北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G3X撮影速報】岐阜基地航空祭2024(1)曇天と青空と天候偵察と荒鷲たちの祭事(2024-11-17)

2025-01-19 20:05:16 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■荒鷲たちの祭事
 F-2戦闘機とT-4練習機と。

 M-5速報を掲載した上でなかなか次の話題を紹介できませんでした昨年の岐阜基地航空祭の話題を今から紹介しましょう。返す返すですが年末年始に色々と重なりましての多忙が有りまして、先方も当方も多忙が重なるとなかなか身動きが取れなくなるのですが。

 T-4練習機が続々と発進準備を行い離陸し、天候偵察を行いました後に今度はどんどんと着陸して参りますのは天候偵察を行いました後というものでして、実はこの日天候はそれ程よくはなく少々危惧していたところの仲の天候偵察の実施でした。

 天候偵察、要するに航空祭が出来るのかを確認するのが任務となっています、特に岐阜基地航空祭は戦闘機と輸送機と練習機が編隊飛行を行いますので、どの程度、距離や雲量で視界を確保出来るのかという事を実際に練習機を飛行させて確認するという事で。

 各務原市のマンションとT-4練習機、岐阜基地航空祭裸子風景という事でわたしは好きです。この風景に見慣れていたので、昔から沖縄の基地問題を聞きました際に、住宅街と基地が近いと聞きましても、ピンとこないのですよね、内地の基地はこんな感じ。

 岐阜基地を観ました上で普天間基地も嘉手納基地も那覇基地も巡りました、遠く感じるのですよね岐阜と比べると。飛行場以外のキャンプハンセンとかキャンプシュワブは住宅地に近いと言われると、千僧駐屯地や伊丹駐屯地を思い浮かべるのですし。

 F-15戦闘機とF-2戦闘機が天候偵察完了を受けて飛行展示や編隊飛行が可能という判断から、いよいよ飛行展示準備に滑走路エンド付近へ集結して参りました、この奥にフェンスが在って、そのフェンス付近も撮影名所となっているので私も何度も行きました。

 T-4練習機が離陸します、この撮影位置、滑走路南側会場というのは滑走路を間近に見れる割にはそれ程混雑していませんので、実は基地に入りましたというか、基地正門に並んだのは開門から相当後なのだけれども、普通に最前列を確保出来てしまうという。

 F-2戦闘機が離陸を開始します、この滑走路南側会場は例年解放されるのだけれども、何処まで奥の方へ開放されるのかは年度ことに違うので、離陸を真横から見れるまでちか寄れるのか、遠くの方から見るだけなのか、こういうのは行った時のお楽しみ。

 F-15戦闘機のハイレートクライム、つまり急角度で一気に上昇してゆきます。これ、航空祭とその予行以外では物凄い轟音が響くので苦情が来るとかで日常的には見る事が出来ないというものなのだけれども、これが航空祭この轟音こそが荒鷲たちの空の祭り。

 戦闘機の離陸はまたF-15戦闘機が離陸します。G3Xというコンパクトデジタルカメラは望遠が凄いのですが、センサーは1型でしかありませんのでAPS-Cセンサーを備えたEOS-7DmarkⅡを使って撮影しているのです、二つのカメラを連結して、ね。

 航空祭の編隊飛行、G3Xの操作はレリーズを併用しているのだけれども、シャッターは捜査できてもズームの操作はできませんので、そのあたりはちょっと一眼レフ程直感で撮影出来ないというものがあるのですよね、仕上がった写真は隔靴掻痒がかなりある。

 航空祭、二日前の予行までは見事な青空だったのだけれども、さて航空祭そのほんばんと云いますと、まあこんな感じでして、著と残念だなあ、と思いつつ、しかし航空祭は飛行展示が可能という天候である事は確認された、さあ航空祭の始まりです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-先斗町,青春ブタ野郎はスクールメモリーの夢を見ない展余韻のおでんとおばんざい

2025-01-19 18:15:55 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 京都大丸で青ブタ展をみてきまして。

