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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

相性の良さをストレス曲線から考える!(魂で感じる ③ 4/10)

2014-12-03 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日は、一ヶ月に一回の江の島のそばの腰越での勉強会。久々に海岸に行きましたが、物凄い風が吹きまくっていました。風を楽しむウィンドサーフィンの方など楽しそうでしたが、私は風にあおられたり、そしてブタクサの花粉でしょうか鼻水に悩まされました!

 腰越のU先生の勉強会では、一年の総括を味わいましたが、その中に、「ある理論が役に立つか否かを心理学的に調べる」。そんなお題目で思索したりしたのが印象的でした。来年の1月10日には四ツ谷で「一年の計を生き甲斐の心理学で楽しむ」。そんなことを考えていましたので、刺激的なテーマだした。

 さて、電車の行き帰りなどで、中沢新一さんの「精霊の王」を昨日は読んでいたのですが、ユーラシア大陸の新石器時代(日本の縄文時代)では、地母神信仰が大陸の全土を覆っていたようですが、それが、あたらしい時代では仏教、神道やキリスト教により、受容されていくようなのです。そのあたりの経緯がとても刺激的。

 恐らく、受容するにあたり思想界は様々な理論を使って受容していく(仏教を日本の新石器時代文化にカストマイズする)ようですが、それは今となっては、文献が殆どなかったりで判りにくくなっている。しかし、室町時代などの思想家などに、その痕跡があったりも。仏教という異国のものを、どうやら天台本覚論などをつかいカストマイズして行ったようなのです。

 相性のいい理論を選び、誰にでも無理なく受容できるように。極東では日本仏教が受容していきますが、西ではキリスト教がケルト文化を受容していくようです。それについては「精霊の王」には殆ど触れていないのですが、とても気になるところです。

 ところで、昨日の勉強会の課題の、相性のよさをどう考えるかというところです。これまた、生き甲斐の心理学の系統図を使っていろいろなアプローチがあるのだと思いますが、一つ、ストレス曲線からのアプローチを今思索しています。

 ストレス曲線は理想と現実のギャップから生じる感情ですが、不安感、怒り、身体症状、ウツ、錯乱 とその酷さ?が変わって行きます。そして、健全というのは一般には身体症状以前の不安感、怒りのレベル。ある理論を採用しようとして寝られなくなる、胃がいたくなる・・・こんな風に身体症状がでるような理論(勿論、ウツや錯乱も)は採用しないというアプローチが意外に現実的です(ケースバイケースですが)。

 思想家や宗教家も苦労されているようですが、生き甲斐の心理学の学徒も、状況に応じてどういう理論を使うかが問われることもあります。もちろん、生活の中でも・・・その時、ある理屈を採用することで身体症状が出てしまった。こんな時に、この理屈とは相性が悪いかも・・・そんな風に立ち止まるのは大切。

魂で感じる ③ 3/10

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