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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大震災の悪夢を食べるバク!(愛の領域 7/10)

2011-05-18 | 第九章「愛」

 多摩動物園で楽しむコツは、季節を変え、時間を変えるなどして訪れることのようだ。その中で、いろいろな動物を多角的に見られる。幕の内弁当のように、美味しいところのつまみ食い的な鑑賞方法もあるが、季節を変え、時間を変えてみるとより深く動物を識ることができるのだろう。

 マレーバクもそうである。先日行ったときは、池を渡るところが見られた。水の中でフンを排泄するなど、水と縁の深い動物であり、ゆったりと草を食んでいる姿は、中国で生まれた架空の動物漠の起源を感じてしまう。

 漠は、悪夢を食べるという。昔は良い夢を観るために枕元に漠の絵を飾ったりしたそうだ。

 東日本大震災は、実に悪夢であった。情報開示をめぐり、今でも不安感を高めたり、不安から怒り、怒りから身体症状、そしてウツ、錯乱とストレス曲線を登る人も出てきているようである。病的なストレスをどこで立ちきるか。

 マレーバクは、のんびりと草を食む(キリンなどと違い、貪らないため、草も沢山のこっている)。ゴーイングマイウェイ。ごろりと鼻を短くして眠る。

 悪夢解消法をマレーバクは身を持って示しているようでもある。

 是非、次の写真をスライドショウでご覧ください。

2011-05-16マレーバク

愛の領域 7/10

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