 その余韻というものを感じられる場所を探そうということにしました。2024年末と2025年始は忙しすぎまして、北大路機関は2015年以降初めてお正月写真を制作できていません。ですからこれが久しぶりに時間が合った一日、ということなのですけれども。

 青春ブタ野郎はスクールメモリーの夢を見ない、アンドロイドは電気羊の夢を見るか?的なタイトルの作品で、後者に関してはブレードランナーというSF映画として仕上がっているのですけれども、青春ブタ野郎についても世界観は広がっていまして。

 テレビアニメーション化と複数の映画化でSFの世界観を広げてくれていて。SFといってもサイエンスフィクションというよりはスコシフシギを意味した、不思議な出来事"思春期症候群"という、不思議な出来事が主人公とまわりの人を巻き込むという。

 大丸、四条通にて、まあ、BDさえ幾つか買っているような作品の世界にどぷり漬かったのですから、なにかこうその余韻を愉しもうと何処かで一杯やろうと思っていましたが、まあ、藤沢鎌倉が舞台の作品故、こちらも歴史ある先斗町へ行くことにしまして。

 先斗町でどこに一献嗜む場所を選ぶか考えて歩いていますと、ちょうど目の前を黒猫が通り過ぎまして、あれよあれよと二回にあるお店の方に向かって言いました故、ついていゆくように辿りましたところ、小さいですが家庭的な煮込み料理のお店へ。

 角ハイボールとともに先ず最初の一献を愉しもうということとしまして。しかし、お店での話題は丁度この日が金曜日、阪神大震災発災30年ということでしたので地震の話題を。わたしも南海レスキュー2024の話題と写真で応じてみるのですけれど。

 おばんざい盛り合わせとともに、先ずは何を呑もうか。思春期症候群は他者から視覚や認識されなくなったり、二人に分裂したり、入れ替わったり、時間を繰り返したりするという、まあ、ライトノベルにありがちな王道を面白く描いているのだが。

 ウーロンハイを続いて。しかし隣に角瓶を置きますと、なにか物凄いストレートをコップ酒でやっているような印象を与えてしまうのですけれども、ちょっと呑みたい気分でしたので、それもありなのかなあ、とおもってしまったりした。いやいやさすがに。

 おでん盛り合わせを続いて注文します。ここは先斗町歌舞会館の直ぐとなりにありまして、いわば先斗町の一等地なのですが、それにふさわしい味の沁み具合とともに食感と具材が生きている。丁寧なおでんというのは寒空の下では美味しい、今夜は雪かなあ。

 京都大丸の大丸ミュージアム、字面では大和ミュージアムににた印象の四条通沿い大丸六階のミュージアムで物販とともに開かれているのは本日1月19日、たしか終了時刻は1800時までですのでちょうど先ほど終幕となったところなのですが。

 行ってみて良かった、という余韻を酒場で感じよう、と。先斗町のお店はどこも広々とする店内よりは、狭いけれども個性、というお店が多い。故に一歩で遅れると満員御礼となるのですが、今日は此処、混雑していないので良かったとおもう。

 個性を愉しむのですけれどものですが私の場合は、先ほど、青ブタ展の物販で買った様々なものを無事持って帰りたいものですから、混雑すると大丸の紙袋を踏まれないかと言うことを冷や冷やしながら、ロックの冷えた酒を頂く。

 たらちゃん。ここは先斗町の北側にありまして先斗町歌舞練場のほぼ向かい側、こんなお店があるのかと気付いたのはこの最近のところです。こう、考えると先斗町は変化のある街と云えるのかもしれない、すると散策は愉しい所となるのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】嵐電モボ611形,江ノ電コラボカラー電車と青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない京都大丸展

2025-01-19 07:00:59 | コラム
■江ノ電塗装嵐電
 いよいよ本日までですよ京都大丸ミュージアムの展示は。

 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、京都大丸の大丸ミュージアムにて開催中の青ブタ展はいよいよ本日が最終日となりました。入口が先ず江ノ電改札を模した展示で、久々に江ノ電行きたいなあと思っていましたが、江ノ電は遠いので嵐電を見に行った。

