イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

動物のように一致して生きる!(愛の舞台 6/10)

2011-05-27 | 第十章「今ここでの恩寵」

 先日、雨の中であったが、時間があり多摩動物公園に寄り道をした。雨の日なので昆虫館でもと思ったが、その日はアフリカ園に行った。時間帯もあったのだろうか、あるいは雨のせいだったのか、いつもと違い動物たちが寄り添うように集まっていた(いつもは、思い思いの場所で勝手に行動しているようだったが)。何かを感じて、統一的な行動をとっているようだった。

 さて、今回の大震災で感じたことは、特に震災後一ヶ月くらいの間に経験したことは、自分の人生に大きな影響を与えたようだ。八王子に住んでいる私にとって、地震や津波の影響を直接受けたわけでもなく、また、放射能の影響も心配ではあるが、決して致命的ではない。

 それにもかかわらず、普段使っていた交通や電気等のインフラ関係の影響で、現代的なものの儚さを、五感体感で少しは経験したためなのだろう。

 自分のこころの奥に隠れている、魂と言ったらよいか。その魂が実感できるような経験であった。

 生き甲斐の心理学では、よく深層での想いと日常の言動の一致を大切にする。世の中の倫理道徳や、ちょっとした自分への思い込みで、それが乖離することがある。思えば、私の20才台のころは、そういう時期だった。当時は病院に行ったりしなかったが、不安神経症的な病的な経験もした。

 一言で言えば、青春時代から引きずった、屈折した解釈(自虐的な)がどこかにあった。それが、身体では拒否しているのに、無理をすることで病的になった。若いとは言え、人のこころは意外にもろい。

 今回の震災で何かを垣間見た。それは何だろう。自分の日常の言動。それを、どのように自分の内部と一致させるか、のんびり考えていきたい(こころの世界は無理をしては良くないので)。

 愛の舞台 6/10

 

 

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