日本人はお天気の話が好きだという。世界的にはイギリス人もお天気の話が好きだそうである。
当たり障りの無いつまらない話と若い頃は考えていたが、最近は人間の感受性との関係を考えると、重要な会話ではないかと思い始めている。
サラリーマンを辞めてから、高齢者施設に行ったりする機会が増えたが、何気ない会話の中で、天気の話は、いろいろな感情の動きがあるように思える。
曇ったり、雨が降ったりすると不安感が一般的に増し、認知症の方などは落ち着き無くなる。一方人によって、自然への雨の恵みの大切さを語られたりする。体験の解釈次第で、人はしたたかに生きていかれるようだ。
秋晴れの素晴らしいときは、皆うきうきする。平安感というのは、意外と得がたい感情であるので、天気が良いというのはやはり恵みなのかもしれない。
妻はテレビで天気予報を必ず見ている。優先順位は高く、下駄をほおって天気を予想する程度の神経でしかない私と違う。洗濯など、女性は男性以上に天気が生活に関係しているようだ。
これから日曜日まで外出するが、傘をもって行ったほうがよいか、そんなことを思い、今日は久しぶりに天気予報を見ている。
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