 嵐電のモボ611形電車には江ノ電コラボカラー電車がありまして、嵐電本線で江ノ電気分が味わえます。といいますか、江ノ電って地味に最寄新幹線駅から藤沢も鎌倉も距離がありますので、横須賀に行くというような所用でもなければ、中々行く機会が難しい。

 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、京都大丸の大丸ミュージアム、これ、館内は写真撮影自由でして、パネルとともに作品世界の重要な描写を再現している展示もあり、入場料は当日券で1400円なのですが、青ブタファンにはなかなかおすすめできて。

 SF,藤子F不二雄でいうスコシフシギ世界を現代ライトノベルに反映させたような内容の青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、タイトルが強烈ですので観ずに判断している人が多いようでして、しかし内容としては単なるラブコメ的なものではないのです。

 京都大丸の大丸ミュージアムにて開催中の青ブタ展は本日最終日、最終日ですので終了時刻がこれまでの時刻よりも前倒しで少し早くなっているのですが、併せて大丸では冬物の値引きも始まっていますから、これと併せてみてみるのもいいのかなあ、と思うのだ。

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【G3X撮影速報】今津駐屯地創設72周年記念行事(4)第3偵察戦闘大隊戦闘中隊観閲行進(2024-09-21)

2025-01-18 20:21:15 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■16MCV
 16MCVこと16式機動戦闘車が遂に登場しました。

 16式機動戦闘車の観閲行進、第3偵察戦闘大隊の戦闘中隊が登場です。105mm砲を備えて、ただ、一部には懐かしい粘着榴弾も採用していると聞くのですが、こうやって威風堂々と観閲行進に参加する様子は力強い。

 戦闘車両としての風格というものを感じさせるものですね。G3XとともにEOS7Dを二台構えつつ。機動戦闘車は元々、戦車定数600両時代に戦車の代替装備では無く偵察装備として開発されたといいますから。

 偵察戦闘大隊へ配備するというのはもともとの運用なのかもしれませんが、見た目は主砲を突き出していて迫力あるものの、車体は74式戦車よりも大柄である割には重量は74式戦車よりもかなり軽い。

 74式戦車の方が良かったのかと問われれば、主たる改造、夜間戦闘能力の強化などを行わないまま、しかも車体の機関部も老朽化を任せるままとなっていたものですから、厳しいことは否めないのですけれど。

 レオパルト1戦車の近代化に提案されているコッカリル105SP砲塔などへの換装というような改修策は必要となるが。もしくは装甲戦闘車の車体に105mm砲を載せたような軽戦車で代替しても良かったのかも。

 偵察戦闘大隊の観閲行進で、寂しいのは大隊隷下に戦闘中隊は1個中隊のみという。大隊隷下の中隊数に制限は無いのだから、昔の戦車大隊のように3個戦闘中隊を置いて大型編成という選択肢もあった。

 普通科連隊へ戦闘団編成時、連隊本部管理中隊情報小隊と偵察任務で連携するなどの拡大改編はあって好いと思う。戦車連隊の情報小隊は87式偵察警戒車を装備しているほど、装備面での自由度はたかい。

 偵察戦闘大隊は騎兵部隊の延長戸考えるならば、重要なのは戦闘における機動力というものの存在です。防衛線を構築して、そこで長々と戦闘を繰り広げれば、結果論として民生被害が凄いことになります。

 ロシアウクライナ戦争を見れば分かるとおり、一カ所の防衛線を固守することは、継続的な地域への砲迫攻撃を受けることとなりますので、人家も工場も文化財もインフラも道路もほぼ更地になってしまう。

 機甲部隊を筆頭とした機械化部隊は、動くことにより敵の攻撃を回避しつつ戦闘に置いて主導権を勝ち取る、近年は無人機の発達により改修などを行わねばその生存性は低くなっている現実はあるけれども。

