イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

時が過ぎ、考え方が変わると世界がバラ色に!(魂で感じる ③ 5/10)

2014-12-04 | 第十章「今ここでの恩寵」

 マッサンが、山崎は嫌だと思っていたが、北海道ではなく山崎に徐々に関心を移していく。エリーさんの想いやマッサンの想い・・・そして今日はマッサンにとって山崎が桃源郷のように変貌していくかのようだ。

 臨床心理学に興味が無かった時代は、明るい感情や暗い感情など不思議な感情の世界があることは判っていても、暗い感情が何故あるのか、明るい感情と暗い感情はどんな関係があるか・・・など考えもしなかった。しかし、10年以上勉強していくと、明るい感情は暗い感情があって初めて輝きが増す。そんな感情の世界の光と影を識るようになる。

 今では、暗い感情は嫌だなとは思うが、それを何か越えたら明るい感情が湧きだすだろうな・・・そんなことを夢想するようになった。こうしたことは、身近なことを考えると繋がって判るようになる。

 身近なところで、中沢新一さんの「精霊の王」という本がある。実は、この本はだいぶ前に知人から勧められて買った本だった。しかし、中沢新一さんの本では珍しく中途で何か嫌になって中断したきりだった。それが、最近、グリム童話や柳田國男に興味を持ったり、諏訪を訪問したり、縄文や古ヨーロッパに興味をもったりするなか再読したら、全く違うように観えるようになった。

 その本のもつ本質が心に響くようになるまで、多分10年とかの時間が流れたのだろう。そして、自分とは関係ないと思っていた本が輝き、当然ながら明るい感情が流れる。

 これは本という例であったが、人との出会いもそうであると思うし、様々な経験もそんな一面があるように思えてならない。

魂で感じる ③ 5/10

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