先日関西に行ったときに、深夜バスを利用した。最近友人から教えてもらった深夜バスは、若者や女性の乗車が多く活気に溢れていた。新幹線や飛行機でお馴染みの、ビジネスマンや家族連れの姿は殆ど見かけない。
7時間かけて大阪に着いたが、早朝の大阪も新鮮であった。目的地に行く前に、ゆったりと時間を楽しむことができた。
移動すること。サラリーマン時代は、限られた公共交通機関を利用し、多様な人々がどのように交通機関を利用しているのか考えもしなかった。
そして、この数年福祉関係の仕事を経験し、その中で移送サービスも経験した。福祉車両の運転や運行に携わったりした。ガイドヘルパーの仕事も少しした。
多くの人々にとって必要な交通手段。私の経験など、ほんの一部だと思うが、知らなかった世界を垣間見た想いである。
多様な人々で構成されている世界に生きているにも拘らず、単一的な社会に生きているとどこか錯覚する自分。自分は本当に狭い成育史や環境に、縛られているとつくづく思う。
自分や多様な他人をより理解すること。これは私の一生の課題だと思う。そして、小さいことかもしれないが、何かを変えてみて新しい経験をつむことは貴重だと思う。
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