 普通科部隊軽視というわけではないのですが、日本の場合は機甲部隊すなわち戦車という認識が増えすぎてしまったように思う、ドイツなどでは機甲部隊は装甲部隊と装甲擲弾兵部隊の総称となっているのだ。

 偵察戦闘大隊の16式機動戦闘車を見ていますと、もう少し、こうした装備を最大限機動力を発揮させ、言い換えれば日本有事の際には短期で終わらせる、もしくは抑止力で戦争を防ぐ基盤が欲しいと思う。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-大阪,梅田-中部方面総監部阪急伊丹駅から先の駅ナカ鮨屋

2025-01-18 14:41:54 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 榛名さんの総監部グルメ日誌という割には総監部出てこないという声が有りますが今回は正真正銘の中部方面総監部から帰路に頂いたグルメだ。

 大阪梅田、阪急梅田駅から京都本線最初の一駅が十三駅で、北大路機関がWeblog北大路機関へと拡大改編した始まりの場所であるのですが、終点梅田に参りますと色々なグルメが有ります。そんななかで阪急梅田駅構内にありますグルメを。

 清酒が注がれる様子、やはりグルメと云いましても、先ずは一献、というところからはじめたいものです。この注がれる様子というのは、お酒を呑める時間帯という事ですし、この日のお仕事はもうおしまい、ということをなにより示す描写なのですから。

 浦霞、阪急梅田駅内にあります高木鮮魚店さんのお寿司屋さんにはいろいろなお酒があるのですけれども、先ずはこの浦霞さんを一献頂くのが毎回の日常のような感じになっています。駆逐艦霞と関係あるのかと云いますと、その前にまず旨いお酒ですし。

 鮨五貫、そしてここでの私の定番は多過ぎず少なすぎない、間食といいますか、ちょいと一杯やる際に丁度いい肴という規模のお寿司で、鮮魚店というだけあってここでは新鮮さが歯ごたえと、そして肴のどくとくの香りとともに吹き上げてくるところに、酒だ。

 五貫のないようは、何度も頂いていますが、ほぼほぼ固定というところでしょうか、ひとつ摘まんでは口に含むと共にお酒を一口、これをコップ酒とともに水廻しのように愉しんでゆく、次にどこへ立ち寄るのかを考えながら、ね。

 味噌汁は赤だしのようで、香りの中に強いこくのようなものを感じさせる力強さが、これ、強いお酒に塩や味噌を肴に嗜んだという昔の時代の延長線のようで、まあ併せて頂けば、ほぼほぼ電車が茨木市をこえる事にはもう酔いが醒めているほどの。

 高木鮮魚店さんは、京都本線ホーム真下にあります日常風景、電車が京都と大阪を結ぶ駅には、喫茶店や駅そばの店が目立つのですけれども、そのホームの真下には、こんな感じでお寿司と一杯やれるお店が、みなさんをまっているのですね。

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【京都幕間旅情】京阪8000系,大学入試共通テストはじまりの日に伏見稲荷大社近くを往く京阪特急の写真

2025-01-18 07:00:27 | コラム
■がんばれ!受験生
 受験これいよいよ本番だ。

 大学入試共通テストがいよいよ本日からとなりました。昨日は北日本中心に大荒れの天候であったようですけれども、本日は比較的安定した空模様となっているようでして、さあいよいよ大学入試が本番だ、という第一日をお天道様も祝福しているもようです。

 今朝の特集は京阪電車、伏見稲荷大社の近くの8000系電車を筆頭に車両の様子を紹介します。伏見稲荷大社と云えば商売繁盛に五穀豊穣の御利益と共に学業成就の御利益もありますので、受験生皆々様とその関係者様はふと画面越しに祈っていただければ、と思う。

 テストはそれまでの蓄積が試される場ですので、ゆったりと備忘録のようにノートを確認するのも、しっかりと今まで愛用した教科書や参考書を見直すのもいいことですが、先ずは落ち着いて、変に緊張しすぎないようにこの一日目をのぞむのがいいでしょう。

