 レモンをね、こう、しぼって、ね。熱々の段階のまま食べ始めないと急速に冷めるのですからふうふうして、かっと、こう頂く。不思議なのは牡蠣出汁ってどれだけやいても身の中に残っていますから、美味しさは焼き立てのとき熱いのを無視して頂くのが良い。

 せんすいかん。この当たりは路線バスも10分おきにやってくるほどに便利で、先ず宵の口にこんな感じで、呉の美味しいものを、前から気になっていたお店で頂きました。大将さんと女将さんの手際の良さとともに、意外に広い店の中で酒杯を重ねたのは良い思いで。

 呉基地の方から見てお店はどのあたり、とおもわれたかたへ。この光景が見えるところの最寄りのコンビニと駐車場が繋がっている方で、いけばわかる、というところでしょうか。駅前や中心部からは離れているのですけれども、護衛艦かが目の前で乾杯、ができるのだ。

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【京都発幕間旅情】広島電鉄1000系電車LEX,建て替え進み消える国鉄山陽新幹線開通時代駅ビルの広島駅前

2024-03-23 07:01:43 | コラム
■広島電鉄-広電
 広島と云えば広島電鉄、というのは好事家の撮影被写体という狭義の意味ではなく市内交通の根幹をなしており路線も本数も多く便利なのだ。

 広島電鉄1000系電車、2013年から導入された国産の超低床車でLEXの愛称で知られます。超低床車といいますと、その昔ドイツ製の路面電車がウクライナのアントノフ輸送機で日本に搬入された事を思い出しますが、本型は近畿車両と三菱重工の共同開発車両です。

 1000系は三両編成となっていまして、いわゆる路面電車と比較した場合は大きな輸送力を有するのですが編成重りょうは24tと鉄道車両としては抑えられており、一方で車体も3両編成ながら18.6mと実は電車一両分程度、路面電車のコンパクトさがわかりますね。

 広島電鉄700系電車。700系といえば全然関係ないけれども昨日書店を散策した際に児童向けDVDブックが売られていて、表紙に懐かしい新幹線700系の写真が掲げられ、へえ東海道新幹線時代の700かあ、とよく見てみるとN700と。表紙で誤植かい、と思いました。

 こちらの700系はアルナ工機製で1982年より運用が開始され、もう40年以上運用されています。一両編成で巨大に見えるパンタグラフは最近シングルアームパンタに切替えられましたが箱型車体と方向幕表示、これぞ路面電車、というイメージを実感させてくれる。

 3900系電車、広島駅と宮島口を結ぶ路線に集中投入されているといい、ぐりーんらいなー、という愛称で知られます。ぐりーんらいなー、誤植では無く公式愛称が平仮名だ。二両の車体を連接部で結んだ形状は先進的な、といいたいところですが運用開始は1990年という。

 広島駅前は、広島駅ビル建て替え、これももともとは国鉄時代に山陽新幹線広島延伸を記念して建設された素晴らしいビルだったのだが、そうした雑然とした工事中の気配がする中ではありますが、広島駅前を広島電鉄通称広電の車両が次々と出入りしていました。

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