風が強いが、久しぶりの晴天で、多摩川沿いの府中の郷土の森に、梅を見に行った。黄色のロウバイが特に綺麗で、芳しい匂いでうっとりとした。
まだ満開というには程遠いが白梅、紅梅も咲いており、青空に映えていた。
強風に乗って、杉の花粉も飛んできたのだろうか、眼がかゆくなり、くしゃみもでた。花粉症の季節も同時に到来したようである。
昨日から、ユング風に、アニムスやアニマなどの元型のことを考えつつ、アンデルセン童話のことを考えていた。
自分の人生も大所高所から見れば、孫悟空がお釈迦様の手のひらの中を右往左往するのと似て、幼い頃に築いた、何か人生シナリオのようなものに縛られているのかなあと思ったりした。
確かに、そんなところもあるかもしれない。
5年前に、長年勤めた会社を辞めてから、いろいろ活動しても、本当に何か自分の壁を突破したのだろうか?そんなことも考えてしまった。
そんな中での梅の鑑賞。紅梅は紅梅。白梅は白梅。黄色のロウバイはロウバイとして芳しく咲いている。
生育史に支配されたり、いろいろあるかもしれないが、自分の人生を誠実にいきることが重要なようだ。青空を背景に、潔く咲いている梅は勇気を与えてくれる。
<意識と無意識 4/4>
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