 共通テスト会場は全国651か所、今年から“情報”という教科が加わりまして、先日お世話になりました自衛官さんも“情報”だったなあ、とふと思い出すとともにわたしの時代はセンター試験という名前でしたので、物事は変っているなあと実感するのですが。

 インフルエンザの流行期と重なっています、もちろん受験は大切ですがかいじょうでの感染対策もお忘れなく、せきやくしゃみの音はこういうときこそ集中力を削いでしまうものですが、先ずは一日目、初心という気持ちとともにはじまりの日をがんばりましょう。

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令和六年度一月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2025.01.18-2025.01.19)

2025-01-17 20:19:52 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 寒い中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今週末は自衛隊関連行事は執り行われません。こういうときは部屋の掃除とか新しい資料の整理とか庭木の手入れとかを行って過ごしたいものですが、艦艇基地を眺めに行くとかいろいろな行事のない日々の過ごし方を提案しているいっぽう、本日は1月17日ですので、防災用品を確認しては、と思うのですね。

 防災用品、こう書きますとなかなか気が滅入るかもしれませんが、例えば登山食などを買い求めて、レーションのようにパッキングしていく、というのも良いかもしれません。登山食には熱湯が推奨されるものの冷水でも調理できるパスタやアルファ化米などがありまして、まず何が合うのか試してみるべきやも。

 戦闘糧食は先日、実物の展示を見る機会があり、特に羨ましいとおもったのは加熱パックにより温かい食事が可能となるということでした。もちろん簡易コンロとコッヘルや飯盒で加熱調理出来る体制を防災の備えとして準備しておくのも好いのかもしれませんが、最悪の場合を想定しておく必要もあるのです。

 レーションを手製で、と考えますと、例えば一番簡単なものは輸入品の600gほどのコンビーフ缶詰と国産の小さなフルーツ缶詰にクラッカーを用意しておきますと、熱量的に一食分となります。缶詰というのは案外保存期間が長いものですので、時折日常食として食べて置き換える、という選択肢も好いでしょう。

 登山食は、なかなか興味深い。例えばアルファ化米などは登山食ですと冷水でも五分ほどで喫食可能となる、が、パスタのほうは冷水だと20分ほど喫食可能な柔らかさになるまで時間が必要で、アルファ化米とパスタのどちらが非常食として向いているか、こういうものを個々人で食べて比べてみるのも愉しい。

 非常食とはいえ、ビタミンなどは欠乏しますと健康上の問題に直結しますので、例えば常温保存可能なジャムとピクルスの瓶詰めなどを多めに備蓄しておくというのも選択肢です。これなどは日常食として応用できますし、もともと保存食は越冬の非常食であった、と考えるとなにか納得できるのではないか。

 避難所への道筋というものの確認も防災では重要ですが、避難所は公共の場ですので非常食を持ち込んだ場合は公共財として融通するということが過去の地震災害ではありました。すると避難所避難も重要ですが、火災リスクと津波浸水リスクが無ければ在宅避難という基盤を構築するのも選択肢でしょう。

 この場合、例えばクリップボード大の太陽光発電装置を一つ持っておくと、携帯電話の充電を筆頭に様々な用途に使えますし、またブルーシートなどを多めに備蓄し、場合によっては簡易シェルターを構築する練習など、テントで無くとも様々な構造物を利用すると案外簡単にシェルターを構築できたりします。

 1月17日、阪神大震災発災30年、こういう時節には自衛隊行事は行われないのですけれども、防災への備えを新たにする、そうした週末としてみるのも良いかもしれません。あと登山食の非常食ですが、航空祭駐屯地祭などでの食事が出来なかった場合の緊急時にも使えますので、是非おためしください。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・行事予定:特になし

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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南海レスキュー2024,大阪沿岸部孤立者空輸訓練とイオンモールなどでの一般公開

