小学校の時、天体観測に興味を持ち、クラブ活動として地学部に入った。そして中学卒業まで地学部を選んだ。地学部では、天体観測より気象観測に力をいれており、校庭の脇の百葉箱(ヒャクヨウソウ)を毎日覗いたものだ。
百葉箱を覗くほかにも、空の雲の形態や雲量を見たり、水銀の気圧計を覗いたりした。台風のときに気圧が下がる様、風速計が威勢よく回る様を見て、にっこりした。
観測・観察というと、何が面白いのという人もいるが、気象観測に限らず、観察・観測は地味ではあるが不思議な魅力がある。
注意をして、五感を研ぎ澄ませて対象を調べたりすること。そこには、対象に対する注意がある。無関心では観測や観察はできない。さらに注意をし続けると、そこになにか愛着がわく。
注意の純粋なものが祈りだという哲学者もおり、観測・観察は愛とどこかで繋がっているように思う。
最近は、ブログの写真を撮るために、カメラ付きの携帯を常時持ち歩いている。そして、昔と同じように空を時々見上げては写真を撮る。
人気blogランキングへ <- 1クリック是非とも応援お願いします!