イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

息子の死を乗り越え、母は元気!(コミュニケーション 7/10)

2011-05-08 | 第九章「愛」

 昨年の8月28日に孫娘とアムールトラの親子を見た。父親は既に北海道の動物園に帰ったが、母親のシズカ、三匹の子供(マオ、ケイスケ、アイ)がいた。それから、秋、そして冬。年末にケイスケが病気で亡くなる。そして春・・・

 いつの間にか、大きく成長した娘たちであったが、母シズカも元気そうである。

 約8カ月の親子の姿を次の画像をクリックしていただき、ご覧ください。スライドショウでご覧下さいね。

2011-05-04~2010-09-01 トラ

  どのように感じられましたか?トラの気持ちはこれだけでは良く判りませんが、私は何か元気をもらいます。

 さて、ロジャースのパースナリティ理論の4日目として、心理的適応に関係する2つの命題を考えてみましょう。ショックを乗り越え、人はどのように元気になるかを表しています。

15:心理的適応は、自己概念が、象徴のレベルにおいて、有機体の感官的・内臓的経験をことごとく自己概念と首尾一貫した関係に同化していくか、もしくは同化するであろうときに存在するのである。

>トラはどのような自己概念を持つか判らないが、人間は頭で考えること・意識と、身体的な感情とか体感が一致してくる。つまり、実感が伴ってくると回復へ向かうようだ。私も、皆さまと同じように、人の死を経験したり、病気になったり、失敗したりいろいろであるが、受容ということは、きっと難しくいうとこのような書き方になるのだろう。決して、理屈だけの話(人から教えられるもの)ではなく、個人的(身体、成育史、魂をもつ)なものである。

17:自己構造に対して基本的になんらかの脅威も包含していない条件下においては、自己構造と矛盾対立する経験は、知覚され検討されるように修正されてくるのである。

>リラックスしているとき(お風呂に入ったり、好きな音楽を聴いたり・・)、あるいはカウンセリングや心理療法で名高い、ロジャースの6条件で傾聴されているときなどに、癒されていくのだろう。今日は、積極的傾聴法(生き甲斐の心理学 32ページ)を参考までに。

①うん、なるほどと本気で傾聴し単純な受容を表明すること

②相手の言葉の受容な短い最後の言葉を反復すること

③感情の反射、つまり相手の気分・感情と同じレベルで付き合い、共感していくこと

④感情の明確化、つまり言葉に表現できるよう整理整頓してあげること

コミュニケーション 7/10

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