2025-01-17 07:00:11 | 防災・災害派遣
■南海レスキュー
 開始前に日向灘沖地震がひやりと冷たい現実を突きつけた印象ではあるのですけれども。

 南海レスキューも本日が最終日となりました。AAV-7やLCACの上陸などはかなり多くの見物人がいまして、琵琶湖でのUS2発着についても地本の見学ツアーなどは好評だったようで、大和川の渡河訓練なども同様という。本日は大阪の沿岸部において孤立地域からのへリボーンによる輸送訓練が行われるという。

 イオンモール守山や大阪城公園とパナソニックスタジアムでは一般見学可能という南海レスキューの展示が行われています。昨日行われたイオンモール堺鉄砲町の展示では、自衛隊車両の展示が行われ即応予備自衛官部隊まで参加するとともに様々な民間団体が災害時に用いる装備などを多数展示していました。

 民間防衛、個々の企業の努力は重要なのですが、個人的に思うのは給水と給食と入浴や設営などを中央である程度規格化して、全国的な民間防衛組織を立ち上げられれば有効に作用するのではないか。自家用車などを購入する際に政府が希望者へ一定程度補助金を出し、有事の際に徴用する仕組みも必要かな、と。

 民間防衛として、ワンボックスカーなどを希望者には購入時の補助や平時に税制優遇させるとともに、有事の際には民間防衛組織や指定協力団体などへ輸送車両として徴用する、こうした枠組みは平時の維持管理が難しい建機やその輸送車両に対しても有効かもしれない、ふとそんなことを感じたわけですが。

 南海レスキューでは、上記展示として実際に見たり触ったりすることも出来ますし、イオンモールで行われるものについては買い物ついでに見学することも可能です。なお、イオンモール守山での展示は南海レスキュー2024終了後の19日日曜日に行われると言うことですので、お出かけの方はご留意ください。

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阪神大震災発災三〇年,兵庫県南部地震から明日で30年-必ず再来する次の災厄への備え

2025-01-16 20:05:32 | 防災・災害派遣
■兵庫県南部地震
 明日で阪神大震災から30年を迎える事となります。

 阪神大震災は我が国都市部において発生した直下型地震としては空前の規模の被害を及ぼし、それは危機管理という概念の再構築を迫るものとなりました。同時にこれは、関西においては大きな地震は発生しないという安全神話の崩壊にもつながりました。

 危機管理、当時は社会党連立政権であり、危機管理の中枢である内閣総理大臣がNHKテレビを官邸で見ているのみ、自らが自衛隊の最高指揮官である自覚を欠いていたため報道を見守るのみと言う状況でしたし、自衛隊へ災害派遣を要請できる兵庫県知事も県庁の送迎を待っていたという状況であったのです。

 県庁がもう少し大規模災害に対する動員体制、例えば地域消防能力の組織化や、高度救助部隊に建機などを保有する十分な、倒壊したビルが道路を塞ぐ状況でも踏破できる程度の準備があったならば、独力で対応できたのかもしれませんが、兵庫県は震災前、防災訓練に自衛隊を参加させていません。

 準備が出来ていれば、あの巨大地震はどのようになっていたのだろうか。そして巨大地震というものをある程度盛り込んだ復興計画の展望をある程度災害リスクを見込んだ事前計画として考えていたならば、神戸の経済的な地盤沈下という状況、神戸港などがもう少し変わったのか、と考えてしまうのだ。

 安全神話については、しかし不思議に思いました、歴史地震として福原地震など神戸という地名以前の福原京の時代から記録はされているのですし、この地域で地震が起きないという根拠が、安全神話は勝手に湧き上がり信仰されていただけで、調べてみると神話の根拠がなかなかでてこないのですね。

 南海地震、ちょうど現在自衛隊は中部方面隊を中心とした大規模演習"南海レスキュー2024"を展開中です。そして過去の南海地震は1946年に昭和南海地震が発生しており、紀伊半島南方を震源とした巨大地震はマグニチュード8.0、死者行方不明者1443名、津波は遠く房総半島から九州まで1m以上となった。

 津波は震源から最も近い串本町で6.6mに達し、土佐湾沿岸で5.2m、徳島県沿岸部で3.4m、いや津波は遠く大阪湾や瀬戸内海まで侵入しており堺市で1.5m、呉市で1mなど震源から遠く離れた地域にも及んでいます。こうした1946年の南海地震から、阪神大震災は49年目の発災となっています。

 阪神大震災、被害を大きくした背景には過去の摩耶豪雨などの被害から建物の重点が豪雨を想定したために重心が高い建物が直下型地震により大きな被害を受けた、という実情もあるようですが、震災対策、という過去に幾度も日本を繰り返し襲う災害に対して、兵庫県の準備不足が大きく響いている。

 建物の耐震補強などはあの巨大地震からまもなく迎える30年までに、大きく補助などが行われていますが、見方を変えるならば一部には厳しい耐震基準が住宅価格を高騰させ、手頃な住宅建設を地方の比較的地価の安い地域においても阻んでいる、という指摘もありますが、少なくとも前進はしました。

 震災追悼の日、そして忘れては鳴らないのは次の地震は必ず来る、ということでしょうか。いや、このところの地震は意思があるのではないかと言いたいほどに時機が悪い、具体的には、元旦に発生した能登半島地震、まさか元旦の夕方に発災するのか、というなかなか想定できないことがあった。

 自衛隊では災害派遣命令が出る前、ちょうど目の前のしゃぶしゃぶに箸をつけようとした瞬間に地震が発生し、必ず出るであろう災害派遣命令を想定して、正月しゃぶしゃぶは来年として、即座に駐屯地へ駆けつけた隊員がいたほどと言いますが、南海レスキューについても、その直前に地震が。

 日向灘沖地震が南海レスキュー2024の地震発生想定時刻11時間前に発生し、気象庁は臨時情報を発令するかの会議を招集しています。次の地震は今日この瞬間にも発生するのかもしれない、1.17は鎮魂とともに、次に来るであろう地震への対策の覚悟を更新する一日とも、したいものですよね。

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南海レスキュー2024,V-22オスプレイ参加と92式浮橋の大阪府柏原市大和川架橋

2025-01-16 07:00:37 | 防災・災害派遣
■南海レスキュー2024
 南海レスキュー2024訓練もいよいよ後半となってまいりました。

 南海レスキュー、調べてみますと本当に中部方面隊管内各地で行われている訓練でして、発着事故の関係で参加が危ぶまれたV-22オスプレイも参加しているようです。想定では、西日本地域の空港は大半が使用不能、小牧も滑走路点検が発災9時間では完了しないという厳しい状況となっていた。

 V-22は、導入当時こそ、取得費用が大きい過ぎたために、これならばCH-47輸送ヘリコプターを川崎重工へもっと発注したほうがよかったのではないかと考えたものですが、飛行場の大半が使えない状況で初動、となりますとV-22の巡航速度の高さは救いと言うべき存在となるのですね。

 柏原市、本日は大和川、ここに渡河用の架橋を行う訓練が実施されます。丁度今頃から既に作業が開始されていまして、92式浮橋により架橋を行うという。東京で行われるビックレスキューでは多摩川へ架橋を行う様子などが公開されていますが、基本的に今回行われるのはこれとおなじもの。

 92式浮橋は90式戦車を始め重装備を渡河させるための装備で、ボートのような橋桁を繋いで、そのままだと流されるので動力ボートにより上流に向けて押し続けて安定させる手法が用いられています。自衛隊はこのほか、重パネル橋や07式機動支援橋など複数の任務に応じた様々な架橋装置を保有している。

 二時間程度で架橋を完了でき、また時間はかかりますが重パネル橋は東日本大震災で実際に架橋され、復旧車両など重い土木建機の通行も十分可能でした。橋梁は地震に対してある程度有効ですが、東日本大震災では津波により沿岸部の橋梁が流失する事例が複数発生しています。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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